読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

歌舞伎のいま どの芝居をどの役者で見るか

2013-05-12 | 歌舞伎
歌舞伎のいま どの芝居をどの役者で見るか
大西 匡輔
真珠書院
『歌舞伎は役者で見る芝居である。役者と芝居がマッチしてこそ「歌舞伎の醍醐味」が味わえる。役者と芝居の「美味しい」ところを鷲掴みにした歌舞伎ガイド。あと一歩、歌舞伎の世界にハマりたい人たちへ贈る格好の道案内となる一冊。』


著者の大西匡輔さんは高校の国語の先生だった方で、言ってみれば歌舞伎の世界には素人。
素人=歌舞伎の世界には縁のない人が歌舞伎とは縁のない出版社で出したからこそ、ズバズバ言ってしまえるのだなぁとほほえましく思ってしまう(自費出版なのかと思った)
ん?と思うことも散見するが、個人の意見ですもの、拝聴しよう。
勘三郎丈、団十郎丈亡きあとを論じているのは近松ばりの速攻と言えようか。
特に上方で歌舞伎を見始めた人には面白く読めると思う。
進之介は…ムリだと思うけれどね。
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