『河岸の柳が初夏の風情をみせる頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。両替商・今津屋の老分番頭由蔵らと日光社参に随行することになった磐音だが、出立を前に思わぬ事態が出来し…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十四弾。』
『陽光煌めき、江戸が盛夏を迎える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は身過ぎ世過ぎに追われていた。豊後関前藩より助力の礼にと招かれた今津屋吉右衛門らの案内役として下屋敷に向かった磐音は、父正睦より予期せぬ事を明かされ…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十五弾。』
『青梅が初夏の陽光に映える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。佐々木玲圓道場の改築完成を間近に控えたある日、南町奉行所定廻り同心木下一郎太と火事場に遭遇し、思わぬ事件に……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十九弾。』
『蚊帳売りの声が江戸の夏を彩る頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音はある決意を胸に抱いていた。そんな折り、墓参のためおこんを同道して豊後関前への帰国を願う父正睦の書状が届く。一方、磐音を狙う新たな刺客が……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十弾。 』
『海路三十余日、速吸瀬戸を過ぎり、豊後関前を目指す御用船正徳丸。舳先に立った坂崎磐音とおこんは断崖に聳える白鶴城を望んでいた。湊では父正睦、母照埜らが出迎えてくれたが、秋茜飛び交う国許では、よからぬ事が出来し……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十一弾。』
『玄界灘の荒波が初冬の気配を漂わす頃、豊後関前を発った坂崎磐音とおこんは筑前博多に辿り着く。福岡藩の御用達商人箱崎屋次郎平の招きに応えての訪いであった。到着早々、磐音は旅の武芸者に絡まれた若侍と武家娘を助けるのだが……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十二弾。』
シリーズをまたぐとちょっとばかり設定に慣れるのに時間がかかる。
金杉惣三郎から坂崎磐音は年齢差のギャップもあって余計に。
で、一気に磐音シリーズ6冊。さすがに眠い・・・。
どんどん先が気になってどんどん読んでしまうというのはストーリーテリングの巧みさだなぁ。
文庫本をかかえて冬ごもり、というか引きこもり。
そろそろ本気でパッチワークの方お尻に火がついていて、危険ゾーン。
お尻に火がついているからこそこんなにも必死に読むともいえる。
このシリーズも出版に追いつくのがあと2冊。
読んでしまうまでちくちくはやらないんだろうなぁ。
あとで泣かなきゃいけないのはわかりきってるのに・・・。
やな性格.....
(十六)~(十八)は
既読