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アニメ感想:ミチコとハッチン 第4話「のら猫のミルキーウェイ」

2008年11月28日 21時09分19秒 | 2008秋アニメ
ミチコが大暴れしてカタルシスって展開がなく、期待外れというかすっきりしない回となった。ストーリーで見せるにはミチコの目的意識が希薄すぎるし、彼女の行動理念も未だ十分には伝わっていない。全てをひっくり返すような彼女の暴れっぷりがこの作品の売りとなっていただけに、それがないと物足りなさが強い。
ハッチンも存在感が少し薄れてしまっていて残念。酔っ払っての絡み振りは悪くなかったがそこだけだしね。

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アニメ感想:のだめカンタービレ 巴里編 Lesson6

2008年11月28日 21時07分20秒 | 2008秋アニメ
千秋がマルレ・オケの常任指揮者に就任する。そのマルレ・オケの酷さを描いているが、その演出法は絵で見せるだけで残念ながら音では見せていない。1期から言えることだが、アニメで音楽を扱うのは難しい。コミックと違って音を奏でられるけれど、それがメリットとして利用できていない。こういう場面ではむしろデメリットになってしまっている。
巴里編はある程度そのあたりの演出を始めから放棄している印象だ。予算などを考えるとできることには限度があるし、その判断も仕方ないのだろうが。そういうところにこだわっている視聴者は少ないだろうが、音楽がメインの作品だからそういった点に力を入れた演出も見てみたいものだ。

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アニメ感想:キャシャーンSins 第8話「希望の賛歌」第9話「滅びの谷に咲く花」

2008年11月28日 21時05分25秒 | 2008秋アニメ
青臭すぎる話が続いていたが、7話あたりから少しましになってきた。滅びの世界にあっても目的を持って生きる者たちを描いたからだ。
物語的にはともかく、歌と戦いを重ねて描いた8話は魅力的ではあった。いろんな作品で行われている演出法ではあるが、絵の美しさや独特の力強さが漂うこの作品にはとてもよく似合っていた。
9話では少女ロボットのニコよりもキャシャーンを襲ったロボットのボルトンが印象的だった。滅びの恐怖から逃れるため、デュオの軍団に入ろうとするボルトン。一方で、ルナが生きていて滅びから救ってくれるという噂をキャシャーンに教える。
物語的にもようやく転機が訪れた感じだ。ただひたすら彷徨うだけだったキャシャーンが、生きているかもしれないルナを捜し求めることになる。またデュオの野望が少しずつ形となって現れつつある。どう落とし前をつけるか、あまり期待はしていないが、最後まで見届けたくは思う。

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アニメ感想:黒執事 第8話「その執事、調教」第9話「その執事、幻像」

2008年11月28日 21時02分54秒 | 2008秋アニメ
7話の続きとなる8話は、しかし、そこで提示した謎を解明するのではなく、ただ話の展開で解決してしまった。引っ張っておいて、ひねりどころか謎解きすらなく終わってしまった。アンジェラの正体が謎として残ったが、謎解きが下手なことが明らかになったので期待はできない。
考えてみれば切り裂きジャックの話でも謎解きとしては展開していない。十分そういった展開が期待できるのにしなかったのは作者のセンスの問題だろう。キャラクターの個性を楽しむための作品であって、物語的な部分で期待してはいけないということだ。
9話もただのイタズラの話に過ぎない。作品的な深みはなく、ただのエピソード。タルボットのカメラというアイテムも狂言回しの道具としてすら機能していない印象だった。アホ3人組にセバスチャンをどうこうできるはずもなく、イタズラとしての程度も低い。
ギャグの部分はまずまずだが、ストーリーや耽美さをもっと極めれば面白くなりそうなだけにちょっと残念な印象が強い。原作は知らないが、アニメではもっと尖がった面を出して欲しいところだ。

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アニメ感想:タイタニア 第7話「流星の旗のもとに」第8話「ふたつの出会い」

2008年11月28日 21時00分43秒 | 2008秋アニメ
かなりオリジナルな内容。おおもとのストーリーは変わらないが、膨らみを与えようとしていろいろ加えてどんどんとダメにしてしまっている印象が強い。
それでもテュランジア公国の話ほどひどい展開ではないのでまだましではあるが……。ただジュスランとリディアのキャラクターははっきりと原作の魅力を損なっている。
ジュスランの場合内省が多く、アニメでは見せにくいのは仕方ないが、安っぽいヒューマニズムや平和主義が鼻についてしまう。リディアに至ってはただのちょっと利発な姫様になってしまった。
この2話はファンの側でかなりオリジナルな展開になっているが、早く惑星バルガシュに着かないと本筋が進まないのは明らかだ。現時点では二人の主人公はともに明確な目的がない。それを提示しないままずるずると話を進めては見る者を惹きつける力が乏しくなってしまう。未完の先を見たいのに、話の入り口でぐだぐたとつまらないエピソードを付け加えても楽しくはない。ましてそれが甘ったるい価値観に色付けされていると余計だ。平和ボケしたタイタニアはタイタニアじゃない。

