一つ前の記事で、京都、高雄病院の
江部先生のブログ記事を紹介しました。
そのとき、江部先生のブログのカテゴリーに
AGE とあったので、
ちょいと覗いてみましたら、2つの記事がありました。
2009年08月17日 (月)に書かれた AGEsと糖尿病合併症 というのと、
2010年02月19日 (金) に書かれた 糖質制限食とAGE という記事です。
糖尿病に対する糖質制限食療法では、とても有名な先生ですから
AGEに関するお話にも期待感を募らせたのですが・・・・・。
まぁ、これなら、アンチエイジングに目覚めた外科医ってのも、
まんざらでもないのかも~ッ!
と、な~んか、妙な自信が沸いちゃったなぁ~ ^^
ちなみに、江部先生
B)AGEについてまだコンセンサスが得られていないこと
という項目で、
日本の糖尿病専門医のほとんどが、食品に含有されるAGEは、
人体に有害という立場はとっていません。
その間接的証拠といいますか、日本では血中や尿中AGE濃度の検査は、
全くといっていいほど実施されていません。
と、お書きになられていらっしゃいますが、
これは、言い換えると、
検査が行われていないから食品中のAGEは有害でない
ということになってしまうのですが、これはおかしいです。
検査が行われない大きな理由は、
ずばり、コストがかかり過ぎ、一般化されていないというだけの話です。
この理屈からすると、
ちょっと、飛躍しすぎと思われるかもしれませんが、
最近の話題なら トランス脂肪酸 はどうなりますか?
食品中への含有量が表示されていないから、
有害という立場はとらない、 ということになってしまいます。
しかし、欧米では以前から含有表示が義務付けられています。
トランス脂肪酸の摂取リスク評価へ 食品安全委
↑
クリックでどうぞ
消費者庁のトランス脂肪酸の表示に向けた今後の取組について
↑
クリックでどうぞ
わが身の健康は、正しい情報に基づいて自分で護るしかありませんねぇ。
では、江部先生のAGE解説は、以下をクリックでどうぞ。
↓
糖質制限食とAGE と AGEsと糖尿病合併症
ひとつながりで表示されます。
見る見る改善し、希望と勇気がわいてきました。江部先生は生きる希望と勇気をくれた恩人です。江部先生のことを尊敬されてる様子の「アンチエイジングに~」先生も信頼いたします。
江部先生の「炭水化物制限食療法」で糖尿病コントロールに成功なさったこと、お慶び申し上げます。
江部先生でも渡邉昌先生でも、ご自身の身を以って実証されるところが素晴らしいと思うのです。
だとすれば、なぜ「食事」ということだけをメインに内科医は頑張らないのか?
大きな理由は2つあるのではないでしょうか。
1つには、やまんばさんのように意志の強固な患者さんは少数であるということ。
もうひとつは、そんなことされたら製薬会社は飯の食い上げになるからです。
根本的な治療はこのような治療法以外ないので、医師は、薬は一時押さえである事を患者に伝え、なおかつ本当に改善するには「炭水化物制限食療法」の道があることを伝えなくてはならないと思います。
此れならもしかして近い将来実現するかもしれませんね。
「真実が勝利を収める」とは限らないのがこの世の中。
残念ながら医療界もご同様です。
かつて“ラップ療法”、現在は“湿潤療法”と呼ばれますが
まだまだ実践する医療者は少数に留まっているのが
現状だと身を以って実感しています。
頭から否定する医師・看護士などは
もはや 「思考停止状態」 か 「脳動脈硬化症」。
古い慣習に縛られている事にさえ気が付きません。
“炭水化物制限食療法” も同じ憂き目に合っています。
なかなか前途は厳しいです。
もちろん「商機」と捉えて参入する企業などありますが
医療者の意識が改善されなければ焼け石に水。
これまた頭から否定するしか能の無い医師・看護士
さらには管理栄養士などという方々は
やはり「思考停止状態」「動脈硬化」さらには
その方々自身が『慢性炭水化物中毒』だと
言わねばなりますまい。
“真実が勝利する” そんな世界を強く希望します。