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トリノ五輪第11日まとめ

2006年02月21日 07時35分05秒 | トリノ五輪
★アルペンスキー男子ジャイアントスラローム

金 Benjamin RAICH(オーストリア)
銀 Joel CHENAL(フランス)
銅 Hermann MAIER(オーストリア)

★アルペンスキー女子スーパーG

金 Michaela DORFMEISTER(オーストリア)
銀 Janica KOSTELIC(クロアチア)
銅 Alexandra MEISSNITZER(オーストリア)

★スキージャンプ団体

金 オーストリア
銀 フィンランド
銅 ノルウェー

★アイスホッケー女子

金 カナダ
銀 スウェーデン
銅 アメリカ

7位決定戦 SUI - ITA 11-0
3位決定戦 FIN - USA 0-4
5位決定戦 GER - RUS 1-0(GWS)
決勝戦 SWE - CAN 1-4

★フィギュアスケートアイスダンス

金 Tatiana NAVKA / Roman KOSTOMAROV(ロシア)
銀 Tanith BELBIN / Benjamin AGOSTO(アメリカ)
銅 Elena GRUSHINA / Ruslan GONCHAROV(ウクライナ)

☆ボブスレー女子二人乗り

1.ドイツ1
2.ドイツ2
3.アメリカ1

ドイツがワンツーとはいえ、1位と3位の差は0.09秒。まだ2回滑るのでこの差はあってなきもの。8位ですら0.57秒差とまだ逆転の範囲内。
16チーム中オランダ1がクラッシュして棄権し、日本は15位。ちょっと力の差がある感じ。

☆カーリング男子
Session 12
SUI - ITA 10-2
NZL - GER 1-10
CAN - USA 6-3

<予選最終順位>
1.フィンランド 7-2(予選通過)
2.カナダ 6-3(予選通過)
2.アメリカ 6-3(予選通過)
2.イギリス 6-3(予選通過)
5.ノルウェー 5-4
5.スイス 5-4
7.イタリア 4-5
8.ドイツ 3-6
8.スウェーデン 3-6
10.ニュージーランド 0-9

☆カーリング女子
Session 11
SWE - RUS 4-6
DEN - NOR 1-8
ITA - JPN 4-6

Session 12
DEN - CAN 8-9
SUI - JPN 11-5
NOR - RUS 8-10
USA - GBR 4-10

<予選最終順位>
1.スウェーデン 7-2(予選通過)
1.スイス 7-2(予選通過)
3.カナダ 6-3(予選通過)
3.ノルウェイ 6-3(予選通過)
5.イギリス 5-4
5.ロシア 5-4
7.日本 4-5
8.アメリカ 2-7
8.デンマーク 2-7
10.イタリア 1-8

日本は気負いすぎたのかスイスに完敗。好調時はトップクラスの力を発揮したが、短いようで長い大会期間の調整面などで課題を残したようにも思う。勝ち越しこそならなかったが、非常に大きな経験を得られたと思う。世界との差はほんの少しだが、この少しの差を乗り越えることが非常に大変だったりする。
デンマークがカナダと接戦を演じ、日本もスイスとの点差が詰まった時はチャンスがあるかもと思ったが、決勝トーナメントは遠かった。

☆フリースタイルスキー男子エアリアル

1.韓曉鵬(中国)
2.Dmitri DASHINSKI(ベラルーシ)
3.Warren SHOULDICE(カナダ)

上位12人が予選通過。アメリカ勢は着地にミスが相次ぎ、ワールドカップ王者Jeret PETERSONただ一人決勝進出。ベラルーシから3人、中国、カナダ、ロシアから2人ずつ、ウクライナとスイスから1人とかなりばらけた感じの決勝メンバーとなった。

◆第12日

決勝種目は、バイアスロン男子4x7.5kmリレー、ボブスレー女子二人乗り、ノルディック複合スプリント、スピードスケート男子1500mの4種目。

予選種目は、フィギュアスケート女子ショートプログラム、フリースタイルスキー女子エアリアル、アイスホッケー男子、タイブレークがある場合のみカーリング女子。

いよいよフィギュアの女子がスタート。
女子のフィギュアというと、常に記憶の片隅に残る演技がある。リレハンメルオリンピック。オクサナ・バイウル。
フィギュアを見始めたのは記憶では伊藤みどり以降。そんなに熱心な観戦者ではなかったが、オクサナ・バイウルのあの演技は、それ以前も以後もあれほど心を突き動かされたことがないと言い切れるものだった。
フィギュアがジャンプやスピンといったひとつひとつの構成要素がただ集まったものでなく、表現力、芸術性といった次元に属するものだと思い知らされた瞬間だった。
リレハンメルでは、ナンシー・ケリガンとトーニャ・ハーディングの存在が大きく扱われ、16歳で金メダルを獲得したオクサナ・バイウルは陰に隠れた形だった。しかも、その後すぐにプロに転向。ほんの一瞬だけ光り輝いた奇跡だったのかもしれない。

新採点方式により、よりスポーツらしく、悪く言えば芸術性が欠落する方向へと進みつつあるフィギュアだが、今大会ペアのフリーでは見応えのある演技が見られた。男子はちょっとジャンプ偏重だったのとショートプログラムで大差がつきすぎた点が若干の物足りなさを感じさせた。
最後を飾る女子では、いい演技を見てみたい。メダルは気にせず、演技そのものを楽しみたい。


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