白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

恐るべき時代

2012-04-23 18:26:06 | 諜報活動
「2012年04月23日13時22分掲載  無料記事  印刷用
検証・メディア

《twitterから》ソーシャルネットワーク、危険性に気付く必要  孫崎 亨


ソーシャルネットワーク:危険性に気付く必要。National post21日 Goodspeed 論評

:アラブの春は抗議をする者がツイッター、フェースブック、インターネットを使い、動員、組織化され、抑圧政権を倒した。従って新しい技術は被抑圧者側に有 利に作用すると思われた。

 しかし、逆に、民主主義から独裁まで様々の政権は全ての人々の動向を把握し、不満の者を特定し抹殺が可能。通信の傍受及び町にあるカメラを通じ、全ての人の発言と行動を把握が技術的に可能、かつ容易、財政的にも負担可能。歴史的に大きな転換期。

 データ保存コストの急落で、政府は全ての人の生から死までのデータ蓄積可能。カナダ、米国、英国はネット情報を当局に渡す法律整備。100万人の人の日々24時間の行動を5分間隔で1年分を特定出来るのをや50ドル分の蓄積で出来る。


 米国議会図書館は2010年全ての公的ツイートを送るようtwitterと契約。2009年イランの緑革命で革命防衛隊はツイート、フェースブック等で通信把握し逮捕。
ジョージ・オーエルの世界(1984年)を超える世界へ」」

薄煕来続報・香港で調査

2012-04-23 16:18:44 | アジア
「薄氏の海外資産を調査=香港で中国当局―地元紙

時事通信 4月23日(月)15時32分配信

 【香港時事】香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは23日、消息筋の話として、中国当局がこのほど、先に失脚した薄熙来前共産党重慶市委員会書記やその一族が海外で所有する資産を調べるため、香港に調査班を派遣したと伝えた。

 調査班は薄氏の後ろ盾だったといわれる周永康党中央政法委書記に関するうわさの出どころも香港で調べているという。

 同紙によると、調査班は薄氏夫妻や同氏のきょうだいが巨額の資産をどのように香港や外国へ移転したかを調べる。党中央規律検査委による汚職調査の一環とみられる。 」

中国『醤餅妹」の話題

2012-04-23 12:11:17 | アジア
「2012年4月13日、清純美人の看板娘「醤餅妹」が一躍ネットの注目を集めた。テレビ局が取材するほどの話題で、醤餅妹を一目見ようと行列ができる騒ぎとなっている。銭江晩報が伝えた。

浙江工商大学前にある醤香餅(少数民族・土家族の郷土料理。中国版ピザとも呼ばれる)を売る小さな軽食店。そこで働く劉語星(リウ・ユーシン)さんはかわいいと評判の看板娘。「醤餅妹」との愛称で呼ばれている。醤餅妹が一躍全国区となったのは今月8日、ある英国人留学生の「告白」がきっかけだった。

「私は明日、帰国します。その前にあなたとお話したいと勇気を振り絞りました。あなたはとても美しい。あなたのその笑顔を忘れることはないでしょう」という告白とその場の写真がSNSにアップされ、たちまち話題となった。

劉さんは安徽省出身の21歳。昨年12月に両親と一緒にこの軽食店を開き、働いている。「都会の女性のようなけばけばしさがなく、清純なのがイイ」とは地元大学生の言葉。SNSを通じて写真や動画が広がり、たちまちネットアイドル的な存在となった。

もっとも留学生に告白された劉さんは「私は別にお付き合いしたわけでもないのに」と恥ずかしそう。劉さん目当てで集まったお客をさばくのにてんてこまいの日々が続いている。(翻訳・編集/KT)」

 杭州市にある浙江工商大学近くの軽食店で働くお嬢さんが大評判とか。ネットで写真をみるとなるほど。

 ということで勝手に転載しました。

 久須美小春似ですね。そう思いませんか。


 といっても画像はこちらからどうぞ⇒http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60452

 なお浙江工商大学の案内は⇒http://liuxue998.com/11801%20kousyou%20.html 日本語のHPがあるなど積極的ですね。

好きな軍用機-アブロランカスター爆撃機

2012-04-22 15:55:50 | 軍事
 1942-45年にかけて156000回の作戦に参加。

 3249機が撃墜された。

 スピットファイアがイギリスを守った戦闘機であるならば、ランカスターはナチスドイツを倒した爆撃機ということになるでしょう。

北が核実験?

