だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

姫路家島オープンウォーター スタート

2016年08月21日 20時46分04秒 | ひめじ家島オープンウォータースイム大会

カウントダウンでスタート。

両端の選手と接触しながら進む。離せない!
スタートで引き離すほどの泳力は無い。ぶつかりながら進む。200mでもまだ併泳。

左に大集団がいる。300m程で空いてきたが左の集団は遙か前。30人近くいる。
左に合流して追い上げる。遅い・・・。この泳力の選手の後ろにいると言うことはスタートは明らかに失敗したらしい。

どんどん抜いていくが先頭集団はもう見えない。
800m前でようやく第二集団に追いついた。女子が2名もいる。現役の子がたくさんいたからなぁ。おっ?コガさんもいる。

前に出て行くと。ん? 前に一人だけ女子がいる?4m前だ。

この集団の男性2人。慣れていないのかぶつかりまくってくる。何なんだ?少しペースを上げて先頭に出る。
前の単独の女子とは差が大きくなっている。

後の5人はまだすぐ後にいるらしい。何度も足を触られるがそれ程ストレスでは無い。
クラゲがたくさん見えるが刺されることは無い。

ビクッ! 何だ? エイだ! 泳ぎながら見ると怖い。

集団の先頭で進む。遠いなぁ。ようやく2400m。 後ろの集団はそのままだ。

このまま最後まで就いてこられると最後に差される! 後の5人に抜かれると順位は大きく下がる・・・。
こ、怖い・・・。最後に並ばれたときついていく力が残っていなくて一人置いていかれるイメージがわいてきた。

こ、怖い。

レスリングの吉田沙保里さん。勝つ事が当たり前だった彼女も今回のオリンピックでポイントを取られた後の残り時間、自分が「負けるかもしれない」という恐怖を感じただろう。数えきれぬほど負けまくった俺でも、たとえ草レースでも負けるのは怖い。
あんな大舞台で、勝つ事が当たり前になっている彼女が敗北する事は自分が自分で無くなると感じるほどの、死に匹敵する程の凄まじい恐怖だっただろう。王者には王者の苦悩があるんだなぁ。

そんなことを考えながら泳いでいた。どうやらペースが落ちたらしく男性二人に並ばれた。その内の1人が前に出たので後について温存などと考えてしまった。
・・・、全力じゃ無い・・・・

後につくが余りにも遅い。こんな速さだったのか? 横に並んだらいきなり平泳ぎになり蹴られた。
右に並ぶと右に。一度引いて左に並ぶと左に寄ってくる。何なんだ?再び前に出る。

最後のブイが近づき再び後の二人が上がってきた。湾内に入るところでまた蹴られる。(笑)

ゴールゲートが見えてきた!

4人が並んだ! ラスト300m!

ここから全力! 100m程で平泳ぎキックの男性と2人だけになった。まだ少し負けている。
さらにペースを上げるが少しずつ置いていかれている。ちくしょう。サプリをちゃんと摂っていないことを激しく後悔した。

泳力は向こうが上らしい。全開でも追いつけない。そのまま体一つ分負けたままゴール。

男子総合9位。年代別3位と後で知りました・・・・

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