7時30分。予定通り新島に到着。台風の影響で到着前はかなり揺れた。
宿の方が迎えに来て下さっていた。が、うわぁ~、愛想無い・・・。
もうお一組のグループと一緒に宿へ。ここで初めて声をかけられた。
「琵琶湖、出てましたよね?」「・・・・?」「龍凰で・・・」「あぁ! 横断泳で!」
まさかあのレースの方にお会いするとは・・・。
宿は部屋に鍵が無い。治安が良いということか。
大会の案内では朝宿について朝食を摂りレースまで休憩とあったのでそういう仕組みになっていると勝手に思っていたがどうやら予めお願いしておかないと朝食はないらしい。近くのお店は閉まっていたが歩いて10分程の所にパン屋がある。そこでパン購入。
持ってきていた果物ゼリーとコーヒー、そしてサプリメントを摂る。う~ん、怠い。調子は良くない。
しばらく部屋で休んでから会場に出発。送迎などは特にないので徒歩で。この大会は今回で21回目らしいが宿の方もどこで行われるのかよく知らなかったらしい・・・。暑い中歩くのでウェットは着けず持っていった。
歩いて15分ほどで到着。まだ選手は集まっていない。すぐセッティング。良い天気だ。パラソルを持ってきてよかった。
もうお一人、声をかけられた。「赤穂出られてましたね?」
なぜマイナーなレースばかり?(笑) 去年の赤穂なんて全体でも80人くらいしかいなかったはず・・・。
受付の手順もあまりよろしくない。簡易な計測チップをつけるようだ。ラフウォータースイムの大会と同型。嫌いなタイプだ。前の方を見るとゆる~く着けられていたので言ってみた。
「自分で着けていいですか?」
「右手ですよ。どうやって自分で着けるんですか?」
「・・・・着けれますよ。簡単に。」
「これを着けないと記録が計測できないので。」
「? ・・・・そうですよね」
どういう意味だったんだろう? チップを着けずに泳ぐと思われたのか?
しばらくしてまた、「余ったベルトは切るのでゆるめに着けて下さい。」
「? ・・・・ はぁ・・・・」
きつくしても緩くしても余った部分を切るのに何の関係も無い・・・。???
続々選手が集まりだし、アップをする人たちを見る。どうやら要注意選手は原田選手と宮崎選手のお二人だけのようだ。なぜか外人さんも多い。
ナンバーで原田選手を確認。おぉっ! 強そうだ。勝てるか?
水着でアップした。う~ん、やっぱり調子悪い・・・。力がどんどん抜けていっているようだ。
隣に若い派手な女性を大勢引き連れたチャラい感じの40代男性がセッティングした。観光でついでに参加のファンスイムだろう。新島を本当に楽しんでいるようだった。この大会は初心者というか初級の人たちが多い。みんな楽しそうだ。
自分の椅子の所に戻ると、同じ派手なグループの若い男が俺の椅子の真ん前でワセリンを塗っている。こんなスペース空いているのに何故ここで? 自分の椅子に座るとその若者は「すいません」と言いながら横の方に行った。どうやら悪気は全く無いようだ。東京の人は大都会の密集した生活に慣れているのでテリトリー意識が低いのだろう。他人との距離が近いこと、接触することに慣れているんだろうな。
しっかりサプリを摂ってスタンバイ。スタートの場所取りに結構苦労した。みんな前へ前へと行こうとしている。不本意ながら最前列左の端の方になった。
最初のブイまでは30mほど。密集するだろう。
1,5kmの3周回で一度上陸する好きなタイプのコースだ。
調子は悪いが全力で行く! そうでなければわざわざここまで来た意味が無い。
ローカル大会ほのぼのいい感じです。(*^^*)
ちゃらい40代男性・・・ワタシのことじゃないですよね・・・(笑)
あ、私にはそんな派手な若い女性はツレにいませんわ・・・(笑)
そこだけモナコの雰囲気でした。(笑)
計測チップは・・・。よほど私がポンコツに見えたのでしょう。それで心配して下さったのかなぁ・・・・。