外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

抗糖化ドクターズ・サプリ 陽の目を見る

2009-07-25 20:30:05 | 抗糖化ドクターズ・サプリ

7月23日発売の、日経ヘルス プルミエ 9月号に、


  「たるみ」ケア 大特集
      最新アンチエイジングキーワード
     「糖化」を知っていますか?


という、特集が組まれました。


そのなかで、

    「糖化」と「たるみ」と戦う
    お助けアイテム!

として紹介されている3種のサプリメントの写真。



大手サプリ屋さんの華やかな色合いの製品と

有名製薬会社のブランド名が付いた高級感ある製品に挟まれて、

なんとまぁ、明らかに地味~なパッケージのものが・・・・・。


その写真の説明は、

  抗糖化作用を持つ4種のハーブで
  老化たんぱく質を増やさない

  ハーブDe○○○○ ○○○


ここでは残念ながら、正確な名称は伏せざるを得ませんが、

その正体は、このブログで語ってきた「抗糖化ドクターズサプリメント」です。



「いつまでも美しく、健康に」とのコンセプトで日経が出している雑誌で、

そこそこの年代の女性を購読対象としているものですから、

「糖化」への関心もコスメティックな方面からであるのはしょうがない。



いずれにしても、


 『御社の発表に大変興味を持ちました。

  そこで、「取材形式の記事」による広告を出されませんか?

  丁度、○○のスペースが突然キャンセルになりまして、

  入稿までの時間も限られてますので、

  通常なら□□万円のところを△△万円にしますので!』


と、薬学会での発表中から発表後にかけて頻繁にアプローチのあった

大手週刊誌や大手新聞の広告代理店からのオファーとは、

明らかに、まったく意味が違うということだけは明らかです。


つまり、これは筆者が仕掛けた広告ではありません



あくまで、日経ヘルスプルミエ誌が「抗糖化ドクターズサプリメント」を

厳正に評価し、掲載に値すると判断したうえで掲載したものです。



自分のサプリメントの写真が載ったその雑誌を、今日買ってきました。


第一印象   「黒木さん、きれいやなぁ!
 

サプリの頁にて、改めて自社製品の地味さを確認するとともに、

「あぁ、手順を踏んで、きちんと臨床試験しておいて良かったぁ~!」と、

AGE Readerや弾力測定器を両腕に抱え、限られた時間の中で

測定に走り回った日々を懐かしく思い出すのでした。


そして、ただただ自らが服用したいがために製品化しただけのものが、

大企業の製品と同じページに載っていることを、

なんだか少々誇らしげに感じても、バチは当たらないだろうなとも思うのでした。


なお、日経ヘルスプルミエの記事に記載の電話番号では、

現在、お問い合わせに対応できない状況が生じております。

会社HPよりメールにてお問い合わせ下さいますよう、お願い致します。




    

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


お初ッ!

2009-07-22 23:55:23 | ひとりごと 医療系

実は、7月7日に医院開院の予定であったのが、

田舎での医師不足の影響をモロに受けて、

開設届を受理してもらえない事態となっていたのだが、

昨日、ようやく保健所から開設届を受理できる旨の連絡あり。

本日、診療所開設届を保健所に提出し、受理された。


開設日、7月22日。


なんの語呂合わせも浮かばないなと、実は気分が浮かなかった。


が、本日は、日食であった。

うまい具合に、じっくり観ることができた。


生まれて初めて、実際に観る日食。

生まれて初めて、開設する自分の医院。


さて、その吉凶や如何に?



当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


果たした約束、果たせなかった約束

2009-07-10 17:55:25 | ひとりごと 医療系

「ハラゲ」って、なんだと思いますか?




 光ってる頭・・・


  それは ハ  ゲ   (ちなみに筆者ハゲはありません)




 これから日本海に大発生が予想されているやつ・・・


  それは ク ラ ゲ




 あぁ、鼻から出てるやつ・・・


  それは ハ ナ ゲ



 解った!  腹毛!!


  それって、ちょいビミョ~・・・




 ほな いったい なんやねん!





