奇想庵@goo

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『このマンガがすごい!2011』

2010年12月11日 21時25分47秒 | アニメ・コミック・ゲーム
不定期刊時代には購入したこともあったが、現行のスタイルに落ち着いてからは初の購入。最近はマンガをあまり読まなくなっていたため浦島太郎状態なところもあるが、ランキングそのものはともかく今後読んでみたい作品に出逢えそうな感じがあって楽しみだ。

☆オトコ編

■1位 進撃の巨人
作者:諫山創/講談社:少年マガジンKC/既刊3巻/313点
進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-12-09

話題となっていて関心を持っていた作品。まだ読んではいないが読んでみたいインパクトを感じさせる。

■2位 テルマエ・ロマエ
作者:ヤマザキマリ/エンターブレイン:ビームコミックス/既刊2巻/188点
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2010-09-25

マンガ大賞2010受賞作。ローマ人と風呂をテーマとした作品だが非常にユニーク。

■3位 さよならもいわずに
作者:上野顕太郎/エンターブレイン:ビームコミックス/全1巻/138点
さよならもいわずに (ビームコミックス)さよならもいわずに (ビームコミックス)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2010-07-24

妻の死を描いたノンフィクション。

■4位 ONE PIECE
作者:尾田栄一郎/集英社:ジャンプコミックス/既刊60巻/136点
ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 60 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-11-04

押しも押されぬ国民的マンガ。でも、ほとんど読んだことがなかったり・・・。

■5位 鋼の錬金術師
作者:荒川弘/スクウェア・エニックス:ガンガンコミックス/全27巻/119点
鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)
価格:¥ 450(税込)
発売日:2010-11-22

ついに完結したハガレン。半分ほどで止まったままなんだけれど、読まないと・・・。

■6位 乙嫁語り
作者:森薫/エンターブレイン:ビームコミックス/既刊2巻/115点
乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
価格:¥ 651(税込)
発売日:2010-06-15

中央アジアが舞台。前近代の持つ力強さが魅力的。

■7位 ドリフターズ
作者:平野耕太/少年画報社:ヤングキングコミックス/既刊1巻/107点
ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
価格:¥ 590(税込)
発売日:2010-07-07

『HELLSING』の平野耕太の新作。まずは『HELLSING』から読まないと(苦笑。

■8位 バクマン。
原作:大場つぐみ/作画:小畑健/集英社:ジャンプコミックス/既刊10巻/91点
バクマン。 10 (ジャンプコミックス)バクマン。 10 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-10-04

2010年度の1位作品。現在TVアニメ放映中。

■9位 アイアムアヒーロー
作者:花沢健吾/小学館:ビッグコミックス/既刊4巻/73点
アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)
価格:¥ 550(税込)
発売日:2010-08-30

関心はあるが未読。流行のゾンビ系の中で突出した雰囲気を持った作品と言えるだろう。

■10位 惡の華
作者:押見修造/講談社:少年マガジンKC/既刊2巻/61点
惡の華(2) (少年マガジンコミックス)惡の華(2) (少年マガジンコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-09-17

何かの書評で見かけた気もするが、ほとんど知らない作品。紹介を見て読んでみたいとは思った。

■11位 宇宙兄弟
作者:小山宙哉/講談社:モーニングKC/既刊11巻/58点
宇宙兄弟(11) (モーニングKC)宇宙兄弟(11) (モーニングKC)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2010-09-22

マンガ大賞絡みでMAG・Netに取り上げられて気になっていた作品。

■12位 虫と歌 市川春子作品集
作者:市川春子/講談社:アフタヌーンKC/全1巻/45点
虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2009-11-20

教えてもらって購入したまま積読状態。読まねばっ!

■13位 GIANT KILLING
原作:綱本将也/作画:ツジトモ/講談社:モーニングKC/既刊17巻/43点
GIANT KILLING(17) (モーニングKC)GIANT KILLING(17) (モーニングKC)
価格:¥ 570(税込)
発売日:2010-10-22

監督をメインにしたサッカー漫画。TVアニメは見た。

■13位 鉄風
作者:太田モアレ/講談社:アフタヌーンKC/既刊3巻/43点
鉄風(3) (アフタヌーンKC)鉄風(3) (アフタヌーンKC)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2010-10-07

全然知らなかった格闘マンガ。

■15位 キングダム
作者:原泰久/集英社:ヤングジャンプコミックス/既刊20巻/42点
キングダム 20 (ヤングジャンプコミックス)キングダム 20 (ヤングジャンプコミックス)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2010-11-19

