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◇初夢モグボナンザ、開催のお知らせ! (2009/11/24)◇

2009年11月26日 19時37分49秒 | FF11
初夢モグボナンザ、開催のお知らせ! (2009/11/24)

過去二回は5~6月に開催されたモグボナンザ。3回目は12~2月にかけての開催となった。これまでカンフル剤としての役割を果たしてきたが、期待よりも「またか」という思いが勝りかねない感じがする。今回の目玉は「AVドロップ品」だが、モグボナンザの賞品としてではなく、戦いやすい環境作りを整えることの方が本道ではないかと思ってしまう。

☆1等

[1回目]1億ギル、免罪符の胴装備のHQ品8種、アレスキュイラス、スカディクウィリ、薄金腹巻、マルドゥクジュバ、モリガンローブ、リディル、クラーケンクラブ、ホフド、布都御魂、バルキリーフォーク

[2回目]総売り上げギルの50%を当選本数で頭割り、リディル、クラーケンクラブ、ホフド、バルキリーフォーク、布都御魂、アレスキュイラス、スカディクウィリ、薄金腹巻、マルドゥクジュバ、モリガンローブ、ノーヴィオピアス、守りの指輪

[今回]総売り上げギルの50%を当選本数で頭割り、リディル、クラーケンクラブ、ホフド、バルキリーフォーク、アレスキュイラス、スカディクウィリ、薄金腹巻、マルドゥクジュバ、モリガンローブ、ノーヴィオピアス、守りの指輪、シャドウマントシャドウリングボナンザクーポンA(ニヌルタサッシュ、マルスリング、ベローナリング、ミネルヴァリング、布都御魂、オウレオール、ラファエルロッド)=Absolute Virtueのドロップ交換品

☆2等

[1回目]1千万ギル、黒帯、ホマムコラッツァ、ナシラマンティル、レリック装備(ザルカでのドロップ品)15種、ベロシアスベルト

[2回目]総売り上げギルの23%を当選本数で頭割り、黒帯、ベロシアスベルト、ホマムコラッツァ、ナシラマンティル、ボナンザクーポンX (デュナミス-ザルカバードドロップ装備)、白虎佩楯、オーラムキュイラス、オラクルローブ、エンキドゥハーネス、ヘラルドゲートル、ジュワユース、剣の枝、五色の糸

[今回]総売り上げギルの23%を当選本数で頭割り、黒帯、ベロシアスベルト、ホマムコラッツァ、ナシラマンティル、ボナンザクーポンX (デュナミス-ザルカバードドロップ装備)、白虎佩楯、オーラムキュイラス、オラクルローブ、エンキドゥハーネス、ヘラルドゲートル、ジュワユース、剣の枝、五色の糸、バードマンケープ

☆3等

[1回目]100万ギル、レリック装備(ボスディンでのドロップ品)15種、ホマムコッシャレ、ナシラサラウィル、オートクレール、セブンアイズ

[2回目]総売り上げギルの27%を当選本数で頭割り、オートクレール、セブンアイズ、ホマムコッシャレ、ナシラサラウィル、ボナンザクーポンB (デュナミス-ボスディンドロップ装備)、バルバロッサゼレハ、アルゴル、トロッターブーツ、ボイジャーサリット、エルメスサンダル、スターサファイア、アルザビウーツ鋼、与一の組緒

[今回]総売り上げギルの27%を当選本数で頭割り、オートクレール、セブンアイズ、ホマムコッシャレ、ナシラサラウィル、ボナンザクーポンB (デュナミス-ボスディンドロップ装備)、バルバロッサゼレハ、アルゴル、トロッターブーツ、ボイジャーサリット、エルメスサンダル、スターサファイア、アルザビウーツ鋼、バンピリッククロー

☆4等

[1回目]10万ギル、ダマスクインゴット、クロマ鉄鉱、ダマスク織物、ベヒーモスの毛皮、モルダバイトピアス、レインハット、姫帝羽虫の髪飾り、バウンデングブーツ、御方庖丁

[2回目]クロマ鉄鉱、ベヒーモスの毛皮、ダマスクインゴット、ダマスク織物、モルダバイトピアス、バウンデングブーツ、姫帝羽虫の髪飾り、ニーズヘッグの鱗、ウーツ鉱、オリハルコン

[今回]クロマ鉄鉱、ベヒーモスの毛皮、ダマスクインゴット、ダマスク織物、モルダバイトピアス、バウンデングブーツ、姫帝羽虫の髪飾り、ニーズヘッグの鱗、ウーツ鉱、オリハルコン、与一の組緒ヴィルマリング

☆5等

[1回目]ミラテテ様言行録

[2回目]ミラテテ様言行録、ペストリペラント、傭兵キャンプ参加券、秘密特訓場のカギ、舞刀会の招待状、戦餐会の招待状、アダマンタスの像、ベヒーモスの像、ファヴニルの像

[今回]ミラテテ様言行録、ペストリペラント、傭兵キャンプ参加券、秘密特訓場のカギ、舞刀会の招待状、戦餐会の招待状、アダマンタスの像、ベヒーモスの像、ファヴニルの像、闇の王の像




1等は、Absolute Virtueのドロップ交換品やDynamis Lordドロップ品といった海や裏といった活動をするLSに入っていてもなかなか入手が困難な装備品が追加された。布都御魂は前回も賞品ではあったが、侍しか装備できないこともあり、注目度はやや低めと言えたかもしれない。ヘイスト+6%のニヌルタサッシュ、魔法命中率+8のオウレオール、命中+8のマルスリング、被魔法ダメージ-8%のミネルヴァリングなどが注目。これらはレアだがEXはついていないのでバザー・トレード可能。時々被物理ダメージ無効のシャドウマント、時々被魔法ダメージ無効、デス耐性のシャドウリングも優秀な装備品だ。

2等は、バードマンケープが新規追加。これまで入手方法不明とされた装備。「防7 MP+30 CHR+9 レジストパライズ効果アップ Lv69~ 白黒赤吟召青か学」と詩人向けの性能。

3等は、バンピリッククローが追加。フォミュナ水道のNMであるTres Duendesのドロップ品。性能は「D+8 隔+60 追加効果:HP吸収 Lv39~ 戦モ赤シ暗獣忍か踊」。

4等は、与一の組緒が3等から降格。連合軍戦績NM戦で取得できるようになり価値が下落した影響を受けた。また、ヴィルマリングが追加された。ユタンガ大森林のNMであるRose Gardenのドロップ品であり、「INT+1 MND+1 CHR+1 25HPをMPに変換 Lv40~ All Jobs」という性能。

5等は、ミラテテ様言行録、各種スペシャルバトル参加権、調度品。闇の王の像が新規追加となった。


バージョンアップ@090721

2009年07月21日 02時01分27秒 | FF11
公式サイトバージョンアップ情報

■追加シナリオ第二弾「戦慄!モグ祭りの夜」は、追加シナリオをご購入後、その情報がゲームデータに反映され、本バージョンアップを行うことでプレイ可能となります。
※追加シナリオのミッションのオファーを受けるためには、PCのレベルを10以上にする必要があります。
※追加シナリオの購入完了からファイナルファンタジーXIのゲーム内でご利用可能になるまで、しばらく時間を要する場合があります。
※ 追加シナリオをご購入後、バージョンアップを経ても「戦慄!モグ祭りの夜」のロゴが半透明だった場合には、しばらく時間を置いたのち、プレイオンライン内ファイナルファンタジーXIトップの画面まで戻り、ファイナルファンタジーXIのスタート画面にて追加シナリオのロゴをご確認ください。

