日常生活を不自由なく過ごせている長寿者は
女性に多いでしょうか?
それとも男性に多いでしょうか?
前回の質問です。
「不自由なく」という意味は、
ADL と IADL のどちらにも
援助を必要としない こと
とされます。
それはすなわち、
自立できている ということ。
ADLというのは、
Activity of Daily Livingの略で、
日常生活動作を意味し、
食事、排泄、着脱衣、入浴、移動、寝起きなど、
日常の生活を送るために必要な基本動作のこと。
高齢者の身体活動能力や障害の程度を計る
重要な指標の一つです。
もう1つの IADLは
Instrumental Activity of Daily Livingの略で
手段的日常生活動作を意味し、
電話をかける、掃除・洗濯をする、
食事の仕度をする、薬や金銭を管理する、
バスに乗って買い物に行くなど
日常生活の複雑な活動がその内容です。
在宅生活の可能性を示す重要な指標です。
この ADL と IADL を指標に
全国の60歳以上の男女、5715名を
1987年から2006年まで継続調査した結果の
簡単な図表が下のもの。
ただし、これだけではおそらく説明不足ですから、
次回、少し説明を加えるつもりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d9/237f744c5319357461cda7407bb03084.jpg)
前回の記事:100歳以上が4万人超の現実とは・・・
創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7b/285d57f1c0709c815eb60fcb0e95af34.gif)
当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。