2012-04-22 15:25:50 | アジア
「北朝鮮、核実験準備完了 韓国紙報道「2週間内に実施可能」

2012年4月21日 夕刊


1日に撮影したとみられる北朝鮮の豊渓里周辺の衛星写真=聯合・共同

 【ソウル=辻渕智之】韓国紙・朝鮮日報は二十一日、韓国政府筋の話として、北朝鮮が北東部の咸鏡北道豊渓里(ハムギョンプクトプンゲリ)で進める三度目の核実験の準備を事実上完了したと報じた。実験直前に坑道を埋め立てるための土砂が坑道の入り口付近から消えたのが衛星写真で確認されたという。

 この政府筋は「実験に使う核兵器の地下の坑道への設置が終わり、坑道が埋め戻された可能性が大きい」と指摘。「技術的に二週間以内に核実験が可能な状態だ」との見通しを示した。

 一方で、「ケーブル設置など、最終作業を終えたかは確認されていない」と述べた。ケーブルは、地下の核実験場と外部の監視装置を接続するケーブルを指すとみられる。

 韓国の政府筋は今月一日時点の衛星写真では、埋め戻し用の土砂が外部から搬入され、坑道入り口付近に積まれる量が増えていると明かしていた。

 今回、国連安全保障理事会は十六日に、北朝鮮の「人工衛星」と主張する十三日のミサイル発射を非難し、核実験にも警告を発する議長声明を採択した。ミサイル発射から一~三カ月後に核実験に踏み切った二〇〇六、〇九年と同じ流れで、金正恩(キムジョンウン)新体制は国際社会の懸念を無視する形で核実験を強行する可能性が高まった。

 核実験の目的は核弾頭の小型化や、計算通りの爆発能力の検証。韓国軍当局は、過去二回のようにプルトニウムではなく、寧辺(ニョンビョン)の核施設で濃縮を進める高濃縮ウランを使う可能性が高いとみている。

 北朝鮮は故金日成(キムイルソン)主席の生誕百年の今月を、国を挙げた大祝祭と国威発揚の月と最重視してきた。ミサイル発射失敗で失墜した威信を早期に回復するため金正恩第一書記が、朝鮮人民軍創建八十周年の二十五日前後など、月内に核実験を強行するとの観測もある。」

薄煕来続報・周永康の4月17日の講話

2012-04-22 15:16:03 | アジア
 何かと注目度のあがった周永康氏の活動は、中国共産党のニュースサイト(http://cpc.people.com.cn/)を見る限り通常通り継続しているようです。

 最新の活動として報じられたのは4月17日に北京で、司法関係者を集めて行われた、「司法所」の設置とその推進の意義に関するスピーチを行ったことです。(⇒http://cpc.people.com.cn/GB/64093/64094/17680230.html)

 なかなか興味深い内容なので―というより個人的に「司法所」の設置が進められているということに関心をもったので―以下に転載します。

 ちなみに司法所に関しては⇒http://baike.baidu.com/view/1317743.htm を参照のこと。これを見ると警察の派出所等も含まれるようです。

「周永康在与全国司法所建设工作先进集体和先进个人代表座谈时强调

  加强司法所建设服务基层群众 努力建设人民满意的窗口单位

  司法部17日在北京召开全国司法所建设工作总结表彰电视电话会议。会前,中共中央政治局常委、中央政法委书记周永康亲切会见全国司法所建设工作先进集体和先进个人,并同部分代表座谈。他代表党中央、国务院向受到表彰的100个“全国模范司法所”、299个“全国先进司法所”、394个“全国模范司法所长”、310个“全国司法所建设工作先进单位”表示热烈祝贺,向广大基层司法行政干警表示亲切慰问!

