広島上本崇司内野手(30)が自身初、チームにとっても今季初となる
サヨナラ打を放ち、男泣きした。
同点に追いつかれた9回、1死一、二塁の好機をつくると、ベンチからの
「思い切って行け」という声に押され、上本が打席に向かった。
「これまでのミスは常に持ちながら。でも冷静に」と阪神岩崎の
低めチェンジアップに食らいついた。中堅方向へ上がった打球は、
前進守備の中堅・近本手の頭上を越えた。ベンチから走ってくる
チームメートの笑顔に、上本は思わず涙を流した。
MIU404第10話が始まる前、これまたすごく良いドラマを観させてもらった
気がしました。
9回表、森下投手の6勝目をかけて、3-2と1点差のマウンドに上がった
フランスア投手。
今夜は調子がよくなかったのか、ノーアウト3塁1塁の大ピンチ。
1アウト後、梅野選手のヒット性のセカンドゴロ。
菊池涼介選手が好捕したものの、2塁ベース・上本選手への
グラブトスがちょっと逸れてしまい、その時点で併殺は無理。
それでも上本選手は1塁へ送球したんですが、大きく逸れてしまった。
結局勝ち越しは許さず同点止まりで、9回裏カープの攻撃。
1アウト2塁1塁のチャンスを作り、迎える打者は上本崇司選手。
申し訳ない・・「え?代打出さないの?」と思ってしまいました。
佐々岡監督、信じて送り出したんですよね。
結果は、前進守備のセンターを越えてサヨナラヒット。
すごい結末でした。
信じて送り出した監督もすごいですが、期待に応えた上本選手もすごい。
そして僕はラジコで中継を聴いてたんですが、解説の安仁屋さんが大激怒。
そう、サヨナラの走者が本塁を踏む前に、カープナインがラインを跨ぎ、
上本選手に駆け寄って行ってたんですよね・・。
安仁屋さんによれば「阪神ベンチからアピールされたらナシになりますよ。」
こういう歓喜の場面でも、冷静に怒ってくれる大先輩、いいですよね。
その後、動画でそのシーンを確認したんですが、確かにその通りでした。
でも上本選手が感極まってて泣いてたんですよね。
思わずもらい泣きしてしまいました。
森下投手の6勝目消える。
カープ今季初サヨナラ。
安仁屋さんは大激怒。
上本選手は号泣。
色んな感情が交錯しました。
カープはまだ5位ですが、野球ってやっぱり面白いです。
今夜は大瀬良-藤浪対決。
どんなドラマが生まれるんだろう。