1週間以上前の事なんですが、遅ればせながらご紹介いたします。
御徒町駅近くの路地裏から又1本細い路地を入ったアメ横のはずれに
にある不思議なとんかつ屋『まんぷく』。
お洒落とは縁遠い、どちらかと言えばボロっちい、もう大衆臭さが染みついたような
店構えなんですが、実はこの店以外にも隠れた名店なんですよ(笑)
兎に角、少し歪んだサッシドアをギギ~っと引いて入った先に広がるのは、
もう『まんぷく』ワールド!!
その店内は、レトロとかクラッシックなんて言葉からはかけ離れた昭和中期の年代が
そのまま息づいているようなリアルな空間。
入ったのは、ランチの波が引いた1時ちょっと過ぎ、3人名程の先客が食事の最中でした。
空いたカウンター席に座り、今日は何を食うかメニューに目を通しても、今のいま迄
すぐ近くの『西口やきとん』で飲み食いした後なので、それ程重い物を食べたいわけじゃ
ないし、ロースかつ定食なんて絶対無理だし、やっぱりそんな時はイカフライとか、アジフライが
良いですね!!
そんな訳で、今日はアジフライ定食(800円)を注文!!
直ぐに背中を壁にした狭い厨房に入ってる大将がボクのアジフライを揚げてくれます。
待つ事6~7分出来上がったアジフライ定食!
ここのアジフライは、尻尾がついて開いたタイプじゃなく、半身で肉厚の身に
薄めの衣からは、うっすらと透けて見えるアジの柔肌が妙にエロチック(笑)
カラッと揚がったアジフライに歯を立てると、湯気と水蒸気がほろっと立ち上り
中からしっとりとした白い身が顔を見せる。
その白い身はサッと火が通ったくらいでフワッとジューシー。
ご飯も艶々で少し少し硬めに炊かれたボク好み(笑)
やっぱり、アジそのものがめちゃ旨いです。
ソースなんかかけずとも、そのままで十分美味しく頂けました。