銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

タイム・アフター・タイム

2007-06-08 01:43:04 | た行
今宵は1979年制作の「タイム・アフター・タイム」
19世紀に実在していたSF小説の巨匠H・G・ウェルズと英国を震撼させたジャック・ザ・リパーの2人を大胆にも結び付け、タイムマシンを題材に、約90年後のサンフランシスコを舞台として描いたSF作品。

H・G・ウェルズ(マルコム・マクドウェル)は、密かにタイムマシンを完成させ、友人たちに披露しようと夕食会を開いていた。そんな時、切り裂きジャックを追って警官達がウェルズの家を訪れ、友人の1人ジョン・スチーブンソン(デイヴィッド・ワーナー)の鞄から血のついた手袋を発見する。しかし、スチーブンソンは既にタイムマシンで未来へと逃亡を図った、という設定。

タイムトラベルものの秀作。ウェルズと恋に落ちる女性の名前を実際の妻の名であるエイミー・ロビンスとしたのも良い。エイミー役のメアリー・スティーバーゲンは、なんと気だるそうに(というか、のんびりと)話すのかな? ま、それが意外と映像と合ってたりして良いんだけどね(笑 あと、タイムマシンのデザインも洒落ている。
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