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アニメ感想:まかでみWAっしょい! 第7話「ファッションショーなんですけど。」第8話「メイドに幽霊に

2008年11月28日 20時58分47秒 | 2008秋アニメ
ストーリーはあってなきがごとしだし、萌えとギャグをテンポ良く描くという作品の良さは相変わらず。拓人が存在感ナッシングなのはいつものことだし、タナロットも相変わらず他のキャラに食われまくり。
付喪神として万物を萌えへと変えるメンタリティは、オタク文化の真骨頂とも言えるが、良くも悪くも凄まじいものだと再認識した。この作品は萌えという文化があって初めて成り立つものだけれども、萌えとは何か定まっていず未だに漠然とした概念なんだよね。世の中には萌えを理解できる人間と理解できない人間がいるわけだが、それは理屈ではなく感覚的なものだ。まあ萌えを理解できる時点で終わっちゃってるとも言えるけれども(苦笑。

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アニメ感想:とらドラ! 第8話「だれのため」第9話「海にいこうと君は」

2008年11月28日 20時56分03秒 | 2008秋アニメ
ちょっぴり疾速気味に感じる今日この頃。大河の切れ味が鈍っているのがその原因か。
「だれのため」では、竜児に想いがちゃんと伝わらずに苛立つ大河という部分は悪くなかったが、大河と亜美の勝負はもうひとつといった印象を受けた。思春期に限った話ではないが、自分の気持ちが言葉に明確にできずに苦しむことはある。どんなに言葉を並べてもそこから漏れる気持ちもある。相手に気持ちを伝えることが不得手な大河にとって、このもやもやした感情は持て余してしまうことだろう。
「海にいこうと君は」では、櫛枝の恋愛を幽霊に喩えた話が面白かった。恋愛というものに明確な定義はないし、想いの形も様々だ。大河が北村に向ける想いも、竜児に対する想いも、恋愛という名で呼ぼうが呼ぶまいがそれで実体が変わるわけではない。安直な物語は心を割り切ってしまいがちになるが、割り切れないことを描くために物語は存在しているとも言える。
この作品は少なくともその形無いものを安易に明示せずに言葉の網から漏れるものまでなんとか掬おうと足掻いている様は見て取れる。それがこの作品への好感に繋がっている。最後までその姿勢を貫いて欲しい。

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アニメ感想:かんなぎ 第8幕「迷走嵐が丘」

2008年11月24日 21時40分00秒 | 2008秋アニメ
大鉄の妄想という形でナギのサービスカット満載の話。かなりの大盤振る舞いでTVアニメじゃギリギリって感じの描写も。以上。
……ってわけでもないか。ただ物語的には次回へ続く話なので現時点ではなんとも。最近の暴走振りから物語に関してはもう一つといった印象を受けたが、まあ今回はあくまでもナギのサービスカットのための回だしね。

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アニメ感想:ヒャッコ 第7話「16コメ 狐虎で会ったが百年目」「17コメ 虎の怒りを買う狐」

2008年11月24日 21時36分39秒 | 2008秋アニメ
虎子の兄の狐登場。傍若無人に振舞う狐に周りは振り回されて……という内容だが、面白いか、これ?
女性陣は完全に脇役だし、特に虎子の魅力が大きく損なわれてしまっているし。狐が好き放題にして終わりというオチも何もない展開だしね。
もともと回ごとに出来のばらつきが大きい作品だが、今回は酷かった。正直切り時かもしれない。


アニメ感想:夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~ 第5話「キミヲマツ」

2008年11月24日 21時35分11秒 | 2008秋アニメ
子供との交流を描くベタな内容。このテーマなら、もっとうまく描けないのかというのが正直な感想だ。サトリの心を読む能力なんて、古くからテレパスものの定番だけに、もうちょっと気の利いた表現をして欲しかった。
そんな中で唯一ヒメのキャラクターは良く出ていた。まあメインヒロインの個性を巧みに描くのは当たり前ではあるが、ところどころにこうした演出の妙が見えるから切れずにいるわけで。
原作付きだから仕方ないのだろうが、作品の方向性がもう少し違っていれば面白い作品になっていそうに感じるが……。

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