■本バージョンアップ以降、追加シナリオ第一弾「石の見る夢」についても、ミッションのオファーを受けるためにはPCのレベルを10以上にする必要があります。

倉庫キャラでもジュノ下層で無闇に長いイベントシーンが発生してしまったため、それに対する修正。しかし、こうした当たり前のことに気付かなかったという点がお粗末。

[イベント関連]
■過去世界の新たなエリアが開放されました。

■新たな「アルタナの神兵」ミッションが追加されました。

■新たなクエストが複数追加されました。

■フェローに関して、以下の変更が行われました。
◆PCが特定の装備でフェローを呼び出すことで、フェローに装備させることができる特殊な装備品に、新たな装備品が追加されました。

■モブリンズ メイズモンガーに関して、以下の追加が行われました。
◆新しいメイズバウチャーが追加されました。
   メイズバウチャー05 :ゴブリンの若者を鍛え上げること
◆新しいメイズルーンが複数追加されました。

■モグタブレットに関して、以下の変更が行われました。
◆PCがモグタブレットを確認できる距離が大幅に伸びるよう変更されました。
◆チョコボ騎乗中でも、モグタブレットが確認できるよう変更されました。

[バトル関連]
■カンパニエに関して、以下の追加が行われました。
◆カンパニエバトルに参戦可能なエリアに、以下のエリアが追加されました。
   ボスディン氷河〔S〕/ザルカバード〔S〕
※ただし、上記2エリアは拠点攻略および拠点防衛の対象外です。
◆新たな勲章が複数開放されました。それに伴い、連合軍戦績と交換で入手できるアイテムも追加されました。
◆新要素「ユニオン」が追加されました。
・ユニオンについて
カンパニエバトルに参戦しているPCが任意に参加できるグループの総称です。ユニオンに参加しカンパニエバトルに参戦することで、戦況や活躍に応じてカンパニエバトル終了時にプールされる戦利品にロットすることができます。

・ユニオンへの参加方法
ユニオンへ参加するには、アライドタグが発行された状態でカンパニエ審理官に話しかけ、提示されるユニオン名一覧から、参加したいユニオンを選択します。この際、所属国などによる参加制限はありません。

・ユニオンからの除隊方法
カンパニエ審理官に話しかけ除隊を申し出るか、エリアチェンジやログアウト、査定の完了などを含むアライドタグが外れる行動によって除隊することができます。

・戦利品へのロットについて
ロット権を得るためには、カンパニエバトルに参戦し、カンパニエバトル終了時までに一定以上の評価を得られるよう活躍する必要があります。
※カンパニエバトルの途中で査定を行ってしまうと、評価は0に戻ります。

<<戦利品の入手に関する注意事項>>
□パーティやアライアンスに参加した状態でユニオンに参加する場合や、ユニオンに参加している状態でパーティやアライアンスに参加する場合には以下の点にご注意ください。

・ユニオンやパーティの戦利品ボックスに入っているアイテムがランダムに分配されてしまう場合があります。
PCのユニオンへの参加やパーティ、アライアンスへの参加が行われる際には、戦利品ボックスにあるアイテムの分配を済ませておくことをお勧めいたします。

□パーティやアライアンスにユニオンの戦利品へのロット権を得ているPCが参加した場合、あるいは、パーティメンバーもしくはアライアンスメンバーがユニオンの戦利品へのロット権を得た場合には、以下の点にご注意ください。

・ユニオンの戦利品へのロット権を得ているPC
パーティ、アライアンスの戦利品ボックスにプールされているアイテムを入手する権利を失います。

・パーティメンバーもしくはアライアンスメンバー
ユニオンの戦利品へのロット権を得ているPCとパーティメンバーもしくはアライアンスメンバーが同一のエリアにいた場合に限り、そのパーティもしくはアライアンスが通常の戦闘やその他コンテンツで戦利品として入手可能なはずのアイテムは、入手不可能な状態となります。

※パーティ内、アライアンス内のユニオンの戦利品に対してロット権を得ているPCが、なんらかの理由でロット権を失うことで、戦利品入手の条件は通常の状態へと戻ります。

■新たなモンスターが追加されました。

■以下のエリアに出現するモンスターが追加されました。
   バタリア丘陵〔S〕

■フィールド・オブ・ヴァラーに関して、以下の変更が行われました。
以下のエリアで受けることのできる特殊訓練が追加されました。
   テリガン岬/東アルテパ砂漠/聖地ジ・タ/ロ・メーヴ/ユタンガ大森林/ヨアトル大森林/西アルテパ砂漠/慟哭の谷/ル・オンの庭

■戦闘スキルおよび魔法スキルに関して、低レベル帯から中レベル帯でのスキル上昇確率の見直しが行われました。

■以下のサークル系アビリティの効果として、対象となるモンスターに対する与ダメージの上昇と被ダメージの減少が追加されました。
   ホーリーサークル/アルケインサークル/護摩の守護円/エンシェントサークル/K.インスティンクト

■忍者に関して、以下の追加・変更が行われました。
◆新たなジョブアビリティ「陽忍」「陰忍」が追加されました。
・陽忍
敵対心アップ&忍具の知識効果アップ、命中率ダウン。
さらに敵の正面にいる場合に限り、回避率と被クリティカルヒット率にボーナスを得る。
・陰忍
敵対心マイナス、回避率ダウン。
さらに標的の後方にいる場合に限り、命中率とクリティカルヒット率、忍術ダメージにボーナスを得る。
※「陽忍」と「陰忍」は使用間隔を共有しており、同時に使うことはできません。
◆ジョブアビリティ「微塵がくれ」について、効果の変更が行われました。
この変更に伴い、忍者専用のミシックウェポンに付加されていた隠し効果についても変更されました。

■竜騎士のジョブ特性「エンパシー」を有した状態でジョブアビリティ「スピリットリンク」を飛竜に使用した際、HPの回復が0であった場合でも、睡眠から回復するようになりました。

■青魔道士がラーニング可能な青魔法が2つ追加されました。

定型文辞書には追加されない模様。

■以下のノートリアスモンスターについて、占有することで強さが変わる挙動が一部調整されました。
   King Arthro/Simurgh/Roc/Serket/Capricious Cassie/Lord of Onzozo/Behemoth/King Behemoth/Adamantoise/Aspidochelone/Fafnir/Nidhogg/Sandworm/Dark Ixion

[アイテム関連]
■新たな装備品が多数追加されました。

■新たな調度品が複数追加されました。

■新たな合成レシピが多数追加されました。

■未開封リンクシェルを販売しているNPCから購入できるアイテムに、以下のアイテムが追加されました。
コンパスチェーン

※コンパスチェーンはエンチャント効果のついたレベル20以上のPC向け装備品で、使用することにより、そのエリアにおけるPCの位置情報が分かります。
※位置情報は、近日中に公開予定の「プレイヤーイベントサポート」にて使用することが可能です。詳しくは近日中に公開される特設ページをご覧ください。

■特定のNPCに預けられる特別な調度品に以下のアイテムが追加されました。
   アダマンタスの像/ベヒーモスの像/ファヴニルの像/エッグビュッフェ

■恵比寿釣竿の性能が見直されました。

[システム関連]
■定型文辞書に新たな語句が複数追加されました。

カテゴリー名 登録単語
ジョブアビリティ 陽忍
ジョブアビリティ 陰忍
地名2 ボスディン氷河〔S〕
地名2 ザルカバード〔S〕
地名2 フォルガンディ戦線
地名2 バルドニア戦線
ゲーム用語2 モグハウス招待
ゲーム用語2 モグサッチェル
ゲーム用語2 オーグメント
ゲーム用語2 アダーユニオン
ゲーム用語2 バイソンユニオン
ゲーム用語2 コヨーテユニオン
ゲーム用語2 ドールユニオン
ゲーム用語2 エランドユニオン
タイトル ジラートの幻影
タイトル プロマシアの呪縛
タイトル アトルガンの秘宝
タイトル アルタナの神兵
タイトル 石の見る夢
タイトル 戦慄!モグ祭りの夜

■テキストコマンド「/bell (数字)」で鳴らすことのできる音が2オクターブまで拡張されました。
ドリームベルおよびドリームベル+1、レディベルおよびレディベル+1を装備して、テキストコマンド「/bell (引数)」を使用することで、音を鳴らすことができます。
使用できる引数は以下の通りです。

