外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

枯れたと思ったポポから新芽が

2009-04-28 16:19:09 | ひとりごと 自然系
当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。



昨年、種を蒔いたら発芽して育ってきていたポポ。

秋になり、葉が落ち、枯れてしまったとばかり思っていました。


つい今しがた、発見!

なんと、まぁ、新芽が出ているではありませんか!


いやぁ、実に嬉しい

万物復興の春を実感しないわけにはいかない。


ちなみに、周囲に5本ある丈の低いのは、一昨年蒔いたカリンです。

去年は芽を出さなかったのに、命脈を保っていたのですなぁ。



        



なぜ君達は、命を賭けて道を渡るの?

2009-04-20 00:22:32 | ひとりごと 自然系

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。




車で走っていて思うのですが、田舎と町中とでは、

道路を横断する場所とかものとかって全然違うよなぁ、と。


そもそも、町中では交差点以外での横断には余りお目に掛からない。

しかし、田舎となると話は違ってきますね。

交通量が断然違いますから、車が来なければどこでも横断可能。

農作業の帰りや、犬の散歩など、じいちゃん、ばあちゃん、元気に横断。



目の前を横切る動物にも遭遇しますね。

 俊敏なのは、イタチ。

 少し遅いのが、タヌキ。

 可哀想に、しばしば交通事故の犠牲となったタヌキを見掛けます。


 シカにも目の前を横切られたことあり、これは結構心臓に悪い。

 

で、極め付けは

  道路を横断する毛虫

                 でしょうか。


今日はかなり多数の冒険者達が、道路(国道です)を横断しておりました。

ちょっと今年は、いつもより早いんじゃないのかな?


彼らの存在に気付いてから、もうかれこれ10年程になりますが、

今年も、やはり彼らは道路を横断しています。


体長は3~5cm、茶褐色~黒い色調で、1cm程の毛を生やしています。

結構ロンゲなので、車が通った風圧で、コロコロと転がってしまったりもします。


以前、車を停めて近づいて、フ~ッと吹いてみたら、

やはり転がってしまいました。



アスファルトの上ですが、そこそこ目立つ存在だとは思うのです。

横断の速度も、決して遅くはありません。

ですが、気の毒なことに、気付かないドライバーの方が大多数なのでしょう。

気付いたところで、所詮は、たかが毛虫・・・・・なのかな。

今日も潰れたり、丸くなったりの姿を多く目にしました。


そんな中、仲間の屍をものともせずに、

          ただひたすら、道の向こうを目指す命賭けの冒険者達。


    なぜ?


なぜ、彼らは道路を横断するのか?

何が彼らを、そんな危険な行動に駆り立てるのか?

道路を横断しなければ、蛹にはなれないのか?


毎年、全く無謀ともいえる彼らの命賭けの行動を目にすると

きっとこれには何か秘められた物語があるに違いないと

勝手に妄想してしまうのですが・・・・・・。


どなたか、ご存知の方はいらっしゃいませんか?


ちなみに、以前、調べたところによれば、

彼らは 『シロヒトリ(白燈蛾)』 という蛾の幼虫に間違いありません。



春は色彩とともに

2009-04-17 12:20:25 | ひとりごと 自然系

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。




山に若葉が芽吹いています。

つい先ごろまでは、細い骨組みだけになっていた落葉樹の枝々が、

肉付きを増してふっくらと、山全体もふくよかに。



見事に咲き誇った桜も、いまは花びらを散らしました。


    
    京丹波町 曽根


山々に見えていた桜達が、その白い姿を徐々に隠していくと、

コブシがその色彩をバトンタッチしました。

といっても、桜のような稠密さには欠け、

ボワンと白い点々が浮かび上がって、

気が抜けたような、あるいはなんだかホッとするような風情。


    
    京丹波町 桧山



そして今や、目を引く色は、ムラサキ。


民家の庭先では、濃いムラサキ色を纏ったハナズオウ。

吹き出すように枝から直に花が咲きます。

    
    京丹波町 出口




山にもムラサキ色が目立つようになりました。


しかしこちらは、淡いアカムラサキ。


ハナズオウに比べると、なんだか頼りなげな、儚げな風情が感じられる。


    
    京丹波町 大朴



毎年この時期、山肌に遠目に見る山ツツジは、不思議な情感を呼び覚ます。


薄いピンクの桜、白のコブシ、ムラサキのハナズオウに山ツツジ。

そうだ、昨日はヤマブキの黄色も見かけた。


春は、色彩の競演とともに、うつろいで行く。


    
    
    京丹波町 大朴



ついに撮った!