春秋戦国時代を描いた作品。これも知らなかったが読んでみたいと思わせる紹介記事。

■16位 青の祓魔師
作者:加藤和恵/集英社:ジャンプコミックス/既刊5巻/40点
青の祓魔師 5 (ジャンプコミックス)青の祓魔師 5 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 460(税込)
発売日:2010-12-03

知らない作品が続く。王道派少年マンガ。

■17位 弱虫ペダル
作者:渡辺航/秋田書店:少年チャンピオン・コミックス/既刊15巻/39点
弱虫ペダル 15 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 15 (少年チャンピオン・コミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-12-08

自転車のロードレースを扱った作品。

■18位 俺は生ガンダム
作者:羽生生純/角川書店:角川コミックス/全1巻/35点
俺は生ガンダム (角川コミックス・エース 295-1)俺は生ガンダム (角川コミックス・エース 295-1)
価格:¥ 672(税込)
発売日:2010-08-26

異色のガンダムマンガ。

■19位 森山中教習所
作者:真造圭伍/小学館:ビッグコミックス/全1巻/34点
森山中教習所 (ビッグコミックス)森山中教習所 (ビッグコミックス)
価格:¥ 550(税込)
発売日:2010-08-30

青春マンガ。だんだんと一言コメントがそっけなくなるが仕方なし(苦笑。

■20位 3月のライオン
作者:羽海野チカ/白泉社:ジェッツコミックス/既刊5巻/33点
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
価格:¥ 510(税込)
発売日:2010-11-26

2009年度4位。3巻まで読んで止まっているのは情報量が非常に多いせい。

■21位 A-BOUT!
作者:市川マサ/講談社:少年マガジンKC/既刊4巻/32点
A-BOUT!(4) (少年マガジンコミックス)A-BOUT!(4) (少年マガジンコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-09-17


■22位 東京怪童
作者:望月ミネタロウ/講談社:モーニングKC/全3巻/30点
東京怪童(3) <完> (モーニングKC)東京怪童(3) <完> (モーニングKC)
価格:¥ 690(税込)
発売日:2010-08-23


■22位 惑星のさみだれ
作者:水上悟志/少年画報社:ヤングキングコミックス/既刊10巻/30点
惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2010-11-30


■24位 SARU
作者:五十嵐大介/小学館:IKKIコミックス/上下巻/28点
SARU 上 (IKKI COMIX)SARU 上 (IKKI COMIX)
価格:¥ 680(税込)
発売日:2010-02-25

伊坂幸太郎『SOSの猿』との競作企画。

■24位 テガミバチ
作者:浅田弘幸/集英社:ジャンプコミックス/既刊11巻/28点
テガミバチ 11 (ジャンプコミックス)テガミバチ 11 (ジャンプコミックス)
価格:¥ 460(税込)
発売日:2010-10-04


■24位 闇金ウシジマくん
作者:真鍋昌平/小学館:ビッグコミックス/既刊20巻/28点
闇金ウシジマくん 20 ヤミ金くん/トレンディーくん (ビッグコミックス)闇金ウシジマくん 20 ヤミ金くん/トレンディーくん (ビッグコミックス)
価格:¥ 550(税込)
発売日:2010-11-30


■27位 ジゼル・アラン
作者:笠井スイ/エンターブレイン:ビームコミックス/既刊1巻/27点
ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)
価格:¥ 651(税込)
発売日:2010-07-15


■28位 荒川アンダー ザ ブリッジ
作者:中村光/スクウェア・エニックス:ヤングガンガンコミックス/既刊11巻/26点
荒川アンダー ザ ブリッジ(11)(ヤングガンガンコミックス)荒川アンダー ザ ブリッジ(11)(ヤングガンガンコミックス)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2010-10-25

2009年度1位の『聖☆おにいさん』は今回31位。

■28位 羣青
作者:中村珍/小学館:IKKIコミックス/上巻/26点
羣青 上 (IKKI COMIX)羣青 上 (IKKI COMIX)
価格:¥ 880(税込)
発売日:2010-02-25


■28位 マンガで分かる心療内科
原作:ゆうきゆう/作画:ソウ/少年画報社:ヤングキングコミックス/既刊2巻/26点
マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)マンガで分かる心療内科 2巻 (ヤングキングコミックス)
価格:¥ 680(税込)
発売日:2010-11-22





