外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

抗加齢医学会総会から1週間

2010-06-18 07:51:03 | ひとりごと 学会

第10回日本抗加齢医学会総会から、もう1週間が経過しました。


昨年の薬学会でのポスター発表の形式とは違い、

外科学会や消化器外科学会などと同様の発表形式のため

自分の発表以後は他会場のシンポジウム・セミナーなど

聴くことができ、非常に勉強になりました。


まぁ、実のところ、これまでの外科関連の学会では、

3日間もビッシリと会場に居たことなんてなかったです。

ところが、今回は全然違った。

というのも、興味のある話題があっちでもこっちでも。


もうひとつ驚いたことには、知り合いによく出会いました。


なんだか見覚えのある人だと思って近づいてみると

まぁ! 同じ医局の先輩で、数年前に開業されていたS先生。

アンチエイジング医療に関心が沸いてきての参加とのこと。



以前勤務していた病院の眼科のY先生にも出遭う。

もっとも、彼は、この学会の評議員になっているから、

見かけても不思議ではないのだが。



同級生で元来は整形外科医の女医S先生にもバッタリ出くわす。

彼女は美容皮膚科を開業して、PRP療法でなかなか有名。



そして、その昔、小児の扁桃摘出術を指導してくれた耳鼻科のN先生にも。

彼もすでに開業しているが、やはりアンチエイジングに目覚めてきたらしい。


この学会はとにかく参加者の幅が広い!

診療科を超えた知識を得ることができるのが、とても魅力だなぁ!


      








白米摂取で糖尿病リスク上昇 米国での大規模コホート研究

2010-06-18 00:10:45 | 糖尿病 など

炭水化物の摂取は食後血糖値を上昇させるので、

サラダなど野菜を食べてからの摂取がお勧めと、

以前に掲載しましたが、

 (会員記事要約 : 糖尿病を予防するアンチエイジングな食べ方 その3)



白米摂取で糖尿病リスク上昇、

  玄米への切り替えで16%低下

未精製穀物への切り替えでは36%低下



という大規模コホート研究が、

米国ハーバード公衆衛生大学院より発表されました。


詳しくは、次回に。


White Rice, Brown Rice, and Risk of Type 2 Diabetes in US Men and Women

Qi Sun, MD, ScD; Donna Spiegelman, ScD; Rob M. van Dam, PhD; Michelle D. Holmes, MD, DrPH; Vasanti S. Malik, MSc; Walter C. Willett, MD, DrPH; Frank B. Hu, MD, PhD
Arch Intern Med. 2010;170(11):961-969.

Background Because of differences in processing and nutrients, brown rice and white rice may have different effects on risk of type 2 diabetes mellitus. We examined white and brown rice consumption in relation to type 2 diabetes risk prospectively in the Health Professionals Follow-up Study and the Nurses' Health Study I and II.

Methods We prospectively ascertained and updated diet, lifestyle practices, and disease status among 39 765 men and 157 463 women in these cohorts.

Results After multivariate adjustment for age and other lifestyle and dietary risk factors, higher intake of white rice (5 servings per week vs <1 per month) was associated with a higher risk of type 2 diabetes: pooled relative risk (95% confidence interval [CI]), 1.17 (1.02-1.36). In contrast, high brown rice intake (2 servings per week vs <1 per month) was associated with a lower risk of type 2 diabetes: pooled relative risk, 0.89 (95% CI, 0.81-0.97). We estimated that replacing 50 g/d (uncooked, equivalent to one-third serving per day) intake of white rice with the same amount of brown rice was associated with a 16% (95% CI, 9%-21%) lower risk of type 2 diabetes, whereas the same replacement with whole grains as a group was associated with a 36% (30%-42%) lower diabetes risk. <br>

Conclusions Substitution of whole grains, including brown rice, for white rice may lower risk of type 2 diabetes. These data support the recommendation that most carbohydrate intake should come from whole grains rather than refined grains to help prevent type 2 diabetes.


Author Affiliations: Departments of Nutrition (Drs Sun, van Dam, Willett, and Hu and Ms Malik), Epidemiology (Drs Spiegelman, van Dam, Holmes, Willett, and Hu and Ms Malik), and Biostatistics (Dr Spiegelman), Harvard School of Public Health; the Channing Laboratory (Drs van Dam, Holmes, Willett, and Hu), Department of Medicine, Brigham and Women's Hospital and Harvard Medical School; all at Boston, Massachusetts.




第10回日本抗加齢医学会での発表要点

2010-06-17 23:52:10 | 抗糖化ドクターズ・サプリ

今回の学会発表の演題は、



  アンチエイジングの観点から見た、

  混合ハーブエキスと漢方原料からなる

  カプセル型食品の有用性

  -継続摂取による糖化抑制-



でした。



昨年の日本薬学会第129回年会での発表は、

会場も同じ国立京都国際会館でしたが、



今回、発表内容に新たな追加がありまして、


 -継続摂取による糖化抑制-


ズバリ、この部分です。



要するに、

抗糖化ドクターズ・サプリメントの服用継続で

抗糖化は持続するのか?



