外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

抗糖化にはならないな、この食事じゃ、でもネ

2008-10-30 17:02:12 | You are what you eat
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

食物中AGEsの危険性に関しては:食物中のAGEsは糖尿病性血管症の主要な危険因子


昨日は当直明けで午前中は田舎の診療所で外来診療。

お昼はスーパーで「鶏の唐揚げ」(大好きなのです)と「麻婆那須」「白御飯」。

更に夕食の分として「唐揚げ弁当」を仕入れ、京都市内まで移動して夜9時まで仕事。


今日は午前中のみ診療所で外来。

なので外来終了後に、週末にでも耕やせたらと菜園に鶏糞と苦土石灰を撒いてきた。


そして、昨日の食事を反省して、本日遅めの昼食は魚をメインに!







って、やはりスーパーで仕入れてきただけですが・・・・・。

 わら焼き かつおたたき

 さんま刺身

 男前 マサヒロ

え~っと、ちなみに男前 マサヒロというのは一番奥に写ってるお豆腐のことです。


で、熱燗風に見えるのは、撮影のために置いてるだけ・・・。



ま、しかし、このメニュー、AGEsはどうなの?

直火で炙ってる(たぶん) かつおたたき には増加してるんだろうなぁ・・・。


などと思いながらも、ニンニクを乗せて口に運べば

熱燗との相性は、もう抜群!! 


抗糖化などは、もうすっかり頭から抜けちゃってる~~



でもね、この写真の中に、1種類だけイイモノが写ってるのです。



それは、ポン酢の器に一緒に入っている おろし生姜。



Ⅰ型糖尿病モデル動物を用いた実験で、ショウガはインスリン分泌を増加させ、

コレステロール値と中性脂肪と血圧を下げたという報告があります。

Anti-diabetic activity of Zingiber officinale in streptozotocin-induced type I diabetic rats.



食物中AGEsの危険性に関しては
食物中のAGEsは糖尿病性血管症の主要な危険因子


当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

抗糖化ちょい関係あり・・・話題の食材を使った今日のお昼

2008-10-28 13:20:54 | 戯れ言
現在注目のホットな食材を使った本日のお昼御飯 (モグモグ真っ最中) を

ご紹介しちゃいましょう (^_^)b






え~、この写真ではハッキリ見えませんが、

実は、ウインナーはちょっと焦がしてしまいました > <;

  ・・・・・

だって、カリッと焦げたところって美味しくないですか?


でも、そこんところでは、AGEsが急上昇・・・・・。


しかし、左の飲み物には良く合いますし・・・・・。

え? その泡の出ている飲み物はいったい何だッ! ですって?
(誰も訊いてへんて・・・)

そんな、真昼間から・・・ビ、ビールちゃいまっせ、

 単なる 発泡酒 です。



そんなら、右のペットボトルは、いったい何なのさ!

あぁ、これっすか!

これは「京優茶」という、特定保健用食品の緑茶ですよ。

「血糖値が気になる方へ」なんて書かれていますね。

アークレイと京都 丸久小山園との共同開発品なんですねぇ。


 「あっそう、で、いったい何が注目の食材なの?」


それはですねぇ・・・・・


       ジャジャ~~~ン!









オ~~ッホホホ (^_^)b

ほうら、ごらんあそばせぇ~!


なんと、あらびきグルメウインナーざんすのよぉ!

伊藤ハムさんのぉ!!


でもね、賞味期限の右の記号が  なのよぉ。


ハズレ だったのよねぇ・・・。



いやぁ、首にソフトカラーを巻いて食べていると、汗がダラダラ > <;

って、発泡酒のせいではありません。


オッ! やっぱ 鹿おどし だったのかな、午前中のは?!

食物中のAGEsは糖尿病性血管症の主要な危険因子

2008-10-12 08:49:56 | 食品中のAGEs
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。



2002年に「米国科学アカデミー紀要」に掲載されていたのが
(PNAS November 26, 2002 vol. 99 no. 24 15596-15601)

食物中AGEsによって炎症性伝達物質が誘発される-糖尿病性血管症の主要な危険因子

Inflammatory mediators are induced by dietary glycotoxins,
a major risk factor for diabetic angiopathy


というマウント・サイナイ医科大学のグループによる論文。 



彼らが行った研究は、24名の糖尿病患者の参加で行われた。

カロリー・タンパク質・炭水化物・脂肪の量は同じだけれど

AGE含有量で5倍の差がある高AGE食と低AGE食を6週間与えるというもの。


その結果は、以下の通り。


1.高AGE食を2週間食べると、血清中のAGEsは64.5%上昇した。

  低AGE食では30%減少した。


2.増加すると炎症を引き起こす物質である単核球TNF-αは、

  6週間の高AGE食によって末梢血中で86.3%増加し、

  低AGE食によって20%低下
した。


3.体内での炎症を示す指標であるCRPは、

  6週間の高AGE食で35%増加し、

  低AGE食で20%減少
した。


4.VCAM-1という血管細胞接着因子は、

  6週間の高AGE食で4%増加し、

  低AGE食で20%減少
した。


5.血清中のAGEsとAGE結合LDL(LDLとはいわゆる悪玉コレステロール)は

  6週間の高AGE食で、各々28.2%と32%増加し、

  低AGE食では各々、40%と33%減少
した。





当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

AGEs含有量 調味料や食品中で

2008-10-11 22:28:52 | 食品中のAGEs
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。



