7/5 いよいよ当日の朝になった。今朝もすっきりと5時に起きる事が出来た。いつも通り入浴。ホテルの朝食は7時からという事なので自分で用意した。そしてストレッチ。最近ずっと調子が悪かったが今日は疲労感が少ない。
今日は出来るだけウェットスーツを着るタイミングを遅らせる為、水着でアップすることにした。今までに経験した事がない程穏やかな海だ。
今回は実力者が多い。いつも通り参加者を調べてみたが俺と同じかそれ以上のレベルが7人いる。一位から8位までの可能性があるわけだ・・・。その中の一人、以前「せとうちオープンウォーター」で会った鈴木君と再会した。初めて会ったのは沖縄の今帰仁オープンウォーターだった。その時の大会でもあらかじめチェックして知っていた。彼女と2人で来ていたので普段の俺なら絶対に話しかける事は無いのだが、帰り道が同じだった事と、二人の雰囲気がとても良かったので普通に話しかける事が出来た。人見知りの俺にしてはとても珍しい事だ。
2.5kmのスタートは3グループに分けてのスタートになるらしい。トライアスロンのウェーブスタートだ。ウェーブスタートは第一ウェーブが有利だ。沖縄オープンウォーターはこのおかげで河野さんに勝てたようなものだが、問題は今回40歳代の俺は第2ウェーブスタートということだ。駆け引きはできない。20歳30歳代の2分遅れでスタートとなる。
スタートは大したバトルはなくすぐに前に出る事ができた。350mの第1ブイですでに一人には追いついた。第2ブイは850m先だ。中間のブイは無いが波がないのでとてもよく見える。しかも第1ウェーブの人たちがいるのでコースがとてもわかりやすい! これは結構泳ぎやすいかも! どんどん抜いていく。調子は悪くないようだ。肉離れの足も問題ない。しかし、どんどん抜いていくと、集団や平泳ぎを抜いていくのがかなり大変だ。なによりペースが掴めない。今泳いでいるペースが速いのか遅いのか全く分からない。第2ブイを回った時に第3グループを捉えた。しかし。第2グループは100m近く離れている。ここから850mは完全に一人旅になった。第2グループとの差は50mぐらいだ。追いついてみるか。ラスト350mになってスパートした。背筋と三頭筋の疲労が大きいが泳ぎは悪くない。結局追い抜くことは出来ず、8着でゴールした。問題は一着の選手が俺よりも2分前にゴールしたかどうかだ・・・。
残念ながら結果は2位だった・・・。その差は1秒・・・。何の1秒だったんだろう。残念・・・。ゴールゲートのロスタイムか? ライフガードに「先頭集団はどこですか?」と聞いた時のロスか?第二ブイで集団を抜くとき大回りしすぎたか? 同時にスタートしていたら勝てたのか? そう簡単ではないだろう。1位の選手はぶっちぎりだったらしい。ぶっちぎりになっていると,もうレースではなく泳ぎを楽しんでしまうので、1位の選手はまだまだ余力があったのかもしれない。終わった今となっては判らないし考えても無駄だ。しかし、はっきり判っていることがある。それは7着の選手を抜いていれば、今回は間違いなく勝てたということだ。なぜラストスパートの時、一人でも多く抜くという事に執着できなかったのだろう・・・。今回は駆け引きが出来ない。1人でも多く抜き、1秒でも速く着くという事に執着していなかった・・・。 今回のレースは今までにない経験だった。四万十川水泳マラソンに向けて、勝負にこだわる執着心を学んだ。レースの前もレース中も、自分の出来る事を全身で、全開で、全力で、出来る限り速く、出来る限り強く。 四万十は絶対に勝つ。
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