  座谈时,广西田阳县田州司法所所长唐伟智、宁夏中卫市司法局局长党宝杰等先后发言。周永康说,司法所是最基层的司法行政单位,是整个司法行政工作的重要基础。近年来,在党中央、国务院的领导下,各级司法行政机关大力推进司法所建设,取得显著成效。目前,司法所在全国的乡镇、街道已经普遍建立,总数达到4万多个,规范化建设水平明显提升,服务大局、服务基层、服务群众的能力明显提高。广大司法所工作人员牢记宗旨,扎根基层,尽职尽责,为预防化解社会矛盾、维护社会和谐稳定、促进国家法治建设、服务经济社会发展作出了积极贡献。

  周永康指出,当前,我国总的形势是好的,同时,受国际国内诸多因素的影响,改革发展稳定面临的任务十分艰巨繁重。应对各种风险挑战,关键是要把我们自己的事情办好,重中之重是要不断夯实基层基础。司法所同志们处在维护社会和谐稳定的第一线,肩上的担子很重,责任很大。

  为此,周永康提出三点希望。第一,政治上要清醒坚定。同志们身在基层,要时刻牢记政法干警作为中国特色社会主义事业建设者、捍卫者的职责使命,胸怀全局、服务大局,牢固树立社会主义法治理念,保持清醒的政治头脑,坚持正确的政治方向,站稳自己的政治立场,始终同以胡锦涛同志为总书记的党中央保持高度一致,扎实做好本职工作,以实际行动巩固党的执政基础,捍卫人民民主专政政权,捍卫中国特色社会主义伟大事业。

  第二,工作要尽心尽力。要运用法律专长,满腔热情地服务群众,努力把每个司法所都建设成为人民满意的窗口单位。要做好法律咨询服务工作,当好基层党委政府的参谋助手,推动依法决策、依法行政,服务地方经济社会发展。要做好人民调解工作,认真排查、及时化解民间纠纷,促进家庭和睦、邻里和睦、社会和谐。要做好法律援助工作,维护困难群众的合法权益,使他们感受到公平正义就在身边。要做好刑释解教人员安置帮教和社区矫正工作,帮助违法犯罪人员顺利回归社会、融入社会,最大限度地预防和减少重新违法犯罪。要做好普法宣传教育工作,强基层干部群众的法治观念,促进全民学法尊法守法用法。

  第三,能力水平要不断提高。要认真开展“忠诚、为民、公正、廉洁”政法干警核心价值观教育实践活动,认真学习法律法规,潜心钻研司法行政业务,努力成为工作上的行家里手。要进对人民群众的感情,多与群众换位思考,准确把握群众想什么、盼什么,真心实意地帮助他们解决在法律上遇到的困难和问题,积极探索创新,不断提高做群众工作的本领,使司法行政工作深深扎根于人民群众之中。

  周永康强调,加强司法所建设是加强基层政权建设的重要内容,是实施依法治国基本方略的重大举措。各级党委、政府要继续关心重视司法所建设,加强组织领导,帮助解决实际问题。各级司法行政机关要把领导精力、注意力更多地投向基层,把人财物更多地投入到基层,切实关心基层干警工作生活,使他们安心在基层工作,乐于在基层奉献。希望受到表彰的先进集体和个人珍惜荣誉,戒骄戒躁,创造新业绩,迎接党的十八大胜利召开。

  国务委员孟建柱参加会见和座谈。(新华社北京4月17日电 记者隋笑飞)」

スカイツリーへの5つの疑問

2012-04-22 14:28:49 | 情報公開
スカイツリーがこの5月からオープンするということなので、個人的な疑問を以下に列挙します。

なおスカイツリーに関してはほとんど何も調べたことがないので、見当違いの質問もあるかと思います。

その場合はご指摘いただき、お教えいただければ幸いです。


 1 相当なプロジェクトなのになぜ国際的な公募にならなかったのか?

 2 なぜあのような場所になったのか―率直に言って人口過密な開発の遅れた地域である。

 3 そもそも電波塔を本当に作る必要があったのか、他に通信や放送に関して、より安くて効率的な方法があったのではないか?

 4 必要なコストの算定は誰がどのように行ったのか―スカイツリー建設と運営の主体は誰か?

 5 高い建物は世界中にいくらもあるのに、このツリーを無理やりフィーチャーするのはなぜか?