2009-04-16 22:14:10 | ひとりごと 自然系

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。




本日、午前の診療所外来を終えての帰り道。

少し時間にゆとりがあったので、知らない道を通ってみました。


全く偶然に、そして幸運にも


   キジを撮影することができました。



こことは全く別の場所では、これまでに数回目撃はしていたのですが、

まさか、こんなところで遭遇するとは、思ってもみませんでした。


前方の道の端にいたのに気付き、車で近づくと側溝へ。


窓越しにカメラを向けた途端、パッと飛び立ちました。


視認もせず、ダメもとで飛び立った方に向かってシャッターを。


あぁ、ダメだったか・・・・・。

しかし、よく見ると写っていたのです



       


え? 見えませんか?

では、写真をクリックでどうぞ


ちなみに、付近には イヌ ・ サル は居ませんでした・・・。



ミツバチ社会も崩壊か?

2009-04-15 00:43:01 | ひとりごと 自然系

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。




少し前の 旧き良き友よ~♪ ・その2 の中で、

  ミツバチが大量に死んだりとかだって、

  ほんとは大騒ぎしないといけない事態が進行しているのではないのかな?


と書いたのですが、

今、当直先で14日の朝日新聞朝刊を見たところ、

1面に載っておりましたのが、以下の記事です。


         クリックで拡大します

       



さきのブログ記事は、アメリカで発生した事例を念頭に、チョコット書いておいたものだが、

我が国でも、足元でジワジワ~と深刻な事態が進行しているということだ。



それにしても・・・・・

われわれは、マスコミが報じなければ何も知らないままに過ごしてしまう。


逆に言えば、情報化社会だとかなんだとか言われながらも、

われわれが知りえるのは、マスコミが伝えたいと意図した事だけなの?

って、なんて危ういんだろね。



外科医の昔話 その1

2009-04-14 08:04:41 | ひとりごと 医療系

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。




「あぁ、昔はよかったなぁ・・・」

などと言うようになるのは、歳を取った証拠らしいが、

来し方を振り返ってみて、そんな言葉は出てこない。


かつて大学病院の 『人権などない研修医』 だったころ

研修医に人権はない・・・今は昔  を参照
 http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/21c09721dc8d95befb9ad4afbd57c7a0

研修医の頃は、救急病院の当直をしなければ、生活できなかった。
(ちなみに、これは現在でも同じだが・・・)

徹夜した明くる日も、予定のオペが入っていることなど日常茶飯事だった。

辛かった、でも、まだ若かった。

当直配当係君などは、1週間毎日当直だったりもしていたなぁ。



しかし、体を壊したら生活できない、まさに日雇い肉体労働者であった。

酷い風邪でも当直には行かねばならなかった。

大きめの手術の後は、術後患者管理をしないといけないので、

上の先生は当直に出掛けられても、

『人権のない研修医』は当直に行けずに大学病院に泊まり込み。

当直先の病院からは、上の先生が容態確認の電話を病棟にかけてくる。

その時には、病棟に居て、リアルタイムの患者の状態を伝えねばならない。

なぜなら、携帯電話などまだなかった時代だから。

タイミング悪く電話に出られなければ、いろいろ後で叱られる。



これを名づけて 『遠隔操作』 と呼んでいた。



術後重症に当たってしまった研修医は、患者の容態はもちろんのこと、

自分の生活費の工面も心配せねばならないことがしばしばであった。

みんなで掛け金を出し合って、重症患者で当直に行けない時のための

生活保障みたいなのを作れないかと切実に思ったものだ。


つづく



今度は『外科崩壊』ですか

2009-04-13 11:45:52 | ひとりごと 医療系

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。





医療関係者向けのある雑誌の今月号の特集が『外科崩壊』。


西日本にある500床規模の公的病院の外科部長氏、

『最近5年間で50人程の臨床研修医が入ってきたけれど

 外科の志望者は、たったの3名』と嘆く。


研修前は外科志望でも、研修期間中に外科の内情を知って

研修が終わると他科に転向してしまった新人が結構いるのだとか。



筆者が10年以上前に京都市内でも名の知れた病院で勤務していた頃も、

外科は歩が悪いよなぁ、と思わされたものだ。


そこでは、内科系と外科系で医師1名づつが当直していたが、

夜9時以降は、たとえ内科の先生が医局でTVを観ていても、

深刻ではない内科の急患は、外科が診察することになっていた。

理由は、「内科は在宅往診があるから」というもの。


翌日は、午後からのオペが入っていれば普通にこなさねばならなかった。

一応、当直の翌日は午後が休みとされていたのだが、

午後からオペが入っていれば、超過勤務として扱われた。


ただし、超勤手当て分としては月20時間までしか認められなかったと記憶する。



その病院の運営というものは、その多くの部分で

『医者の良心』に、「おんぶにだっこ」を要求していたという事である。


あの頃から現今の『医療崩壊』は当然の事と予感されていた。



その雑誌によると、最近の新人医師気質は

『当直なし、救急なし、癌治療なし』という『3ない』病院を選択したがるとのこと。


これでは医学部の定員をいくら増やしたところで、『崩壊』は止められません。