/bell引数表

※これまで使用可能だった1から8までの数字についても、引き続き使用可能です。
※特に引数を指定しなかった場合、/bell 1(/bell C4)と同様の音が鳴ります。

[不具合修正]
■以下の装備品に関して、装備した際にD値が正しく反映されなかった不具合が修正されました。
   ノーブルヒマンテス

■以下の装備品に関して、「ランダムディール効果アップ」の効果が正しくなかった不具合が修正されました。
   コモドアフラック/CMフラック+1

■以下の装備品に関して、飛竜のダメージを軽減する効果が、ヘルプメッセージと異なっていた不具合が修正されました。
   WMフィンガー+1/ウィルムフィンガー/ウィルムブレー/WMブレー+1

[既知の不具合]
■以下のハッピーパワーについて、説明が不足している不具合が確認されています。
ラッキーマイスター!  合成失敗時に素材を失う確率が大幅にダウン。

本来、ハッピーパワーの効果を得るためには各ギルドでサポートを受けている必要があります。




大型バージョンアップの割には全く期待感に乏しいものとなった。ミッション、追加シナリオ、カンパニエバトルにおける「ユニオン」くらいで、それらが余程ボリュームあるものでない限り、楽しめる要素が非常に少ない内容と言わざるを得ない。FF14を発表し、いよいよ終末が見えてきたFF11ではあるが、開発陣の手でその寿命を延ばすのか縮めるのか大きな岐路に立つバージョンアップだと見ていただけに、岐路の行方がはっきりと分かるものと言うしかないだろう。


ジョブ調整について その1 (2009/07/03)

2009年07月03日 21時17分14秒 | FF11
ジョブ調整について その1 (2009/07/03)

次回バージョンアップでは、忍者に関するアビリティの追加と、その他のジョブに関する魔法やアビリティの調整を予定しています。
本トピックスでは、忍者に関する変更点をご紹介いたします。

○新しいジョブアビリティの追加
攻守に通じた忍者の個性をよりきわだたせることを念頭におき、2つのまったく異なるベクトルをもつアビリティの追加を予定しています。

・陽忍(Lv40 使用間隔:5分 効果時間:5分)
敵対心アップ&忍具の知識効果アップ、命中率ダウン。
さらに敵の正面にいる場合に限り、回避率と被クリティカルヒット率にボーナスを得る。

・陰忍(Lv40 使用間隔:5分 効果時間:5分)
敵対心マイナス、回避率ダウン。さらに標的の後方にいる場合に限り、命中率とクリティカルヒット率、忍術ダメージにボーナスを得る。

▽陽忍について
敵の攻撃を受け止めるための能力を強化するアビリティです。
「陽忍」の効果中は、命中と引き換えに、敵対心+と忍具の知識にボーナスを得ることができます。さらに、敵の正面に位置している場合に限り、敵からの攻撃に対する回避+と被クリティカルヒット率-にボーナスを得ます。
ただし、すべての効果は、時間とともに減衰していきます。

▽陰忍について
敵にダメージを与えるための能力を強化するアビリティです。
「陰忍」の効果中は、回避と引き換えに、敵対心-のボーナスを得ることができます。加えて、敵の後ろに位置している場合、命中とクリティカルヒット率、遁術のダメージにボーナスを得ます。
ただし「陽忍」と同様に、すべての効果は、時間とともに減衰していきます。

▽注意点
「陽忍」と「陰忍」の効果を同時に得ることはできません。両方のアビリティを使用した場合、後から使用したアビリティが優先され、先に使用していたアビリティが無効になります。
「陽忍」と「陰忍」は、使用間隔を共有しています。例えば、「陽忍」を使って30秒が経過した時点では、「陽忍」「陰忍」いずれのアビリティも再使用不可能です。

これら追加予定のアビリティについては、パーティプレイ時の他PCの立ち位置に与える影響の大きさなどを考え、バージョンアップまで、時間の許す限り調整を続けてまいります。

○微塵がくれに関する調整
これまでは、微塵がくれによって戦闘不能になったのち、レイズやリレイズなどの効果を得ることで、衰弱状態となっていました。今後、蘇生時に衰弱することがなくなり、HPが50%の状態となります。

なお、上記の変更を行うにあたり、忍者専用のミシックウェポンに付与されていた隠し効果についても見直しを行いました。
微塵がくれによる衰弱を無効にする性能を、微塵がくれを行った際に特別な効果が発揮される性能へと変更する予定です。

今回は忍者に関する変更点をご説明しました。
その他のジョブに関する魔法やアビリティの調整については、本トピックスで近日中にお伝えします。楽しみにお待ちください。




両手武器強化やナイトの度重なる強化により、相対的に忍者が弱体していた。その意味ではようやくの忍者への強化ということになる。
「陽忍」は盾用として有効なアビリティだが、プラス効果と引き換えに命中率ダウンとなる。これがどの程度のダウンなのかが気になるところだ。ただでさえ片手武器は命中で不利であり、また敵対心維持のためには攻撃によるダメージが欠かせないだけに、命中率ダウンの程度によって忍盾の有効性が変わってくるだろう。
対する「陰忍」はアタッカー用アビリティ。敵の背後に回ることによるボーナスは魅力的だが、アタッカーとして求められる場面が限られているだけに使いどころは難しそうだ。

「陽忍」と「陰忍」は切替型のアビリティだが、他の切替型のアビリティと異なり、使用間隔を共有している。アビリティの復活などがない限り、上書きする機会はないと考えられる。これでは切替型アビリティのメリットが生かしにくく、臨機応変に対応するのが難しそうだ。

「微塵がくれ」はこれまでデジョン目的以外ではほとんど役に立たないアビリティだった。今回の修正でも他のジョブの2時間アビリティと比べて著しく役に立たないアビリティであるという点は変わらないが、それでも少しはマシになった。最大HPの2倍の無属性ダメージが基本的にレジ無しで入るとかでもいいと思うのだが、今の与ダメでは使いにくさはあまり変わらないかもしれない。ただ衰弱無しに戦闘不能になれる点は、コンテンツ攻略上で役立つ可能性も考えられる。

3~4ヶ月に1度という今のバージョンアップのペースを考えれば、全ジョブの1/3~1/4は1度のバージョンアップで修正するのが妥当だ(どのジョブも1年に1度は何らかの修正があってしかるべきだろう)。開発・運営の怠慢と言われても仕方ない状況が長く続いているが、このスタッフでFF14が始まってもほとんど期待することができない。FF11の最大の欠点は、プレイヤーを楽しませようという作り手の意志が見えないことにある。今からでもそういう姿勢を示すことがFF14にも受け継がれていくことになると思うのだが、残念ながらそれを期待するのは無理なのだろう。


第9回 ヴァナ・ディール国勢調査

2009年06月23日 02時40分49秒 | FF11
第9回 ヴァナ・ディール国勢調査 (2009/06/22)

恒例のヴァナ・ディール国勢調査。今年は事前アンケートも行われ、その調査も踏まえての結果発表となっている。

○ログイン状況

グラフは常に一定数以上のプレイヤーがログインしていることを示しており、ワールドワイドでサービスを展開するファイナルファンタジーXIの強みである、「ゲーム内に常にプレイヤーの姿がある」状態が維持されていることが見てとれるのではないでしょうか。
この、常に他のプレイヤーとコミュニケーションが取れる環境こそが、コミュニティの活性化に良い影響を与え続けているといえるでしょう。


このように混合サーバの利点を強調しているものの、ヴァナ内外での評価は決して肯定的な意見ばかりではない。FF14では国別のサーバを求める声も高まっており、そうした意見に耳を貸すかどうかが注目される。