薄煕来続報・楊中美『2013年中国で軍事クーデターが起こる』

2012-04-22 13:55:05 | アジア
 楊中美『2013年中国で軍事クーデターが起こる』は2010年に出た本だが、今回の事態を正確に見据えていたようだ。

 この本の中で楊は、習近平政権に刃向かうものとして、薄煕来と李源潮の二人をあげている。

 このうち薄が打倒され、彼の軍関係の工作も破たんしたいま、習近平政権はまずは大過なく出発が可能になった。

 胡・温両氏も、敵対勢力を排除し、軍を完全に屈服させ、しかも習近平らの背景にいた江沢民が余命いくばくもまくなって、江沢民はの権力再編が必然となっている今-薄煕来の行動もこの一環だったかもしれない―習近平と連合を組んで、今までにない体制を中国に構築できるかもしれない。

 ちなみに李源潮にかんしては以下の記事もあり、まだひと波乱あるかもしれない。

 ただし2011年9月の記事なので、現時点では大きく李の力も変わってきている可能性がある。


「中国共産党18回大会までまだ一年以上残しているが、人事に関する臆測は後を絶たない。中国の消息筋は、李源朝・中央組織部長の昇格が最も有力で、5年前の曽慶紅氏のように、「18回大会」の後、中国共産党内で「最も実力ある人」になる可能性が高いとしている。中時電子報が伝えた。

■「李源潮」写真特集
 消息筋によれば、中国共産党内の各勢力がポジション争いのため積極的に動くなか、現在最も有力なのが李源潮氏で、「18回大会」後に現国家副主席の習近平氏、国務院副総理の李克強氏に次いで3番目の「実力者」になるとの見方が一般的だという。

  現在61歳の李源潮氏は江蘇省漣水県出身。1983年から中国共産主義青年団(共青団)中央書記処書記を務め、一時は胡錦濤・現国家主席と同列に並んだこともあった。

  李源潮が手腕を発揮し始めたのは、2000年に出身地・江蘇省の共産党委員会副書記に就任してからであり、江蘇省トップ在任中の5年間、省別GDPで江蘇省は広東省とトップを争ったという。

  李源潮氏は現在、中央組織部部長として中国共産党組織人事を取り仕切っており、副省級以上の人事はすべて李氏の承認を得なければならない。 中国政界では近年、江蘇省籍もしくは同省出身者が相次いで抜てきされており、背後には李源潮氏の影があるとされている。

  消息筋は、2002年の中国共産党16回大会の後、同じく中央組織部長であった曽慶紅氏が政治局常務委員に昇格するとともに、中央書記処書記、中央党校校長、国家副主席などの職を兼務し、一時実権を握ったと分析。李源潮氏も「18回大会」において上記ポストに就く可能性が非常に高いものの、年齢上の理由から、曽慶紅氏と同様、任期は1期のみになると予測している。(編集担当:中岡秀雄)」

(http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0914&f=politics_0914_007.shtml)

薄煕来続報・軍内部の整頓/新唐人テレビ

2012-04-22 13:50:01 | アジア
新唐人テレビは法林康系列で、個人的には少し警戒する部分もあるが、以下の内容は他の記事とも一致する内容が多いので転載します。

「【新唐人日本2012年4月21日付ニュース】薄煕来更迭後巻き起こった政治闘争の嵐は、黒幕の周永康を水面上に浮上させました。海外メディアによると、周永康は薄煕来と共謀し、2014年の政権奪取を計画。更には武力で習近平副主席を逮捕する計画まで立てていたそうです。現在取調べを受けている薄煕来は、黒幕の首謀者は周永康であると供述したそうです。周永康と薄煕来はいかに政変を目論んでいたのか。また、どのような人たちがかかわっているのか。これよりシリーズで事件の解析を行います。本日はその軍隊篇です。

評論家 趙培
「周永康と薄煕来の政変計画は多くの人と結託しています。政界、警察関係者、軍隊、富豪など、では、この政変計画の核心人物を見てみましょう。

政変計画の核心人物は薄煕来と周永康です。明鏡新聞網によると、取調べ中の谷開来が薄と周の間の連絡人だったと供述。しかも彼女がやった全てを首謀者の周永康は全部知っていたそうです。薄煕来は重慶で周永康の息子・周斌に200億元のプロジェクトを提供し、周斌は100億元の利益を得ました。情報によると、薄煕来はまた、美女や女優などを周永康に斡旋したそうです。

