笑顔浴

優しい時間

臨床家

2013年04月30日 | Weblog

うどん屋の大きな看板が出てるのに、ラーメンやそばがメニューにあったり

ファミリーレストランなのに、郷土料理に力が入っていたり

可能な範囲で、ニーズに応えようとなさっているに違いない。

 

専門分野は?と聞かれて、

胸を張って、「私の専門は~です」と返事できたらカッコイイと思う

残念ながら、カッコ悪い暦11年目

私の前に座った人に寄り添うと 何ていえばいいんだろう。

よろず相談? 

その人が元気になれるのなら、どんな方法も試したい。

私の尊敬するいろんな人々と関わって欲しい。

 

 

働く場所で分類するのはわかりやすい。

産業カウンセラーは職場で働く人の相談にのり

教育カウンセラーは学校にいる人の相談にのる

 

悩みで分類するのは難しい。

「職場で仕事が手につかない」という事実に、無数の背景が存在する

職場の人間関係 いじめ 昇進 異動 過重労働 モチベーション セクハラ・・・・

会社で起こっている問題以外にも 例えば、

子供の不登校 配偶者の浮気  親の介護  DV

発病 事故  借金 依存症 犯罪 ご近所問題 ・・・

死別による悲嘆は、誰にも起きるライフイベントだ

産業分野であれ、教育分野であれ、医療分野であれ

私がどこに所属していても、同じテーマと向き合うことになる。

 

学者を目指す人のように一つのテーマを追求するのも魅力的だ。

臨床家は、得意分野があったとしても

現場でおきた現実を最初に受け止める役割がある。

社会に関心を持ち、多分野の事例を粛々と学び続ける。

いろんな方々のお話を拝聴する。

小さな引き出しが益々増えていると嬉しく感じる。

 

私はこんな相談員でございますという「ラベル」は

いつか、誰かにカッコいいのを考えてもらえばいいね

 

 

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