奇想庵@goo

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ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット

2005年05月21日 02時57分03秒 | アニメ・コミック・ゲーム
電撃PS2DVDで目に付いたゲームは3作品。一本は先に取り上げた『絢爛舞踏祭』。もう1本はスクウェアエニックスから発売予定の『DRAG-ON DRAGOON2』。そして、残る1本がアイレムの『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』だ。

映像を見て最初に感じたのは、PSのSLG『Toys Dream』の雰囲気に近い気がした。共に、産業革命期のヨーロッパ、機械文明が日進月歩で発展していく時代の感覚をうまく表現している。また、『Toys Dream』は発明していくことがゲームの目的だが、「バンピートロット」ではロボットの整備などを軸に、音楽や自由度の高いストーリーを楽しむことができそうだ。


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</iframe>☆ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット

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</iframe>☆DRAG-ON DRAGOON2 封印の紅、背徳の黒

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</iframe>☆絢爛舞踏祭

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</iframe>☆Zill O'll ~infinite~

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</iframe>☆第3次スーパーロボット大戦α -終焉の銀河へ-


絢爛舞踏祭徹底攻略!

2005年05月21日 01時33分10秒 | アニメ・コミック・ゲーム
ウソです(ぉぃ。

発売日7月7日まであと一月半。本日発売の電撃PS2DVDの映像を見て、自分の心の中で、徐々に盛り上がってきました(笑)。「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の正統後継作。

Kenran.net .... 公式サイト

絢爛舞踏祭 .... ゲーム開発会社アルファ・システムのサイト


今後、このブログの話題の中心になる(はず)なので、まず今回はそのバックグラウンドから説明しよう。「ガンパレ」を知らない人のための『絢爛舞踏祭』講座です(笑)。


★ガンパレード・マーチとは?

2000年9月28日、PS用ソフトとして発売された「高機動幻想ガンパレード・マーチ」は、全く注目されることなくスタートを切ることとなった。発売が延び、広告費が削られたとの専らの噂である。戦闘パートと学園パートに分かれたシミュレーションゲームだが、同タイプの人気作「サクラ大戦」などとは全くテイストの異なるものだった。そのおもしろさは、ネットを中心に口コミで広まり、やがてアニメ化されるまでになった。
ガンパレの人気を最も支えたのは、キャラクターの魅力ではあったが、ガンパレが他のゲームと決定的に異なったのは、プレイヤーと世界との関係であった。通常のゲームでも、プレイヤーの活躍で世界を救うのが常であるが、ガンパレの場合、プレイヤーの行為は他のNPCに影響を与えて世界に変化をもたらす。多くのNPCがAIによって動くので、フラグによるイベント発生以外の、日常のNPCの行為に様々な発見があった。

★設定をめぐって

ガンパレのヒットはネットの普及なくしてはありえなかった。ゲーム好きの運営する各サイトなどでプレイ日記がUPされたり、様々な場所で熱い布教活動が行われたりしていた。その中心に位置したのは、開発会社アルファ・システムに置かれた公式サイトだった。開発者自らがサイトを訪問したユーザーを歓迎してくれた。
そんな中で、公式サイトの「世界の謎」掲示板を舞台に、約1ヶ月に渡ってゲームが行われた。ガンパレの設定を元に、世界の謎を解くゲーム。ゲームマスターは開発者、プレイヤーたちが彼に挑む。多くのプレイヤーが挑戦し、熱い議論を交わしたが、一方で、明らかになっていく様々な凄まじい設定に離れていく人たちも少なくなかった。
ガンパレの設定は、量よりも、何重にもなった構造に特徴がある。ゲーム中で語られている言葉が真実ばかりとは限らない。意図的にウソが語られていたり、あるいは、ウソがトラップで実は本当だったりと複雑怪奇だ。更に、アルファ・システム世界観として、「7つの世界」の存在が語られ、第七世界は我々がいる現実世界だというメタフィクション化さえ行われた。
「世界の謎」掲示板で行われたゲーム(ガンパレード23)は終わったが、その後も世界の謎を極めようとする人々は途切れず、ガンパレ以前の作品(精霊機導弾)や以後の作品(式神の城)を通して議論を深めている。
では、予備知識は必要かと言うと、必要ないと思われる。設定や他の作品との関連は、これまでファンでいてくれたユーザーへのサービスであるが、あくまで新作のタイトルである以上そんなに強い必要性は要求しないだろう。正直、世界設定に関しては、ついていけてるのはほんの一握りの人たちだけである。しいて言えば、七つの世界があって、絢爛舞踏祭の舞台は第六世界(のひとつ)だということを覚えておけば十分だ。

★アニメ

ガンパレはアニメ化までされたが、少なくとも私の周囲ではあまり盛り上がらなかった。設定や性格が大きく変わり、ガンパレの魅力を描けなかったと思う。アニメの続編の話もあるようだが詳細は知らない。一方、絢爛舞踏祭も昨年アニメ化され半年間放映されたが、ヒットしたとはお世辞にも言えない。おそらく本来はそれに合わせてゲームが発売されるはずだったように思うが、案の定ゲームは発売が延びに延び、今夏ようやくの発売である。アニメは設定もストーリーもお粗末だった。キャラクターもイマイチ。で、現在のところゲームの情報を聞く限りでは、アニメを見ていなくても全然問題なさそうだ。アニメのことは綺麗さっぱり忘れてしまおう。

★絢爛舞踏祭に期待するもの

ガンパレの面白さを体験したとき、昔(ファミコン時代くらいに)ゲームの将来はこうなるんじゃないかと夢描いていたようなゲームに出会えた喜びがあった。そして、今後ガンパレのようなゲームがどんどん出ることを望んでいたが、結局全く現れなかった。
ストーリーというものに多少なりとも意味があるタイプのゲームでは、ストーリーの内容と共にストーリーをどのように体験できるかという点が重要である。例えばストーリーをムービーでただ流すだけならば、ゲームでなく他のメディアで触れたいと思う。オンラインゲームならプレイヤー同士の協力という別のストーリーと絡み合うことでより強くストーリーを体験できるが、オフラインでは難しい課題だ。ロマンシング・サガは、プレイヤーが自分で狙ってストーリーを組み上げる、それ自体を楽しみにしている。ガンパレはAIで動くNPCとの間でのストーリー性も楽しめたが、基本はあくまでもフラグ立てのストーリー進行だった。
絢爛舞踏祭では、フラグを廃し、イベントを廃した。それは完璧な箱庭を作ったことへの製作者の自信とも取れる。ひとりひとりのプレイヤーが、NPCたちとのコミュニケーションを通して、紡いでいく物語。そこでどう楽しむかは、むしろプレイヤー自身にに左右される。

一方、戦闘パートに関しては、かなり画期的なもののようだ。こればかりは体験してみないと評価が難しい。

★テーマ

ガンパレのテーマは、「コミュニケーションを通して、人は世界を変える力がある」ということだった。絢爛舞踏祭のテーマもほぼ同じようだ。絢爛ではプレイ中のみならずプレイしていない時もゲーム内の時間が経過する。そのあたりがどのように影響を与えるかも見てみたいところだ。

★絢爛のススメ

既存のゲームに満足していない人、何か新しい体験をしてみたい人、世界を変えてみたい人、AIの先端を見てみたい人、人間関係に疲れた人、口説きたい人、撃墜数を競いたい人、謎を解いてみたい人、海賊になりたい人、堕落したい人などなど・・・。7月7日を括目して待て!