


来週の14日、母校の高校で、イラストを描く仕事について、
ちょっとお話させていただく事になり、
昔の似顔絵を、整理してたら、懐かしくなってしまい、
いい機会なので、ちょっと記事にしてみようと思います。
描き始めた頃は、モノクロでペン1本で描いていました。
ただ「線」で描いてしまうと、味気ないので
このCCBの絵のように、くるくる曲線で描いておりました(笑)
それからカラーにしようと、ペイントマーカー、ポスターカラーと
迷走していくわけですが、中央の斉藤由貴、右端の緒方拳のように、
「貼り絵」になんかも、手を染めていきました。
ただ貼り絵は、細かい表現が出来ないんですよね。



それからオイルパステル時代に、突入していきます(笑)
誰だかわかります?左が有田芳生さん、中央がねじめ正一さん、
右が稲垣吾郎クン。
週刊朝日「似顔絵塾」の特待生になったのも、この時期です。
このタッチはかなり気に入ってて、期間としても長いんですが、
原画があまり綺麗に思えなかったのと、
デッサン力の無さを、「ヘタウマ」タッチで、誤魔化すのに
疲れて(笑)、やがてパソコンへと移行していきます。
パソコンは誤魔化しききませんからね。

パソコンで描くようになっても、かなりタッチは変わっています。
左は渡辺いっけいさんですが、「線」をできるだけ使わず描いています。
中央は白石美帆さんと伊藤淳史クンですが、まだ現在ほど
リアルなタッチではないですよね。
そしてその現在のタッチが、右の宇梶剛士さんです。
原画が綺麗な絵を目標として、やってきたんですが、
オイルパステルの頃に比べて、今度は逆に、
迫力がないって言われるんですよね(笑)
それをカバーするのは、表情やポーズかもしれません。
これからも迷走は続きます。