名探偵が多すぎる (講談社文庫 に 1-5) | |
西村 京太郎 | |
講談社 |
「殺人混成曲」を読んで、思い出したので本書。
メグレ、クイーン、ポワロ、明智vsアルセーヌ・ルパン、怪人二十面相です。
ルパンがフランス人ということで、メグレ(元)警部の比重が多くなり、メグレ夫人がいい味出しているので、クイーンファンとしてはちょっと不満(笑)
解説で西村京太郎の初期の諸作が紹介されていて、いい作品を書いていたなぁと思い出した。
ちょっと読み返したくなったりして…。
そういえば内田康夫だって初期はよかったよねぇ。
で、流れで赤川次郎も思い出したのだけれど、今も同じ水準の作品を書いているのだろうか。
まだ三毛猫ホームズの新作も出ているのだなぁ。