次は軍隊の中の事件に関与した人たちを見てみましょう。

2011年11月10日、胡錦涛が米ハワイでAPEC参加期間中、薄煕来は重慶で軍事演習を行い、胡錦涛主席の警戒心を呼びました。情報によると、中共軍事委員会には薄煕来と関係が深い太子党将軍が二人います。劉源と張海陽です。劉源は前中共書記劉少奇の息子で、現在は中共解放軍総後勤部政治委員です。現在はすでに胡主席の方に風向きを変え、薄煕来を裏切ったそうです。

張海陽は中央軍委員会元副主席・張震の息子で、現在は第2砲兵部隊の政治委員です。第2砲兵部隊とはミサイル部隊で、中共の核心的な部隊です。張海陽は成都軍区政治委員在任中、薄煕来と親密な関係にありました。2011年、薄煕来の紅歌代表団の北京での最初の公演は、第2砲兵部隊の講堂で行われました。

薄煕来支持派で最高クラスの軍幹部は国防大臣の梁光烈です。去年11月 自ら重慶に赴き、薄煕来の軍事演習を視察しました。こちらは重慶警備区司令員の朱和平です。薄煕来との関係が深いため、成都軍区関連部門の取調べを受けています。

胡錦涛主席が薄煕来の政変計画にある程度警戒していたのがわかります。今回は大々的に軍内部の周・薄勢力の整頓を行っています。4月6日の「解放軍報」は文章を発表し、胡主席への忠誠を誓いました。4月16日 軍内部で影響力を持つ太子党劉亜洲中将も雑誌「求是」に寄稿し、胡主席への忠誠を誓いました。軍の幹部らも態度表明を行いました。

胡錦涛主席は4月6日 全軍監査チームを成立し、反腐敗の利剣で軍内の周・薄勢力を断ち切っています。「南華早報」によると、中共軍委員会はすでに5つの調査チームを成都軍区の各部門に派遣し、軍隊高官の薄煕来との結託を調べています。

事態がここまで発展すると、周・薄の軍事政変計画は完全に胡錦涛によって粉砕されました。胡錦涛主席が完全に軍をコントロールしています」」

中央銀行による国債借り入れは、制御不能のインフレを招く危険性…白川日銀総裁

2012-04-22 13:24:08 | 経済
ニューズウィーク日本版より。ワシントンでの白川総裁の講演の紹介。


「[ワシントン/東京 21日 ロイター] 日銀の白川方明総裁は21日、訪問中のワシントンでフランス銀行主催のパネルディスカッションの参加し、国債への信認が低下することによる金融システム不安を抑えるため中央銀行が際限のない国債買い入れなどを行えば「制御不能なインフレを招く」と警告、中銀の流動性供給で時間を買える間に財政改革を進める重要性を強調した。

 白川総裁は、欧州金融市場に小康状態をもたらした欧州中央銀行による長期資金供給オペ(LTRO)は、「あくまで『時間を買う』政策に過ぎない」と指摘。市場が落ち着き、かえって財政への危機意識が薄れ、財政赤字拡大から金融システム不安が再燃すれば、「中央銀行が国債担保の流動性供給、あるいは国債買い入れを通じて、最終的に際限のない流動性供給に追い込まれる可能性がある」と警告。「膨大な通貨供給の帰結は、歴史の教えにしたがえば制御不能なインフレ」と言い切った。

 日本については、「人々が将来の財政状況への不安から支出を抑制し、そのことが低成長と緩やかなデフレの一因になっていると考えられる」と指摘した。

 総裁はフランス銀行の「フィナンシャル・スタビリティ・レビュー4月号」にも寄稿し、日本で低金利が続いている背景として、「国債利回りが低位安定的に推移すると、その事実自体が国債の安全性評価をさらに高めてその保有動機を強めるように作用する」ためと説明。

