銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

陪審員

2007-06-19 01:26:44 | は行
今宵の友は1996年制作の「陪審員」
マフィアの内部抗争の裁判で、陪審員に選出された女性が、自分と息子の命と引換に被告を無罪に導かねばならなくなるという危難と闘いを描いたサスペンス。 デミ・ムーアお得意の“女は弱し、されど母は強し”作品。

女性彫刻家アニー(D・ムーア)は、息子オリヴァーと2人暮らし。ある時、彼女の元へ内部抗争により殺人で起訴されたマフィアのボスを裁く陪審員としての要請がくる。アニーは、市民の義務として先入観を持たずに事件を審理することを宣誓する。そんな折、コーデルという男が彼女の作品を高額で買い取りたいと、申し出てきて・・・という展開。

D・ムーアが他の陪審員の票を取りまとめるため、論議する場面は結構迫力があったが、全体の中ではほんの一部だったのが残念。また、ストーカーのような男に追いつめられていく心理描写も緊迫感をもって描かれていて、見応えのある作品。当然、突っ込みどころはあるけどねw
コメント