また、1日の平均ログイン時間が最も短い「1時間から3時間」が昨年の75%から85%に増加し、平均ログイン時間も昨年の約171分から約126分に45分も短縮している。確かに短時間で遊べるコンテンツが増えたことなども原因だろうが、やはりそれ以上にFF11へのプレイヤーの熱中度の低下は紛れもない事実と言うべきだろう。

○ジョブレベル

レベル75の割合は昨年の12.41%から15.60%に増加。グラフ自体は昨年とほぼ同じ姿だが、レベルシンクやフィールド・オブ・ヴァラーなどレベル上げしやすい環境は整ってきている。惜しむらくは、もう少し早くこのような環境整備ができていればと思わなくもないが。

○ジョブ

アンケートによるプレイヤーのメインジョブ一位は断トツで赤魔道士。優遇ジョブと言われ続け、あらゆるコンテンツに席を持つジョブだけに、この結果は当然と言えそうだ。
実際のデータでは、白赤黒の三色の魔道士が突出した数字を残している。利便性などにおいてこれらのジョブがそれだけ抜き出ていると言えるだろう。
ナイトの人気の高さも興味深い。忍者や赤魔道士に盾の座を脅かされ続けたナイトだが、度重なるてこ入れの末非常に高いジョブ性能を持つに至った。AFなど見た目のかっこよさも含めて人気ジョブらしい結果だ。
アンケートで予想外に健闘したのが8位の竜騎士だ。戦士や暗黒騎士といった他のアタッカーを抑えてのこの数字は驚きに値する。
ゲーム内で10位の吟遊詩人はアンケートでは18位。能力の高さが人気に反映していない。更にコルセアはゲーム内・アンケートの双方で最下位だった。支援系ジョブとして詩人同様評価は高いが、実際にプレイする人は非常に少数派ということになる。確かに銃弾やカードなど費用もかさみ、苦労する割りに報われにくいジョブとも言えるだろう。詩人やコルセアといった支援系ジョブにもっと楽しめる要素を組み込めなかったかという思いは残る。
アンケートやゲーム内データで2%を切るようなジョブは早急にてこ入れする必要があると思うのだが。

○メリットポイント

今回非常に興味深い調査がこのメリットポイントの振り方だ。もちろん振り方の傾向はいろいろと言われているが、やはり実際の数値として出てくるとなかなか面白い。

「HP / MP」は意外とHPも多いなというのが印象だ。もっとMP派が多いと思っていたがそうでもないようだ。

「ステータス」はSTRが圧勝。他はDEXとINTくらいで残りは非常に少数派となった。ヴァナのアタッカー志向の強さの表れと言えるだろうか。

「戦闘スキル」は片手剣がトップという意外な結果に感じられた。片手刀が次ぐのはメリポPTでは未だ忍者の人気が高いせいか。短剣も大健闘で、隠れシーフが多いということなのか。8振りの数だけなら片手刀といい勝負でトップを分け合っているのが格闘。サルベージに席のあるモンクという点が人気の理由だろうか。片手斧が続くのも意外。戦士は両手斧主体へと様変わりして久しいがまだ名残りがあると言うべきか。両手刀・両手槍・両手斧といったアタッカーのメイン武器がようやくその後に続く。両手鎌は射撃にも負けていてかなり予想外の結果だった。
防御スキルが回避一択なのは仕方ないところだ。

「魔法スキル」は弱体魔法と精霊魔法が群を抜く。青魔道士・吟遊詩人・召喚士を上げてなければこの2つで決まりなのは間違いない。

「その他」ではクリティカルヒット率が断トツ。詠唱中断率が被クリティカルヒット率を上回っているが、どちらも体感しにくい要素であることは間違いないだろう。

「ジョブ」のグループ1は既存のジョブアビリティの強化が主体となっており、ほとんど選択されないものがあるのは仕方がないと言えなくもない。だが、グループ2で選ばれない項目というのはやはり実装のバランスがおかしいという証左と言えなくもない。今から見直しは難しいかもしれないが、いくつかのジョブは調整が必要だと思うのだが。
個別のジョブに関しては機会があればまた書いてみたい。

○アイテム

レリック最終段階は1,376増の3,245となった。なかでもイージス、アポカリプスの増加が目立ち、他にマンダウ、天の村雲、ギャッラルホルンも100以上の増加となった。
最も少ないレリック武器は両手棍のクラウストルムの19。片手斧ガトラーの22がそれに次ぐ。

ミシックウェポンはナイトのブルトガングの14が突出している。戦士のコンカラーの6が2位で、青魔道士のティソーナの4が3位。3で続くのがカルンウェナン(吟遊詩人)、小鴉丸(侍)、ヤグルシュ(白魔道士)。
また、アイムール(獣使い)、竜の髭(竜騎士)、トゥプシマティ(学者)、ガストラフェテス(狩人)、デスペナルティ(コルセア)は調査時点ではヴァナには存在していない。
ミシックウェポンはレリックと異なり武器ごとの取得難易度には差がないため、能力や人気を反映しやすいと言えるだろうか。

○合成

「ギルドポイントと交換できるアイテムの存在数」が注目。「印可以上のキャラクター構成比」と比較して必ずしも多い合成のアイテムが交換されているわけではないところがポイントだろう。納品のしやすさやアイテムの必要性などがかえり影響していると思われる。他は非常に少ないのにメガネ目的で彫金を上げているプレイヤーの多さも目立っている。

また、ヴァナ最難関クエスト「折れぬ魂」の報酬である恵比寿釣竿の全ワールド現存数941と発表された。この数が多いのか少ないのか判断は分かれそうだが、レリックやミシックを得るのとは違う凄さを感じる数字だ。

○経済

アンケートを元にした分析。週の収入は5万ギル以下が54%を占める。自己申告ではあるが、一般プレイヤーの現実と言えるだろう。
正直1000万ギル以上といった答えは信憑性に欠けるので、~500万ギルあたりまでを参考に見たい。戦利品の売買というプレイヤーは実質金策していない、あるいは素材狩り主体ということになるが、週給が増えるに従い割合も減っていく。金策として非効率な手段であることは間違いないだろう。
一方、週給が増えるに従い増えていく手段が、合成、栽培、チョコボ掘りあたりだ。安定した金策として向いているのは間違いない。ただ、コメントにもあるように一定の週給以上になると合成以外の割合は減少する。また、ロット権の売買は現在のヴァナの需要から見てかなり割りのいい金策手段と見なせるかもしれない。

支出では、性能を重視して選んだ装備品がどの週給でもトップといった感じだ。やはり装備集めがこのゲームの主体と言うことができる。他で目立つのは、特定の装備品を入手するために必要なアイテムの購入費用で、トリガー購入→外販という流れがヴァナ経済に根付いてきていることを示している。

○リンクシェル

アンケートから複数のリンクシェルを使い分けている現状が改めて確認できた。雑談系のリンクシェルから、コンテンツ攻略用のリンクシェルとの併用へと変わっていく状況はここ数年のヴァナの常識と言ったところだろう。
加入のきっかけで、フレンドから誘われたが最も多いのも実感できる点だが、特に複数のリンクシェル所有者でそれが多いのは、野良募集よりもフレンド繋がりでメンバーを増やすタイプの攻略系LSが多いということだろう。

今回最も興味深かったのは、リンクパールの色についての調査だ。”2009年5月下旬の時点で、全ワールドを通してひとつも存在していないリンクシェルのカラー”や、”リンクシェルのカラーで多かった上位10位”といった結果は非常に面白かった。

○拡張データディスク

拡張データのミッション進行度の変化だが、目に付くのはプロマシアの呪縛のクリア数増加だろう。レベル制限下で装備品をそのまま着ていられるようになり、着替えの必要性が減少したことが大きな影響を与えたことは間違いない。

○プレイヤーの声

ここではGMコールやスペシャルタスクフォースについて述べられている。スペシャルタスクフォースの活動報告が最近なかったので今回はその代わりのような形になっている。
基本的にスペシャルタスクフォースの活動により不正活動等の報告数は減少している。ただ最近非常に多い、テルによるRMTサイト広告については、”抜本的な解決へ向けた対策を鋭意開発中”だそうだ。