☆オンナ編

■1位 HER
作者:ヤマシタトモコ/祥伝社:フィールコミックス/既刊1巻/106点
HER (Feelコミックス)HER (Feelコミックス)
価格:¥ 680(税込)
発売日:2010-07-08


■2位 ドントクライ、ガール
作者:ヤマシタトモコ/リブレ出版社:ゼロコミックス/全1巻/103点
ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)
価格:¥ 630(税込)
発売日:2010-07-09


■3位 海月姫
作者:東村アキコ/講談社:コミックスKiss/既刊6巻/102点
海月姫(6) (講談社コミックスキス)海月姫(6) (講談社コミックスキス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-11-26


■4位 ちはやふる
作者:末次由紀/講談社:BLKC/既刊10巻/96点
ちはやふる(11) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(11) (Be・Loveコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-12-13


■4位 夏雪ランデブー
作者:河内遥/祥伝社:フィールコミックス/既刊2巻/96点
夏雪ランデブー 2 (Feelコミックス)夏雪ランデブー 2 (Feelコミックス)
価格:¥ 980(税込)
発売日:2010-09-08


■6位 大奥
作者:よしながふみ/白泉社:ジェッツコミックス/既刊6巻/87点
大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)
価格:¥ 650(税込)
発売日:2010-08-28


■7位 ウツボラ
作者:中村明日美子/太田出版:Fx COMICS/既刊1巻/81点
ウツボラ(1) (F×COMICS)ウツボラ(1) (F×COMICS)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2010-06-09


■8位 潔く柔く
作者:いくえみ綾/集英社:マーガレットコミックス/全13巻/79点
潔く柔く 13 (マーガレットコミックス)潔く柔く 13 (マーガレットコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-09-24


■9位 君に届け
作者:椎名軽穂/集英社:マーガレットコミックス/既刊12巻/78点
君に届け 12 (マーガレットコミックス)君に届け 12 (マーガレットコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-09-24


■10位 町でうわさの天狗の子
作者:岩本ナオ/小学館:フラワーコミックスα/既刊7巻/74点
町でうわさの天狗の子 7 (フラワーコミックスアルファ)町でうわさの天狗の子 7 (フラワーコミックスアルファ)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-10-08


■11位 となりの怪物くん
作者:ろびこ/講談社:デザートKC/既刊5巻/70点
となりの怪物くん(6) (デザートコミックス)となりの怪物くん(6) (デザートコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-12-13


■12位 ストロボ・エッジ
作者:咲坂伊緒/集英社:マーガレットコミックス/既刊9巻/65点
ストロボ・エッジ 9 (マーガレットコミックス)ストロボ・エッジ 9 (マーガレットコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-08-11


■13位 テレプシコーラ/舞姫 第2部
作者:山岸凉子/メディアファクトリー:MFコミックス/第1部全10巻・第2部既刊4巻/53点
テレプシコーラ(舞姫) 第2部 (4) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)テレプシコーラ(舞姫) 第2部 (4) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2010-07-23


■14位 ガラスの仮面
作者:美内すずえ/白泉社:花とゆめコミックス/既刊46巻/46点
ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-10-29


■15位 失恋ショコラティエ
作者:水城せとな/小学館:フラワーコミックスα/既刊3巻/45点
失恋ショコラティエ 2 (フラワーコミックスアルファ)失恋ショコラティエ 2 (フラワーコミックスアルファ)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2009-12-10


■16位 海街diary
作者:吉田秋生/小学館:フラワーコミックス/既刊3巻/43点
海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)
価格:¥ 530(税込)
発売日:2010-02-10


■17位 関根くんの恋
作者:河内遥/太田出版:Fx COMICS/既刊1巻/40点
関根くんの恋(2)関根くんの恋(2)
価格:¥ 1,000(税込)
発売日:2010-12-15


■18位 GAME OVER
作者:水谷フーカ/白泉社/全1巻/39点
GAME OVERGAME OVER
価格:¥ 780(税込)
発売日:2010-07-31


■18位 読経しちゃうぞ!
作者:絹田村子/小学館:フラワーコミックスαスペシャル/全1巻/39点
読経しちゃうぞ! (フラワーコミックス)読経しちゃうぞ! (フラワーコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-03-10


■20位 flat
作者:青桐ナツ/マッグガーデン:アヴァルスコミックス/既刊4巻/38点
flat(4) (アヴァルスコミックス)flat(4) (アヴァルスコミックス)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2010-09-15


