読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

花の脇役

2005-01-22 | 歌舞伎
花の脇役

新潮社

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『「立廻りが大好き」と坂東橘太郎、「まだ十一代目の夢を見ます」と市川升之丞、心から敬愛した師匠とのやり取りを懐かしむ六代目最後の弟子尾上菊十郎―歌舞伎の世界に惚れこんだ男たちが、入門のきっかけ、辛かった修業時代、思い出の舞台のことなどをそっと明かします。華やかな桧舞台を脇から支える十人のいい話、ちょっと泣かせる話。』

そう、歌舞伎は主役だけで成り立っているわけではない。
こうやって主役を支えてくれる脇役たちがいてこそ、なのである。
しかし、現代の演劇などの世界とは違う江戸時代さながらの封建的な社会・・・
脇役は表舞台でだけ主役を支えているわけじゃない。
暗くなりそうな話を関容子がさらっと聞かせてくれる

玉三郎さんや勘九郎さんのお弟子さんたちに対する扱いがいい
さすがと言うべきか・・・
歌舞伎の世界とはいえ現代社会ではそうそう封建的ではやっていけないだろうなぁ
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