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ペルー古代神殿のレリーフを発見・・3000年前の遺跡に人物・猛禽類

2013-12-14 | インカ・ナスカ・古代アンデス


「ペルー古代神殿のレリーフを発見・・3000年前の遺跡に」読売新聞2013年10月25日


ペルー北部のワカ・パルティーダ遺跡で約3000年前の神殿跡から、高さ約3メートル、幅2メートル超えと見られる、巨大な人物とワシのような猛禽類のレリーフの一部が見つかった。

今年8~9月の発掘調査で柴田幸一郎・神戸市外語大准教授が発見した。


この遺跡では2005年、古代アンデス文明で最大のジャガーのレリーフ(高さ約3メートル、幅約4メートル)が発見されており、神殿全体を覆うレリーフが残る極めて貴重な遺跡の可能性が高くなった。


遺跡は、首都リマから北西約400キロの海岸地帯にある。

神殿跡は南北28メートル、東西30メートル以上、高さは10メートル以上。

三段の基壇上に、部屋や回廊などがあり、レリーフは頂部の部屋の東と南の外壁を飾っていた。



人物も猛禽類も、残っているのは下部の約1メートルほどで、全体の3分の1ほどと見られる。

人物は足首から下が怪物の横顔になっており、すねの骨が透けた超人的な存在として表現される。

古代アンデスで神聖視されていた猛禽類は、尾羽や脚が確認できた。

古代アンデスのレリーフは粘土製のため、風雨などで劣化しやすく、現在まで残っているものは少ないが、この神殿は後世の神殿建設の際に石などで埋められたため、保存状態が良好だった。


芝田教授は「位置や組み合わせが明確に分かることから、古代アンデスの人々が信仰した世界観を知ることができる。

「未発掘部分にはまだ10面以上のレリーフがあるはずだ」と話す。

大貫良夫・東京大名誉教授は「これだけ大規模にレリーフが見つかった例はない。大発見だ」と話している。

     
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大発見の記事に、心おどりました。


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