以前
人生100年時代到来説に 賛成? 反対? コメント大募集中!
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/a7920ba9196e0d7f19d57082945d45c8
という記事を掲載し、
TGさんとコメントを交わしました。
今回、
神経内科医で1928年生まれの鹿児島大学元学長が
2007年に書かれた興味深い文章を見つけたので
一部を紹介します。
現在80歳に近い我々は成長期において
深刻な食糧難を経験してきており、
そこでは栄養失調や栄養不良で、
結核をはじめ多くの疾患に罹患し、
多くの友が命を失ったが、
それを生き残った我々はいわゆる
減食効果の恩恵に浴しているといえよう。
これに対し、
現在の青少年は飽食の時代に生きており、
少なくとも適正な栄養面での節制の努力なしには
我々と同じ長寿は期待できない。
このことは、永年全国一の長寿を誇った沖縄県で、
最近平均寿命が急激に低下していることと無縁ではない。
この減少は調査の結果、戦後いち早くアメリカナイズした
青少年の食生活が原因とされている。
ちなみに、沖縄県の高齢者世代の平均余命は依然として
全国一である。
ここで、1911~1995年における
日本人の1人1日あたりの蛋白質摂取での
植物性蛋白質と動物性蛋白質の推移グラフを示しましょう。
植物性と動物性の摂取量がクロスするのが、1980年くらいのこと。
このころ、日本の平均寿命は世界のトップランクに入ってきました。
が、しかし、その寿命を生きてきた長寿者が食べてきたのは、
植物性蛋白質のほうが多かったという話なのです。
さぁ、飽食の現在、あなたは 何を どう 食べますか?
創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから
当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。