米国科学アカデミー紀要」に、1997年にすでに掲載されていた

経口摂取された反応性糖化産物(糖毒性物):糖尿病性腎症の環境危険因子』という論文から

調味料中のAGEsの含有量として次のように記載されていました。


調味料         AGE量(unit/15ml)

メープルシロップ    795

米 酢         2100

醤 油         8700


各々15ml中の値、つまり大さじ1杯分に含まれる量です。



次に、調理によって食品中のAGEsがどれだけ増加するかを、同じ論文から引用します。


           栄養素(g/100g)              調理条件
食  品     蛋白質 炭水化物 脂肪         温度(℃)  時間(分) 

グラノーラ    10    43    29          175     25
(シリアル)

ドーナッツ     7    46    14          160      5

ケーキ       6.4     45    18          200     50

アヒルの皮    35    67     4          220    110



              AGE量(unit/g protein)

食  品         調理前        調理後          

グラノーラ        4730        19340          
(シリアル)

ドーナッツ        2590        60820          

ケーキ          2220       131000
          
アヒルの皮        2350       236180       




まぁ! なんということでしょう!! (ビフォー・アフター風に)



加熱によって、AGE量が格段に増加してしまっています


この論文の研究で、高AGE食として使用されたのは

55.5gの卵白に100gの果糖を加えて加熱したものでした。

つまりメレンゲなのですが、加熱によってAGE量は10倍に増加します。


脂肪の豊富な食べ物では、炭水化物の存在下で加熱すると

AGE量は100倍以上に増加
します。


上記のアヒルの皮というのは、北京ダックのことかな?

本場の北京ダックは、220~230℃の窯で約50分焼くらしい。

だとすれば、論文のものが北京ダックだとすれば、少々焼き過ぎ?。


ただし、別の文献には次のような記載がなされている。

鶏肉の皮など脂肪を多く含む部位では、蛋白質を多く含む部位に比べ

 加熱すると非常に多量のAGEを含むようになる。」



どれだけAGE量が増加したかが不明であるが、アヒルの皮のデータとも考え合わせると、

筆者の好物である焼き鳥の「皮」や「三角」などは、さしずめAGEたっぷりなのだ

あぁ・・・、なんということ・・・。


こんな事実を知る前に、もっと食べておけば良かった・・・!??



とにかく、焼く・揚げるなどの加熱処理は食品中のAGEを上昇させる

ということを肝に銘じておかねばならない。


アンチエイジングには日本料理が一番かな!? にAGEsが少ない食品を載せています。





当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


AGEs含有量 一般的な飲み物中で

2008-10-10 17:13:47 | 食品中のAGEs
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。



ネイチャー」や「サイエンス」と並び、特に生物科学・医学の分野でインパクトの大きい論文が

数多く発表されている重要な総合学術雑誌として知られている「米国科学アカデミー紀要」。

その雑誌に、1997年にすでに掲載されていた

経口摂取された反応性糖化産物(糖毒性物):糖尿病性腎症の環境危険因子』という

アメリカとドイツの研究者により発表されていた論文に、

一般的な飲み物中のAGEsの含有量が以下のように記載されていました。


飲み物         AGE量(unit/cup)

スプライト(ソーダ)   475

オレンジジュース   600

紅茶          2025

コーヒー        2200

通常のコカコーラ   8500

ダイエット コーク   9500



各々、250ml中の値です。



ダイエット コーク ヤバイじゃん!





当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

AGEsを多く含むのは?

2008-10-06 03:28:29 | 食品中のAGEs
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


   
   「コーヒー、醤油などのAGE量」/『糖尿病専門医にまかせなさい』文藝春秋刊より




2006年に文藝春秋から出版された

『糖尿病専門医にまかせなさい 牧田 善二著』にある図表です。



コーラが高AGEなのは、カラメルを含んでいるからです。

醤油も高AGEであるとは、ショックです。

すき焼きの時には、注意する必要があるということになりますね。


食品中のAGEsに関しては、再度、書き込むことにします。






当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

栗くり坊主、ふたたび

2008-10-04 17:03:42 | ひとりごと
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。




      
                       撮影 10月2日 京丹波町


これは一昨日、診療所の帰りに撮影したもの。

一度は通り過ぎたものの、Uターンしてカメラに納めました。

奥に見える木立は少し色付き、秋晴れのもと、刈穂もよく乾いておりました。



今日は午前の診療のあとは、穏やかな秋空に心誘われながらも、

昼にいわしをソテーしたら、ついアルコールに手が伸びることに。



外出は断念し、4日前に頂戴していた丹波栗を剥くことに。

1年振りの「栗くり坊主」の登場である。

剥き方のコツもすっかり忘れてしまっているが、とにかくコツコツと。



結局、小振りの20個程は剥かずに終了。

昨年同様、右の親指はジンジン。

しかもこの月曜から頚椎症の悪化があったので余計に腕にこたえた。



さて、何になるのかな、今年の栗は?

      






当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

抗糖化ドクターズ・サプリメント誕生の由来を

2008-10-03 17:37:42 | 抗糖化ドクターズ・サプリ
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。



抗糖化ドクターズ・サプリメント誕生の由来をまとめました。





当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。