■21位 7SEEDS
作者:田村由美/小学館:フラワーコミックスα/既刊18巻/36点
7SEEDS 18 (フラワーコミックスアルファ)7SEEDS 18 (フラワーコミックスアルファ)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-08-10


■22位 うそつきリリィ
作者:小村あゆみ/集英社:マーガレットコミックス/既刊2巻/34点
うそつきリリィ 2 (マーガレットコミックス)うそつきリリィ 2 (マーガレットコミックス)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-08-25


■23位 COCOON
作者:今日マチ子/秋田書店/全1巻/32点
COCOONCOCOON
価格:¥ 998(税込)
発売日:2010-08-05


■23位 ちょっと江戸まで
作者:津田雅美/白泉社:花とゆめコミックス/既刊4巻/32点
ちょっと江戸まで 4 (花とゆめCOMICS)ちょっと江戸まで 4 (花とゆめCOMICS)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-10-05


■25位 あたたかい肩
作者:雁須磨子/エンターブレイン:ビームコミックス/全1巻/28点
あたたかい肩 (BEAM COMIX) (ビームコミックス)あたたかい肩 (BEAM COMIX) (ビームコミックス)
価格:¥ 651(税込)
発売日:2010-03-15


■25位 ことこと かるてっと
作者:楠田夏子/講談社:コミックスKiss/全2巻/28点
ことこと かるてっと(2) (講談社コミックスキス)ことこと かるてっと(2) (講談社コミックスキス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2010-06-11


■27位 うさぎドロップ
作者:宇仁田ゆみ/祥伝社:フィールコミックス/既刊8巻/26点
うさぎドロップ 8 (Feelコミックス)うさぎドロップ 8 (Feelコミックス)
価格:¥ 980(税込)
発売日:2010-10-08


■27位 百姓貴族
作者:荒川弘/新書館:ウィングスコミックス/全1巻/26点
百姓貴族 (WINGS COMICS)百姓貴族 (WINGS COMICS)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2009-12-11


■29位 おひとり様物語
作者:谷川史子/講談社:ワイドKCキス/既刊2巻/25点
おひとり様物語(2) (ワイドKC)おひとり様物語(2) (ワイドKC)
価格:¥ 700(税込)
発売日:2010-03-12


■29位 青春攻略本
作者:あおづき空太/白泉社:花とゆめコミックス/全2巻/25点
青春攻略本 2 (花とゆめCOMICS)青春攻略本 2 (花とゆめCOMICS)
価格:¥ 420(税込)
発売日:2010-09-03





少女マンガは男性向け以上に読んでいないせいでコメントできず。ランキングを作るだけで力尽きたとも言えるが。

ランキングに入っている作品の中で今年私が読んだ作品は『テルマエ・ロマエ』『乙嫁語り』くらい。このラノの時も最初はそんな感じだったので、今後少しずつでも読んでいきたいと思う。

一方、私自身の今年のコミックの評価は、あえて、『けいおん!』4巻を1位に推す。恐らくマンガ読みを自称するような人は選ばないだろう作品だが、このランキングに登場した数々の作品に負けないものがあったと評価している。


FF14とFF11

2010年12月11日 03時36分22秒 | FF11
ファイナルファンタジーXIVをご利用のお客様へ重要なお知らせ

和田社長名で、「サービス開始以降2か月が経過致しましたが、なお、お客様からファイナルファンタジーとしてご期待いただいている水準に達していないと、深く反省するとともに、心よりお詫び申し上げます。」と公式に謝罪。

楽しんでいるプレイヤーも少なからずいるとはいえ、ネ実ではプレイヤー数の減少傾向が報告され、プレイヤー数が調べられない修正が入ったりと深刻な状況が続いている。

無料期間延長、PS3版の発売延期が発表されたが、時期が未定という有様。開発スタッフのメンバーを入れ替えたが、建て直しは簡単ではないだろう。

FF14の2010年サービス開始は以前から公表されていたが、αテストが2月末のヴァナ・フェスで発表され、クローズドβは7月にスタートした。クローズドβ期間中は、テストプレイと修正が繰り返され、常時プレイできる環境ではなかった。
9月1日よりオープンβがスタートして、22日には正式版の先行ログインとなり、30日に正式サービスがスタートとなった。

正式サービススタートのアナウンスを聞いたときに、いくらなんでも早すぎるんじゃないかと思った。
私自身はクローズドβに当選していたが、いつでもプレイできたわけではないせいで、ほとんどプレイする機会がなかった。噂で、テスターの声が十分にフィードバックされていないと聞いていたが、このスケジュールでは仕方ないとも言えるだろう。