これまでにあった種族やフェイスタイプに関する調査はなくなったが、全体的によく掘り下げられた調査だったと思う。しかし、今後FF14の開始などFF11を取り巻く環境は大きく変わっていきそうな現在、この調査をこれからのヴァナにどう生かしていくのかといった視点が欲しかったように感じられた。特にジョブの調査結果はただ数字のみでなくプレイヤーの想いを汲んで開発に生かして欲しいところだが果たして期待していいものかどうか不安が大きいのも事実だろう。

MMORPGでは作り手とプレイヤーとのコミュニケーションのあり方が問われる。少なくともFF11はそこで躓いた。ゲームの質の高さやいくつかの幸運に助けられ成功と呼べる結果を残したとはいえ、FF14が同様の結果を得られるとは限らない。いろんな意味で次回の国勢調査が重要に感じられるが果たしてどういったものとなるのだろうか(或いはあるかどうかさえ不安だけれど)。


7周年記念モグボナンザ当選番号発表

2009年06月16日 17時13分26秒 | FF11
5等 下1桁 3 当選数642,517個
4等 下2桁 27 当選数68,268個
3等 下3桁 800 当選数4,813個
2等 下4桁 3004 当選数468個

1等 19367 当選数74個

もちろん私は外れ(゜ーÅ)

2等3等は0が並んだためか平均より大きく落ち込んでいる感じ。一方、1等はそれなりに出たと言えそう。

ギルを選んだときの当選金額は、

1等 85,738,149ギル
2等 6,236,168ギル
3等 711,843ギル

これから、今回の総売上が12,689,246,000ギル、売り上げ本数は6,344,623本と計算できる。5等の当選数がほぼその10分の一となっている。
前回の5等当選本数は837,417本で、売り上げ本数は減少していることが予測されるが、購入価格が2倍となったので、売上額は1.5倍に跳ね上がっている。


『ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド ジョブ2009【下巻】』

2009年06月13日 23時47分55秒 | FF11
ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド ジョブ2009【下巻】ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド ジョブ2009【下巻】
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2009-06-12


一ヶ月以上の発売延期の末、満を持しての下巻の登場となった。扱うジョブはジラートの幻影以降に追加された、侍、忍者、竜騎士、召喚士、青魔道士、コルセア、からくり士、踊り子、学者の9ジョブ。スタンダードジョブや初期エクストラジョブと比べて、非常にユニークな性能のジョブが多いのが特徴。
全218ページ、四コマ212本は上巻をわずかながら上回る。

上巻の記事はこちら

各ジョブの紹介の記述は上巻同様。「○○の魅力は?」、注意点&苦手なこと、ステータス、戦闘スキル&魔法スキル、ウェポンスキル、ジョブアビリティ&ジョブ特性、サポートジョブ考察、メリットポイント、マクロ指南、関連クエスト解説、魔法リスト(魔法を使えるジョブ)、「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」、「部位別・レベル75オススメ&あこがれの装備ピックアップ」、「アーティファクト〔カスタム〕&レリック衣装解説」、きまぐれ○○パラダイス、旅団員が語るジョブいろいろ座談会、○○今昔物語と多様なトピックから成り立っている。

目次と恒例の電撃の旅団メンバープロフィールで2ページ。上巻のINDEXも書かれている。「20のジョブとレベル75までの流れ」で2ページ。上巻のおさらいとして、データ解説に2ページ。上巻でも取り上げた種族専用装備とスキル適正&スキル上限値一覧が掲載されている。

○侍(14P)
侍の魅力は?、注意点&苦手なこと、ステータス、戦闘スキル、ウェポンスキル、ジョブアビリティ&ジョブ特性で2ページ。サポートジョブ考察、メリットポイント、マクロ指南、関連クエスト解説で2ページ。ここまでは全ジョブ共通のフォーマット。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」は、レベル1~19、20~29、30~39、40~49、50~59、60~69、70~75に分けてポイントやアビリティ・特性、装備品、レベル上げでの立ち回り方など様々な要素を取り上げている。またレベル20、30、40、50、60での装備例も参考になる。
「部位別・レベル75オススメ&あこがれの装備ピックアップ」はレベル75の視点から各部位の優秀な装備がリストアップされている。性能と入手方法が記載されているので非常に便利だ。レベル75での装備例も状況別にいくつか書かれていて参考になるだろう。
侍ではストアTPにほぼ1ページ割かれて説明しているのが特徴。ただ単にストアTPを増やせばいいというものではないことがよく分かる。
「アーティファクト〔カスタム〕&レリック衣装解説」1ページは共通フォーマット。AFとレリック防具の一覧及び打ち直し品一覧が並べて書かれているのが役に立つ。
最後の1ページは企画もの。きまぐれ侍パラダイス、旅団員が語るジョブいろいろ座談会侍編、侍今昔物語の3つ。きまぐれ侍パラダイスのお題は「お米パワー全開!おにぎりの真の味かわかる侍ってどこまで強いの!?」。

○忍者(16P)
共通フォーマットのあと、忍術リストで2ページ。空蝉の術の使い方、モンスターの特殊技による分身の消費パターンの解説がされている。また、忍術入手クエストの紹介も。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」では、忍術と各魔法効果の上書き関係の検証がされている。また、迅のダメージを高めるには?という検証も。
きまぐれ忍者パラダイスのお題は「『微塵がくれ』で華麗に散りなさい!」。

○竜騎士(14P)
共通フォーマットのあと、飛竜について1ページ。
ソロメリポの解説がされている一方、ヒルブレパーティに関しては特に記述がない。
きまぐれ竜騎士パラダイスのお題は「竜騎士最大のライバル、ガルーダとの死闘 ヤツの奥義はジャンプで避けてこい!」。

○召喚士(20P)
共通フォーマットのあと、召喚魔法&召喚獣について3ページ、召喚獣データについて5ページ取り上げられている。前者は9つのポイントに分けて基本的な召喚士の動きについて説明している。契約の履行のTP補正、効果の短い契約の履行を180秒まで延長するには?という検証記事もある。後者は1ページ2体の召喚獣を取り上げ、解説している。レベル別維持費や契約の履行リスト、関連クエストなども。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」は他のジョブに比べてややコンパクトな印象が。「アストラルフロウ」でレベル上げ!?というコラムもある。
きまぐれ召喚士パラダイスのお題は「旅団の自称アイドル・とも~みを一人前の召喚士にプロデュース!」。

○青魔道士(20P)
ジョブアビリティ&ジョブ特性では片手剣・片手棍を使った1人技連携表が記載されている。
共通フォーマットのあと、青魔法リストで2ページ、ラーニングガイドで2ページ、青魔法のセットで1ページ割かれている。青魔法リストは基本情報に加え、詠唱時間・再詠唱時間、分類、効果範囲、属性(物理系は斬・打・突なども)、アジュールローボーナスといったものも記載されている。ヘッドバットの命中率とスタン発動率の検証も。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」は各レベル帯で重要となる魔法に言及している。各レベル帯ごとの装備例だけでなく青魔法セット例も書かれている点が特徴的だ。また、花粉やいやしの風などの回復量をアップするには?という検証も。
レベル75でも目的別の青魔法セット例が記載されている。
きまぐれ青魔道士パラダイスのお題は「モンスターのHPってどれくらい?新番組でさっそく調査よ!!」。

○コルセア(16P)
共通フォーマットのあと、ファントムロールについて2ページ割かれている。各ロールの値別の効果(ジョブボーナスの有無別)が記載され、目標とする数値も書かれている。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」では、「クイックドロー」の弱体効果の強化はどこまで影響するのか?、「クイックドロー効果アップ」の内容は?の検証がされている。
「アーティファクト〔カスタム〕&レリック衣装解説」には、”ファントムロール性能アップ”のジョブボーナスが発生する確率は?という検証が。
きまぐれコルセアパラダイスのお題は「巷で噂の”おもちゃのカンヅメ”が欲しくなったわ!ちょっと”金のエンゼルマーク”を取ってきて!」とコルセアとは全然関係ないネタ。

