空蝉ノ念-居眠り磐音江戸双紙(45) (双葉文庫) | |
佐伯 泰英 | |
双葉社 |
その武芸者はなんと直心影流の同門、“肱砕き新三"の異名持つ古強者だった。
春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、超人気書き下ろし長編時代小説第四十五弾。 』
2ケ月連続刊行、2冊目。第45巻。
金兵衛さん曰く「若い人を巻き込んで田沼父子を退治したって、その先にどんなことが待っているんだ」けだし、名言。
この方向に進むのかもしれない。
それを読者にどう納得させることができるのか、そこが佐伯さんの腕のみせどころかな。
45巻の題名を見ていると壮観で、題名だけでもよく考えたものだと感心する。
50巻という表現はそこまで行けたらいいなぁくらいの願望だったようで、制限をつけずどんどん書きつづってもらいたい。
市井の暮らしのころも好きだったんですよ。