 しかし、政府が「自らの支払い能力を超えて借金を重ねることはできない以上、投資家が信用リスクを意識し始める臨界点がどこかに存在する」と警告。投資家が他の投資家が国債を売却すると予想することが利回りを押し上げる「自己実現的なプロセスがひとたび作動すると、『市場取り付け』に至ってしまう可能性がある」と述べ、そのような「ソブリン危機は、前触れなしに顕在化する可能性がある」と指摘した。」

好きな軍用機-ミグ29

2012-04-21 19:04:23 | 軍事
 ミグ21に続いての登場。

 この機体-ミグ29-が登場したとき、みんなびっくりしました。

 空気の取り入れ口が、離着陸時には閉じて、翼上部にある別の入り口が開くというので・・・。

 それがよくわかる写真を選びました。

 個人的には機体のデザインが好きです。

薄煕来続報・事件後の中央は誰か?

2012-04-21 18:48:14 | アジア
 以下は薄煕来事件以前の記事ですが、中国の次を狙う指導者について、興味深い分析が乗っているので掲載します。

 薄煕来の扱いが次期・習近平政権の試金石だとしているのは実に正確な分析だったのではないでしょうか。

 薄煕来を処分して、習近平の次期政権は安泰となり、それを実現してやった胡錦濤・温家宝の影響力も又保障されるという、願ってもない状況になったといえます。


「業績作りに奔走する次世代の支配者たち=地位を固める習近平と地味な李克強―翻訳者のつぶやき
2011年06月12日


2012年の中国共産党大会で新しい指導層の誕生が予定されている中国。

現在、その次世代リーダー(中国共産党中央政治局常務委員)入り有力と目されているのが、習近平・国家副主席、李克強・副総理、王滬寧・中共中央政策研究室主任、王岐山・国務院副総理、李源潮・中共中央組織部長、汪洋・広東省党委書記、薄煕来・重慶市党委書記、令計画・中共中央弁公庁主任らです。

彼らはこのところ活発な動きを見せており、まるで来年の次世代指導層誕生に向けて、外交や政治の修行中のようにも見えます。


*中国新聞社の報道。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。


■習近平・副主席、カストロ氏を見舞う

まず目に付くのが、現在外国を歴訪している習近平・副主席、汪洋・広東省党委書記、李源潮・中央組織部長です。しかし、国内メディアの扱いはそう大きなものではありません。中央テレビや北京放送で連日事細かに動向が報道されているのは、習副主席の中南米訪問ぐらいです。汪・広東省党委書記は現在ドイツ を訪問していますが扱いは小さく、グーグルで検索しなければ分からないほど。李・中央組織部長の北朝鮮訪問に至っては、全く報じられていないのです。

このことは裏を返せば、次世代のリーダーとして確定しているのは今のところ、習副主席ぐらいだという認識が現在中国政府にあるとも言えます。しかし個別に見ていくと、いろいろ興味深いことも見えてきます。

現在チリ訪問中の習副主席は、歴訪したイタリア、キューバ、ウルグアイ、チリの各国で手厚い歓迎を受けており、次世代リーダーとして重視されていることがわかります。キューバでは病気療養中のカストロ氏を見舞っていますが、「次は私がトップなのでよろしく」とあいさつしたのでしょう。


■現トップとの関係悪化が報じられた汪洋・広東省党委書記

汪・省党委書記のドイツ訪問は小さな扱いではありますが、訪問先のバイエルン州で同州首相に「社会管理の面で参考にしたい」と話しており、現在治安担当である周永康中央政法委書記の後継を意識した発言をしています。
(ソース:羊城晩報)

汪・省党委書記は2009年上半期、政策をめぐって温家宝総理と対立したと国外メディアに報じられました。胡錦濤総書記との関係も険悪になっているといわれています。元トップとの関係悪化が来年の人事にどう影響するのかがカギとなるでしょう。


■李源潮・中央組織部長、次期外交トップに就任か

李源潮中央組織部長の北朝鮮訪問も非常に象徴的ともいえます。朝鮮労働党と中国共産党の両代表団は10日、平壌の万寿台議事堂で戦略対話を実施したのですが、その中の中国側代表団のトップとして同氏が名を連ねたのです。
(ソース:中国評論新聞網)