○からくり士(22P)
全ジョブ最大の22ページとなったからくり士。
共通フォーマットのあと、オートマトン解説で8ページ。基礎、操作方法、アタッチメント、マニューバ、ヘッド&フレーム、応用戦術からなり、アタッチメント詳細解説やヘッド&フレームは入念に書かれている。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」ではおすすめのソロ狩場が各レベルにわたって記載されている。
きまぐれからくり士パラダイスのお題は「たくさん種類があるから、オートマトン同士で対決!!」。

○踊り子(14P)
共通フォーマットのあと、クリークタンツ講座として1ページ。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」では各レベル帯で修得するアビリティを細かく記載。「ヒーリングワルツ」で治る順番は?という検証もある。
また、「扇の舞い」で盾役は務まるのか!?という検証も興味深い。
きまぐれ踊り子パラダイスのお題は「『クリークタンツ』と『トーテンタンツ』って似てるけどいったいどう違うの?ちょっと教えなさい!!」。

○学者(16P)
マクロ指南では「/macro set」をフル活用!としてかなり大きく紹介されている。
共通フォーマットのあと、魔法リストに2ページ。
「レベル帯別・バトル,レベル上げ,装備ガイド」では、ストンスキンの無効化するダメージ量を最大にするために必要なMND、曜日と天候が影響する計略魔法のダメージの検証がされている。
レベル上げが細かく書かれていたのに比べて、レベル75での説明が物足りない印象が残った。
きまぐれ学者パラダイスのお題は「ピクシーが現代に出現したらしいわ!(動物)学者なら調査してきて!」。

○パーティリーダー指南(2P)
リーダーの心得5ヵ条や目的別リーダーのススメなど。サルベージで使われる主な略語の紹介などもある。

○コンテンツ別参加指南(28P)
デュナミス、リンバス、サルベージ、エインヘリヤル、獣人印章・獣神印章・戦績BF戦など、アサルト、カンパニエops(BF)、ENMクエストが取り上げられている。
デュナミスは6ページ。マップ付きで攻略手順も書かれているが、情報量の乏しさはいかんともしがたい。基本戦術もなく、ありがたみに欠ける内容。
リンバスも6ページ。こちらはコンテンツの規模が小さいのでこれでも十分な内容と言える。惜しむらくは、エリア別で得られる素材リストのようなものが欲しかった。
サルベージも6ページ。各遺構1ページでは複雑なサルベージの攻略情報としては乏しい印象だ。
エインヘリヤル4ページ。この量では取ってつけた感は拭えない。
獣人印章・獣神印章・戦績BF戦など2ページ。あえて掲載する意味があるか分からない。
アサルト2ページ。個別の作戦の解説はなく、交換品リストなどがメインの印象だ。
カンパニエops(BF)1ページ。3つのBF戦なので1ページでも十分ではある。ただし、発生しないことには参加しようもなく……。
ENMクエスト1ページ。個別の情報はなく、リストのみといったところ。

○レベル上げ&狩り場ガイド(16P)
経験値の仕組みでは、上巻になかったレベル別の経験値獲得表が掲載されている。
経験値の取得方法は、通常のレベル上げ以外の様々な経験値獲得手段が書かれている。
レベル別狩り場ガイドは、4ページに渡ってオススメのレベル上げPT用狩り場が紹介されている。過去エリアも含まれ、役立つ内容ではある。チゴー狩りのような特殊なものがないのは残念だが。
フィールド・オブ・ヴァラーとトレジャーキャスケットは最新情報まで含めて一通り紹介されている。
自主訓練の章・エリア別課題一覧はFoV全エリアのマップ付きの力作。Manualの位置のほか、対象となるモンスターの生息域を大雑把ではあるが掲載している。各エリアの説明もしっかりしていて役に立ちそうだ。

○4.09VersionUP解説(8P)
上巻発売後に行われたバージョンアップの解説。大幅な強化がなされた白魔道士・赤魔道士の解説や、連合軍戦績NMの紹介(攻略はなし)、MMMのススメは3ページにわたって詳しく記載されている。メイズルーン一覧も掲載。

○巻末特別攻略『石の見る夢』(2P)
フェ・インやデルクフの塔でのポイントが記載されている点は便利だろう。ただラストBF攻略に関しては、電撃PlayStation448(6/12号)の方が説明が多彩で良かった。

○きまぐれほぼ全ジョブパラダイス(1P)
奥付ページでは、18ジョブで神威に挑む企画。赤魔道士とナイト抜きというところがなかなかいい感じ。




上巻はレベル上げやレベル75になってからの装備の方向性を決めたりするのに役立った。上巻を評価していれば、下巻も当然買いだろう。下巻だけ欲しいという奇特な人はそうはいないだろうが、FoVなど使い勝手のいい記事は下巻の方が目立つ。
各ジョブの生の声が伝わりやすい点が旅団本の特長でもあるが、優劣の差が大きい今回の9ジョブについて、不遇サイドからの声がやや小さい点は気になるところ。今後のバージョンアップで評価が大きく変わる可能性もあるが、レベル上げや75コンテンツに席のないジョブにどう光を当てていくかというところを頑張って欲しかった気もする。


『ファイナルファンタジーXI プレイヤーズバイブル -素材狩り編- Ver.20090409』

2009年06月13日 19時04分11秒 | FF11
ファイナルファンタジーXI プレイヤーズバイブル -素材狩り編- Ver.20090409ファイナルファンタジーXI プレイヤーズバイブル -素材狩り編- Ver.20090409
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2009-06-12


帯には、「FFXIのすべてを狩り尽くせ!合成、金策に役立つ総合指南書」と書かれているように、素材集めに絞った作りとしては優秀な印象を受けた一冊だ。ただ今更といった感じが強く漂うのは残念なところ。せめて以前エンターブレインが出した『ファイナルファンタジーXI マニアックス トレジャーズ・バイブルRareEX Ver.20070613』の頃に欲しかった。

全272ページ。
目次、「本書について」に続いて、用語索引として取り扱っているアイテム一覧のインデックスが掲載されている。競売カテゴリーも記載されていて便利。

○第1章 競売分類別素材収集ガイド(62P)
競売カテゴリーから、素材(金属材・貴金属材・布材・皮革材・骨材・木材・錬金術材)、食材、水産物、雑貨、獣人製品のアイテムと、合成素材となる競売に出せないアイテム(アーリマンのレンズなど)のリスト。
各アイテムは、主な用途(合成だけでなくクエストなどで使う分も書かれている)、入手手段(方法と記載ページ)が書かれていて見やすい作りになっている。ただ、競売掲載順なのが不満な点だ。
TIPSでは、分解で素材を入手しよう<鍛冶編>、分解で素材を入手しよう<彫金編>、原石からできる宝石はHQで変化する、クリスタルを効率よく集めようが取り上げられている。
最後のページはコラムとして、「たくさんの素材を保管できる5つの機能」が紹介されている。かばん、モグ金庫、収納家具、モグロッカー、モグサッチェルで、それぞれ拡張クエストなど必要な素材とともに紹介している。

○第2章 エリア別素材収集ガイド(120P)
各エリアごとに、出現モンスターリスト(名前、種族、レベル、感知、アクティヴやリンクの有無、落とすクリスタルの種類とともに戦利品が記載されている)、NMデータ(名前、種別、出現条件、狙いたい戦利品が記載)、釣りデータ(場所によって釣れるものが変わる場合はマップ付き)が掲載されている。その他、TIPSとしていろいろな関連情報が書かれている場合も。
盗めるアイテムがないのはちょっと残念。また、NMリスト付きなら、戦利品の装備の性能の表記がないのは使い勝手が悪い(トレジャーズ・バイブルでもそうだったが)。
過去エリアまで含めたモンスターデータリストは攻略本では初なので狩場探しとしても使える。