漢字で書くと 「腹外」 となりますが・・・。




「腹部外科」のことでして、「消化器外科」ともいいます。


筆者は永らくその範囲の手術をやってきました。

敵の多くは「癌」です。


執刀したのは、食道癌・胃癌・肝癌・胆嚢癌・膵臓癌・結腸癌・直腸癌など。


もちろん消化器系に留まらず、甲状腺癌・乳癌・肺癌の執刀も行ってきましたが。


そして、残念ながらすでに転移があった場合には、術後の抗癌剤治療。

外来での点滴もあれば、動注リザーバーからの注入などなど。

もちろん、再発予防に内服での投薬もありますが。


その内服処方も、乳房温存術から5年経過し最近服用終了とした患者さんで卒業。



振り返れば、多くの癌患者さんと一緒に歩んできました。


今、さまざまなシーンが脳裏に浮かびます。



そんな中で、診察室に掛ける一幅の掛け軸の話。




その方は60歳後半の美容院をされている、快活な元気印の女性でした。

少し前から、お腹の調子が思わしくなくなったとのことで内科受診。


検査の結果、腸閉塞寸前の、転移のある横行結腸癌であることが判りました。


根治は無理でも、腸閉塞を回避するため切除術が行われることに。



周囲との癒着もあり、手術は容易ではありませんでしたが、無事終了。

縫合不全もなく再び食事が食べられるようになると、笑顔も見られるように。



告知に関して内科とギクシャクがあったのち、抗癌剤の点滴が始まった。


数時間続く点滴の間に、肩こりやら腰痛がと訴える患者さん。

そこで、「鍼をしてあげましょう」となった。


美容院の仕事でも結構肩こりや腰痛があったから、

以前から行きつけの鍼灸院があったとのことなど、話が弾む。


「私、趣味で書道をしてるんよ」と、そんな折に教えてもらった。


筆者も、自分の暖めている計画などを忌憚なくしゃべった。


「それなら、そこに掛ける掛け軸を書いてあげよう」とおっしゃる。

「退院したら、そこへ鍼をしてもらいに行くから」と。


   「それはうれしいなぁ、約束やで!」




「何かこれをという言葉があるか?」とのお尋ねに、躊躇いなく答えた。



   「『燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや』をお願いします」


「ふうん、それはお似合いの言葉やなぁ」




何度も下書きをして書いて下さったという。

「なかなかバランスが取りにくかったわぁ」とも。




先日、ようやく、その書を掛けることができた。

診察室に掛けるとの約束から、すでに6年の歳月が流れた。



ほら Yさん、観えますか?
 
             とうとう掛けたよ!






                



当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


AGEs対策中心に新展開を

2009-07-07 12:30:00 | ひとりごと 医療系

AGEsについて書かれている、インターネットで入手可能な海外論文を

あれやこれや読んでいると、AGEsが数々の疾患に関わっていることを

今更ながら再確認させられます。


それとともに、現時点ではやはり、

AGEs生成を抑制、もしくはAGEsを分解できる安全な新規の薬剤は、

未だ開発されていないことも分かります。

(ある種のビタミンは静脈内投与でいくらかの抑制効果ありとはいわれていますが)


そんななかで、3月の薬学会でも発表したとおり、

AGEs生成抑制を示す「抗糖化ドクターズ・サプリメント」は

現時点では唯一エビデンスのあるものとして、

その存在意義が増していると感じられたのでした。



ところで、この「抗糖化ドクターズ・サプリメント」の認知度はどうか?



八千草薫さん・がばいばあちゃんのお孫さんらには、とんと縁がありませんし、


 ※ 個人の感想であり、実感には個人差があります。

 ※ 個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。


などと、画面の端に小さい字幕を入れる広告なども、行っていませんから

現時点では、会社のHPを偶然見つけ出された方が、

意を決して注文なさっているというのが現状ではないでしょうか。


そのような状況でも複数の方々は、すでに6ヶ月以上の服用を続けられ

「抗糖化」を継続されている
ことは、喜ばしい限りであります。


ただひとつ残念に感じることは、

そのように継続服用をして戴いている方々が

 「お、ほんとうにAGEs下がってるなぁ!

と、御自身の客観的な数値をご覧戴けないことです。


コレステロール値が下がるマヨネーズのCMでご承知のように、

コレステロール値なら健康診断の血液データで容易に知ることが出来る。


 「マヨネーズでコレステロールが下がるなんて・・・」

 「検診の結果を見るまでは信じられませんでした!」



 『「抗糖化ドクターズ・サプリメント」でAGEsが下がるなんて・・・』

 『検診の検査項目にはAGEsなんて入ってないじゃん・・・



海外の文献に目を通していて、種々の疾患にAGEsが関与していること

 たとえば、糖尿病合併症はもはや言うに及ばず、

    骨粗鬆症  アルツハイマー病  SLE  線維筋痛症 などなど。



当初は、自分自身の健康維持を目的に開発したサプリメントであるから

ご縁のある方々(偶然HPをご覧になって決心された方々)だけにおすそ分けする

ということで十分じゃないかと考えていたのですが、

これだけAGEsが関与する疾患の情報が積み重なってくると、

疾病を予防することも医師の社会的責務であるとするならば、

消極的な姿勢は改めたほうが良いのではなかろうか? と自問自答。

ましてや、(個人の感想云々というものでない)客観的なデータもあるのだから。



AGE Readerを導入できるような資金的余裕はとてもないけれど、

血液検査でAGEsを測定し、「お、下がってきてるね!」

と、継続服用の有効性を確認してもらえるようにするべきではなかろうか?


それと同時に、アンチエイジング効果のある薬剤の点滴投与による予防医療を

それこそ意を決して開始する時にきているのではないか?


当然、予防のための医療には健康保険は使えない訳だけれど、

病気になってからでは遅いのであって、

未病を治す』というのが、なにより大切なことだろうと考えます。


と、前置きが長くなりましたが、

アンチエイジングに目覚めた外科医の新たなプロジェクトとして、

Holomedical(ホロメディカル)=全医学的 (西洋医学・東洋医学を包含する)

クリニック開設を、今月中に果たすこととなりました。



当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。