ミイラにダンスを踊らせて

	ミイラにダンスを踊らせて―メトロポリタン美術館の内幕
	トマス ホーヴィング
	白水社

『1967年、第七代館長に就任するや、「メットの経営もGMの経営も同じだ」と喝破し、寄付寄贈の取り付け、名品の購入、魅力的な展覧会の連発、キュレーターの新人事と過激な改革の道を走り続けた名物館長。派手好きで陽気な彼がいま明かす、楽しくも熾烈な戦いの日々。興味つきない回想録。 』


メトロポリタンミュージアム（Met)といえば（NHK)みんなのうたにもなっているくらいの超有名美術館ではあるのだが、その出自も成立過程も新興アメリカの劣等感が伝わって面白いもの。
そのMetを1967年から館長として経営の観点から建てなおしたと自負するトマス ホーヴィングの回想録と言うか暴露本というか。
日本の多くの美術館でもそのスタイルは真似られているのだなぁ。
ただ、このトマス ホーヴィングと言う人を好きになれなかったので、読むのはつらかった。


・メトロポリタン美術館　公式サイト