○第3章 BF別素材収集ガイド(16P)
印章BF、皇国軍戦績BF、連合軍戦績NM、ENMクエスト、特殊なBFの全ドロップ品が紹介されている。連合軍戦績NMが取り上げられている点が新しいが、オーグメントアイテムは記載なし。特殊なBFは、應龍来来、帝龍降臨、招かざる影たち、罪狩りたちの鎮魂歌、アシュタリフ号威力偵察、宮廷絵師護衛指令、アシュタリフ号船長暗殺指令。アシュタリフ号関連クエストにおける宝箱の出現条件についてのTIPSもあり。

○第4章 収集活動ガイド(30P)
採掘、伐採、収穫はマップにポイントの位置が記載されている。栽培は種と与えるクリスタル別に全パターンの収穫物を記載。チョコボの穴掘り、チョコボの宝探し潮干狩りについても各1ページずつでまとめられている。

○第5章 ショップガイド(31P)
ギルドショップは仕入れがあるものに限っての掲載。街中のショップはマップで位置の確認ができる。前回のバージョンアップで追加された白魔法なども掲載された最新版だが、これまでの攻略本でも掲載されたものは少なくない。




ドロップ率まで調べるというのは無謀だろうからそこまでは要求しないが、もう少し広がりが欲しかった。例えば、ハンターズバイブルのような精密な生息域でなくてもいいから、大雑把な生息域を記したり、個体数の多寡、FoVとの関係など組み込める要素はもっとあったようにも思える。
素材に限定したため、クエスト専用アイテムのインデックスがなかったり、NMドロップ装備品の性能表記がなかったりと物足りなさも目立つ。残念ながら必携の書とは言えない内容だが、攻略本として惜しい作りといった感じだろうか。


『ファイナルファンタジーXI ストーリー アルティマニア Ver.090409』

2009年06月13日 18時03分50秒 | FF11
ファイナルファンタジーXI ストーリー アルティマニア Ver.090409 (SE-MOOK)ファイナルファンタジーXI ストーリー アルティマニア Ver.090409 (SE-MOOK)
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2009-06-11


スクウェアエニックスお馴染みのアルティマニアシリーズ。FF11をメインで初めて刊行されたアルティマニアは「ストーリー」に絞ったものとなった。
これまでミッション攻略を謳った攻略本はいくつもあったが、それらは具体的な行動についてであって、ストーリーを語られることはなかった(おそらく規制があったのでは)。
MMORPGでありながら、いや、MMORPGというボリュームがあるからこそ成り立つ厚みあるストーリーがFF11にはある。それを真正面から取り扱う本ということで発売前から期待が高かった。編集もスタジオベントスタッフが担当し、この膨大なストーリーをどう見せてくれるか興味があった。

総ページ数は496ページ。アルティマニアシリーズの厚さからするとやや薄い印象さえ残る。
構成は4章立て。

○CHAPTER 1 ベーシックガイド(36P)
◎ヴァナ・ディール概略
ワールドマップ、以前公式で語られた北方・西方・南方・東方の設定、簡単な神話と歴史についてが4ページで書かれている。

◎国家と自治都市
国家は1ページずつ、概説・政治・軍制・外交を記載、自治都市は1ページに数都市扱い概説のみ記載している。計10ページ。

◎リージョン
35のリージョンを簡単に説明。10ページ。

◎用語辞典
人間、獣人のそれぞれの説明。基本設定である、クリスタル、女神アルタナ、男神プロマシア、水晶大戦、アルタナ四国協商、コンクェスト、三ヵ国合同北方調査隊の説明。冒険者の説明。計10ページ。

○CHAPTER 2 ミッションストーリーガイド(184P)
ミッションの基礎知識2ページに続いて、各ミッションの内容が語られる。
プロローグとオープニング3種(初めてヴァナに降り立った時に発生するイベント)の会話ログ(ジラート以降のミッションではインプレッシヴ・シーンズとして印象的な場面の会話ログ)が掲載。
続いて、登場人物の紹介で、人物相関図と各キャラクターの説明がされている。1ページ4人ないし6人。写真、おもな登場シーン、印象的なセリフなども書かれている。
物語の予備知識としていくつかのキーワードが説明され、ミッションの流れでは各ミッションのフローチャートと簡単な説明が書かれている。
物語の舞台は、地図をメインにミッションに関連する場所を記載。
ミッションストーリープレイバックは、基本的に1ページに2つのミッションを掲載し、「Pick up!」や「アイテム」「会話」「だいじなもの」といった関連情報を取り上げている。
最後にシナリオスタッフQ&Aとしてインタビューが掲載されている。

サンドリア王国ミッションは22ページ。Q&Aは木越祐介氏。
バストゥーク共和国ミッションは22ページ。Q&Aは河本信昭氏。
ウィンダス連邦ミッションは24ページ。Q&Aは佐藤弥詠子氏。

三国共通ミッションは12ページ。Q&Aはなし。

ジラートの幻影ミッションは16ページ。Q&Aは、河本信昭、木越祐介、佐藤弥詠子、齋藤富胤の四氏。
プロマシアの幻影ミッションは38ページ。「世界」クエなどもミッションとして取り上げている。Q&Aは河本信昭、佐藤弥詠子、齋藤富胤の三氏。
アトルガンの秘宝ミッションは28ページ。Q&Aは、小川公一、齋藤富胤、高橋久美子、京屋陽子、岩尾賢一の五氏。
アルタナの神兵ミッションは18ページ。「宙の座」まで。Q&Aは小川公一、高橋久美子、齋藤富胤、京屋陽子、岩尾賢一の五氏。

○CHAPTER 3 クエストストーリーガイド(226P)
クエストの基礎知識として2ページ。
サンドリア王国クエスト、バストゥーク共和国クエスト、ウィンダス連邦クエスト、ジュノ大公国クエスト、その他クエスト、辺境クエスト、アトルガン皇国クエスト、過去世界クエスト、ジョブ関連クエスト、特殊イベントの10カテゴリーに分けて紹介している。
各クエストはエリアごとに、1ページ3~4つ取り上げられ、連続クエストはまとめて紹介されている。クエストの中には「Check」としてはみ出し情報が記載されているものもある。
各カテゴリーの最後に設定原画ギャラリーとして見開きで原画が紹介されている。

サンドリア王国クエストは75種。コラムで、「退魔の報酬」と「護衛の報酬」が紹介されている(各国クエストでは扱われていない)。設定原画ギャラリーは、北サンドリア・工人通り、王都サンドリア・城門、ゲルスバ野営陣、西ロンフォール・騎士の泉。

バストゥーク共和国クエストは83種。コラムで、落とし物を届けるクエストが紹介されている(各国クエストでは扱われていない)。設定原画ギャラリーは、バストゥーク商業区、バストゥーク商業区黄金通り、北グスタベルグ・山頂の石碑、南グスタベルグ・涸れ谷入口、ベドー。

ウィンダス連邦クエストは84種。コラムで、ミスラの子どもと裏道に関するクエストが紹介されている(各国クエストでは扱われていない)。設定原画ギャラリーは、ギデアス、ホルトト遺跡・魔法塔、ウィンダス石の区、サルタバルタ。

ジュノ大公国クエストは76種。コラムで、「山猫」シリーズの4つのクエスト、「神器」関連クエストについてが紹介されている(各国クエストでは扱われていない)。また、ナンバリンクされたクエストは1つにまとめられている(「ゴブリンのかばん1~5」など)。設定原画ギャラリーは、ジュノ大公国、ジュノ大公国・遠景、デルクフの塔・天輪の場、ジュノ港、バタリア丘陵。

その他クエストは62種。セルビナ、マウラ、タブナジア地下壕のほか、クォン&ミンダルシア各地のクエストが紹介されている。設定原画ギャラリーは、ズヴァール城・王の間前、ムバルポロス新市街、リヴェーヌ岩塊群、オーク、ゴブリン・行人装備、ゴブリン・傭兵装備。