代表団にはほかに、対北朝鮮交渉で豊富な経験を持つ王家瑞・中共対外連絡部部長も参加しています。

李・組織部長はこれまでもちょくちょく訪朝しており、今回も外交交渉の経験をつむことが目的の1つになっていると思われます。聨合早報は、「来年の次世代指導グループの中で、李・組織部長は外交責任者の人選の1人になっている」と予測しています。また同報は同氏を「ここ数年外交の場面で極めて活発に活動しており、中日の影の外交推進者の1人でもある」と評しています。同氏が本当に外交担当になったならば、日中関係で柔軟な対応を期待できるかもしれません。

ただ、李・組織部長は胡錦濤グループの「団派」の一人とされており、習近平副主席とは対立する関係にあります。このため現在の状況が来年までに変化する可能性は十分あります。


■精力的な動きを見せる王岐山副総理

李源潮組織部長に対して華々しいのは王岐山副総理です。現在外交政策、対米関係の外交交渉や国際金融政策、エネルギー政策ではかならず同氏の名前が挙がるほどです。

その証拠に今月にはいってからの動きを見てみると……。

3日ロシアで中ロエネルギー交渉第7回会議に出席。

返す足で4日に南部アフリカ開発共同体経済貿易フォーラム開幕式に出席。

8日にはフランスの経済・財務・工業相と会見。

9日には国際通貨基金代表代行やビルゲイツマイクロソフト会長と会見。
といったように、ひっきりなしの外交日程となっているのです。担当分野が李源潮組織部長とかぶっている現状をどう折り合いつけるのかが注目すべきところなのでしゃないでしょうか。


■かばん持ちを続ける王滬寧・中央政策研究室主任、令計画・中央弁公庁主任

王・滬寧中央政策研究室主任、令計画・中央弁公庁主任に関しては、「あいかわらず」です。この2人は胡錦濤体制になってからもう何年も、胡錦濤氏が視察や歴訪をする際の随行者として「かばん持ち」を続けています。

今年5月31日から6月3日まで胡錦濤総書記が湖北省で洪水対策の視察をした際も、随行者として両氏が名を連ねていました。彼らは随行者として名前が挙がる以外は、メディアでも極めて地味な取り扱いであり、来年の指導グループ交代の際もこのような取り扱いは変わらないと考えられます。


■注目を集める薄煕来・重慶市党委書記

薄煕来・重慶市党委書記は、これまで挙げてきた次世代リーダーの中で最も「浮いている」人物でしょう。その「浮きっぷり」は過去記事「文化大革命の負の遺産」重慶の革命歌教育を温家宝首相が批判」を見ていただきたいのですが、7月に中国共産党創設90周年を迎えるという「世論の高まり」をバックに、ますます「紅唱」(革命歌)の普及に熱を上げています。

中国新聞網の報道によると、11日夜、北京市で「紅唱を永遠に伝えよう」と題した重慶市民による革命歌のコンサートが開催されました。薄・重慶市党委書記も観覧しています。いかにも「重慶市の革命歌普及活動は自分がやっています」とアピールしたげなパフォーマンスです。

何はともあれ、次世代グループの中では、同氏の動向が次期政権の成功と失敗のカギを握っているともいえるのではないでしょうか。


■次期ナンバー2なのに影が薄い李克強・副総理

最後に・・現在政治局常務委員であるにもかかわらず、とても地味なのが李克強・副総理です。出てくるのは地方の視察などのニュースぐらいで、「何か取り組んでいる」と印象付けられる活動はほとんどないといってもいいぐらいです。

ただ現在、台湾製食品に工業薬品・可塑剤が混入していた問題で中台ともに大騒動になっていますが、食品問題担当の李・副総理が対応に追われているという可能性も十分に考えられます。果たして来年10月の党大会までに「李克強・副総理の成果」を打ち出すことができるのでしょうか。

彼ら次世代リーダー候補たちが、予想通り順当に政治局常務委員の座を勝ち取ることができるのか。興味深い問題です。

*当記事はブログ「中国語翻訳者のつぶやき」の許可を得て転載したものです。
(執筆者:明天会更美好)」