FF11のβは4ヶ月半ほど。FF11での実績があるから大丈夫と判断したのかもしれないが、基本のシステム面で様々な問題が山積している状況を見ると過信があったと思ってしまう。

9月末というタイミングは決算を想定したものだろう。オンラインゲームは少々問題があっても、バージョンアップで修正できるという判断もあったと思われる。しかし、そんな計算を吹き飛ばす結果が出てしまった。
確かに今後修正していくことによって優れたMMORPGになるかもしれない。だが、一度ついたイメージを覆すことは難しい。失われた損失はいかほどばかりか。ファイナルファンタジーというブランドに傷を付けたのだから。

FF11でも指摘したことがあったが、FF14でのチュートリアルの不親切さ・不十分さを述べたことがある。実際にプレイしていくうちに理解できるものであっても、分かりやすくイメージを持てるようなものをゲーム内、ゲーム外両方にあってしかるべきだろう。
例えば先のバージョンアップでFF11にドミニオンというシステムが導入されたが、バージョンアップの内容を読んだだけでは具体的なイメージが持てなかった。プレイしてみるとそれまでにあったフィールド・オブ・ヴァラーのシステムに似ていると分かる。でも、それをプレイしなくても分かってもらうのがサービス業の基本じゃないか。

私がFF14をプレイしていない最大の理由が、FF14の楽しさが具体的なイメージとして浮かばないからだった。グラフィックやサウンドの魅力だけではゲームをプレイする気にはなれない。
プレイの目的やプレイヤーの成長によって何ができるようになるのか。他のMMOとどこが違うのか。そういったアピールが届いてこなかった。
そんなところに様々な不評の声が聞こえてきてプレイする意欲が減じてしまった。無料期間延長となったが、プレイするにはパッケージの購入が必要であり、それだけの金額に見合うプレイができるかどうか不安だ。




レベルキャップ引き上げからアビセア導入の一連の流れで、FF11はそれまでの締め付けが一気に解放された感がある。それを担った松井聡彦ディレクターがFF14に移ることとなった。
これによってその流れが変わるようであれば、FF11もまた凋落に歯止めが掛からなくなるだろう。既に、FF14を契機としたプレイ人口の減少が目立つようになっている。それでも楽しめるから続けられている。それが楽しめなくなれば続ける理由は失われる。

今回のバージョンアップもアイテム所持数が増えたり、ジョブエモなど遊びの要素も増えたりと内容自体は好評と言える。しかし、PS2やXBox360での不具合は非常に深刻なレベルだ。
特に、FF11を牽引したPS2が足を引っ張るようになったのはもうずっと前からのことだが、今回のトラブルは単なる開発のミスではなく、ハード上の問題にも及ぶようなものであり、結果としてプレイヤーに多大な負担をかけることになった。
今後のバージョンアップでも同様の問題が出ないとは言えず、PS2への対応は限界に近いのかもしれない。ハードとしてのPS2はもう過去のものとなりつつあるわけだし。

PS3版を出さないのは、開発費用に見合う収益が見込めないというよりもFF14への移行を見据えてのことだと思われたが、結果として裏目になった。FF14のリスクをしっかりと考えていれば、FF11をもっと継続的にプレイできる環境の大切さに思い至ったのではないか。
FF11とFF14、共倒れになる危険性ももはや冗談とは言えなくなってきた。

MMORPGでシリーズ2作目は苦戦すると言われる。1作目が成功しても時間が経てば新規は入りづらくなる。それを受けての2作目だが、1作目を支えたプレイヤーが簡単に2作目に移行してくれるわけがない。2作目が失敗したから、1作目に戻ってというわけにもいかない。
オフラインゲーム的な発想ではなく、二つの作品をもっとリンクさせていくような仕掛けを作ればとは思うが、簡単ではない。FFのようにプラットフォームが複数にまたがる場合は尚更だ。

FF11の不幸は強力なライバルが国内にいなかったことだと常々言っているが、FF14の失敗もそれが招いたのかもしれない。FF14の巻き返しがどこまで成功するかも見ものではあるが、それ以上に今後のFF11の方向性が気になるところだ。踏み止まっているプレイヤーをどれだけ繋ぎとめていられるのか。少なくとも、いまFF11に残っているプレイヤーがFF14へと向かうなんて甘い期待はしない方がいい。