辺境クエストは47種。ラバオ、カザム、ノーグ、ジラートの幻影関連のクエストが紹介されている。設定原画ギャラリーは、ボヤーダ樹・マンドラゴラの巣、ボヤーダ樹・水辺、ボヤーダ樹・広場、流砂洞、海蛇の岩窟・海賊の倉庫、ユタンガ大森林・火山遠景。

アトルガン皇国クエストは59種。コラムで、アシュタリフ号関連のクエストが紹介されている。設定原画ギャラリーは、飛空艇、マナクリッパー、バージ。

過去世界クエストは41種。コラムは、過去世界のアルタナ三国で紡がれる物語として、ミッションと関連した三国連続クエストの説明がされている。設定原画ギャラリーは、マンドラゴラ族、ワーム族、トカゲ族、ボム族、コウモリ族。

ジョブ関連クエストは、各エリアのナンバーが振られている。コラムで、神獣の息吹を得る「○の試練」、改良した音叉で神獣に挑む「○の試練・改」が紹介されている。設定原画ギャラリーは、ベヒーモス族、ラプトル族、マンティコア族、ロック族。

特殊イベントはデュナミスとレリック(武器)を扱っている。コラムは、レリック固有のウェポンスキルについて。設定原画ギャラリーは、バハムート、デイアボロス、フェンリル、イフリート、ガルーダ。

また、2008年12月9日追加新クエスト、2009年4月9日追加新クエストが紹介されている。

○CHAPTER 4 アルティマニアガイド(44P)
岩尾賢一Q&Aが4ページ。
『ファイナルファンタジーXI』ヒストリーが8ページ。非常に簡単なもので、拡張ディスクやイベントなどの紹介にとどまる。
ディスコグラフィが8ページ。各サントラ収録曲の紹介で、曲タイトルとどこで使われているかの表記がなされている。
グッズカタログが2ページ。
天野喜孝作品集が12ページ。イメージイラストやパッケージイラストが1ページ1枚ずつ掲載されている(『ファイナルファンタジーXI』イメージイラストは2ページで1枚)。
田中弘道INTERVIEWは4ページ。
最後に、『Distant World』の楽譜と歌詞・日本語原詩で4ページ。




丁寧に作られた印象はあるが、もう少し踏み込んだ内容を期待していただけに、ちょっと物足りなさも残る。攻略的要素は削ぎ落とされているので、あくまでもストーリーを楽しむための本となる。その割には表面をなぞっただけのような感じがしてしまう。
情報量が少ないわけではないが、FF11の膨大な量と比較すると余りにも不足している印象が強い。この厚さで、ミッション、クエスト、キャラクターの3冊に分けて作って欲しいくらいだ。
ミッションに関しては当然ネタバレではあるのだが、各ミッション冒頭のキャラクター紹介などでは真実を明かされていない。各ミッションの記載後にそうした真実をまとめたような説明が欲しかった。

ミッションは戦闘があるものではゆっくりイベントを楽しむ余裕がない。あとでゆっくり見る機能はあるものの、順番に見ようとすれば移動などの手間が掛かる。DVDでイベントムービー集を出せとは言わないが、会話ログなどをメインにミッションを改めて楽しむような作りにはなっていなかったのが残念だ。クエストもかなりのものが記憶がおぼろげになっているだけに、もう少し突っ込んだ内容であれば良かったように思う。

期待が高かっただけに物足りなさは残るが、FF11の思い出として手元に残すには最適の本かもしれない。


コミュニティサイトツール

2009年06月05日 23時42分01秒 | FF11
現在、→ に置いてあるシャントット様のブログパーツ、コミュニティサイトツールが欲しくてFF11のコミュニティサイトリンクに再登録した。
遥か昔に、「ヴァナ・ディールの歩き方」というタイトルのサイトを作ったものの、バージョンアップごとの更新が追いつかず、結局放置したままとなっている。FF11のコミュニティサイトとして登録したものの、長らくそんな有様で、今回はこの「奇想庵」での登録とした。

FF11専門のブログではないので、権利関係の表記の記載を失念していて、最初の審査は落選。「ヴァナ歩」をはじめいくつかあるゲーム攻略サイトの外部ブログ的な位置付けでもあったのだが、このコミュニティサイトツールは登録したURLでなければ設置できないということもあり、改めて表記などを見直して再申請した。

FF14の発表により、ネ実などではモチベーションの低下などが叫ばれているが、ヴァナではそうした雰囲気は感じない。私自身、FF14に移行するかどうか未定だが、それはそれで先の話。ハーダーサブリガ、クポフリートリングの取得をきっかけに、いくつかのジョブのレベル上げをこつこつやっていて、全ジョブでのAFクエスト攻略(Lv50)、AF姿(Lv60)、マートキャップの取得(15ジョブLv66以上)あたりを目標としている。特にFoVを利用した楽乱獲がかなり効率的なので、けっこう楽しめている。来週に発売予定の電撃のジョブ本下巻を楽しみに待ちつつ、当分はFF11メインってことになりそうだ。


ファイナルファンタジー14

2009年06月03日 18時11分18秒 | FF11
FINAL FANTASY XIVの発売がE3で発表された。

公式サイトもオープンした。

ムービーやスクリーンショットを見れば分かるように、ヒュームやガルカの存在が見てとれる。イラストなどからミスラ、エルヴァーン、タルタルも確認できるので、FF11をベースとした世界観と予想される。最初の印象は、更に綺麗な画像となったFF11といったところだ。

基本のスタッフは、既に知られているようにFF11のメインスタッフが担当している。FF11のノウハウをベースとしたMMORPGということだろう。
Windows版とPS3版での発売が公表された。E3で発表したことから分かるように、ターゲットは世界であり、北米・欧州・日本での展開を、ほぼ同時に行うことが考えられる。FF11同様に混合サーバになるかどうかは不明。

2010年発売予定。

FF14の発売に対して、FF11を今後どのように扱うのかが注目となる。過去、MMORPGの後継作が発売されても、平行して運営することが多い。マルチプラットフォームであるFF11の場合、FF14とはプラットフォームが異なるため存続はほぼ間違いないだろう。

どれだけのプレイヤーがFF11から14に移行し、またどれだけのプレイヤーが新規で獲得できるのか。現在、FF11はスクウェアエニックスの安定した収入源となっているが、14の発売は大きな冒険となる。
新たなMMORPGを始めからスタートするにはかなりの気力が必要だったりする。経営判断として、多くのFF11プレイヤーが移行すると見極めたから14の発売が決定されたわけだが、予想に見合う移行者がでるのかどうか興味深いところだ。

ネット上での批判の多さはともかく、実際には物言わぬ多くのプレイヤーの存在がFF11を安定的な収入源たらしめている。だが、これまでの運営のあり方に対して彼らは不満がなかったわけではないだろう。そして、FF14がその不満を払拭するかと言えば疑問だ。
もちろん、日本のMMORPG市場において、FF11の明確な対抗馬となりえる作品がほとんど存在していない現状があり、それを受けてのFF14の投入という意味合いも強いだろう。海外ではWoWという圧倒的な勝者が存在しており、FF14がその対抗作となりえるとは考えられない。
それでも海外のMMORPG市場のシェア拡大には、PS2という足枷の残るFF11ではなく、FF14の投入が必要という判断だろう。ただし、繰り返しになるが日本国内での安定的なプレイヤーの確保に成功しなければそれは机上の空論になる。

FF11の今後の戦略も気になるところだ。FF14が出て、後は縮小するのみという展開になってしまうのか。それとも、折角作り上げたこの資産を有効活用するのか。その動きはFF14の今後を見通す上でも興味深いものだ。

まだ発表された事実はわずかだが、当然ながら今後の展開を追っていきたい。私自身がFF14に移行するかどうかは未定。