これは服用を継続している者からすると、

非常に気になることでして

どうしてもハッキリさせたかったわけです。



そこで、

12週間の臨床試験終了にともなって

服用を終了した8名と

それ以後も服用を続けた2名の皮膚AGEs蓄積を

臨床試験終了後68週目に測定しました。



下の写真は、学会での発表ポスターそのものです。



向かって左が服用終了群、右が服用継続群。


折れ線の左端が開始時、

中央が12週目、

右端はその68週後(昨年10月下旬)です。


ちなみに、折れ線が上昇=AGEs蓄積が上昇 を意味します。



 写真は 【転ばぬ先の杖】限定 でのみ公開。

 あしからずご了承下さい。
 <(_ _)>


発表ポスター全景などは、後日掲載致します。




第10回日本抗加齢医学会での発表要点

2010-06-17 23:45:00 | 【 転ばぬ先の杖 】

今回の学会発表の演題は、



  アンチエイジングの観点から見た、

  混合ハーブエキスと漢方原料からなる

  カプセル型食品の有用性

  -継続摂取による糖化抑制-



でした。



昨年の日本薬学会第129回年会での発表は、

会場も同じ国立京都国際会館でしたが、



今回、発表内容に新たな追加がありまして、


 -継続摂取による糖化抑制-


ズバリ、この部分です。



要するに、

○○○の服用継続で抗糖化は持続するのか?


これは○○○を服用している者からすると、

非常に気になることでして

どうしてもハッキリさせたかったわけです。



そこで、

12週間の臨床試験終了にともなって

服用を終了した8名と

それ以後も服用を続けた2名の皮膚AGEs蓄積を

臨床試験終了後68週目に測定しました。



下の写真は、学会での発表ポスターそのものです。



向かって左が服用終了群、右が服用継続群。


折れ線の左端が開始時、

中央が12週目、

右端はその68週後(昨年10月下旬)です。


ちなみに、折れ線が上昇=AGEsが上昇 を意味します。



 




フルクトースとAGEsの甘い関係、知ってますか?

2010-06-15 14:01:07 | AGEs


第10回日本抗加齢医学会総会 行ってきました 日常食で健康長寿は可能か?
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/2ac93800eb50554c70128a45bac5ba99

の中で、

日常食で健康長寿は可能か?のシンポジウムにおいて

東京大学の門脇教授が、

 フルクトースには要注意!

 脂肪蓄積性であるため、その摂取にはよくよく注意せよ!


と、おっしゃったことを書きましたが、


血糖値を上昇させないからと

飲料水や食品中にブドウ糖果糖液糖として

広く使用されている現状
を考えると、

脂肪蓄積性以外のリスクの存在についても、

知っておく必要があると考えた次第です。



以下の図は、フルクトースの代謝を示しています。
(アークレイ株式会社HPより引用・改編)


フルクトースには、

 1.グルコースよりも数倍強いタンパク質糖化反応を示すこと。

 2.その組織内濃度上昇が、タンパク質糖化反応を促進させること。

が知られているのですが、


最後の3-DGはAGEs生成反応における中間体でもあるため、

フルクトースの増加は、組織内のAGEs生成を増大させることになります。




       

詳細は、アークレイ株式会社HPの以下の頁を。

AGEs とポリオール代謝経路
http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/glycation/ages-03/



血糖値を上昇させないからといって、

身体に有益ではないということに注意しましょう!



当然、果物の摂り過ぎにも注意が必要ですが、


一番注意しなければいけないのは

 ブドウ糖果糖液糖 

と、成分に表示されている飲料水や食品の摂り過ぎです





第10回日本抗加齢医学会総会 2日目

2010-06-12 23:37:09 | AGEs

加齢疾患におけるAGEsの役割と題したシンポジウムが

開催された総会第2日目でした。


このシンポジウムでは、加齢黄斑変性症の原因として

AGEsの蓄積が述べられていました。


また、AGEs生成抑制を示す物質でも、

その量が多過ぎると、逆に生成を促進することが

in vitro の実験から示されておりました。


このシンポジウムの内容は、また掲載します。



今回は、別のセミナーでのスライドを2枚紹介します。


1枚目は、AGEsが引き起こす疾患を示したもの。








もう1枚は、抗糖化ドクターズ・サプリメントが映っているもの。







そして今日は懇親会が催されましたが、


和太鼓の勇壮な演奏に続いて、さすが京都な出し物。


そのあとの庭園での食事会では、

著明な先生方と直接お話する機会に恵まれて、

感激いたしました(なにげにミーハーです)。







第10回日本抗加齢医学会総会 行ってきました 日常食で健康長寿は可能か?

2010-06-11 21:28:28 | サクセスフル・エイジング
午前中にあった

日常食で健康長寿は可能か? シンポジウム4

のご報告です。



まず

食とアンチエイジング-長寿遺伝子を活性化する

(演者:門脇 孝 東京大学教授)


現代人の遺伝的体質は、

数万年前の狩猟・採取生活に適応して形成された

脂肪蓄積を効率化する倹約遺伝子=飢餓適応遺伝子である。

特にわれわれ日本人は欧米人よりも高頻度にその遺伝子がある。

脂肪蓄積型遺伝子であるPPARγP12型を持つ割合が

日本人では96%と、大多数に認められる。


なので、現代社会では普通に食べているとダメ!


小型脂肪細胞(善玉脂肪細胞)から分泌されるアディポネクチン。

これを増やすと、身体は酸化ストレスから防御される。

肥満はその反対で、脂肪細胞が大型化して炎症物質が放出される。


インスリンシグナルを抑制することも、細胞ストレス軽減に。


カロリー制限(CR)と運動は、

細胞内でアディポネクチンと同じ経路を活性化する。


ω-3多価不飽和脂肪酸摂取量は、アディポネクチン価と相関する。


アディポネクチン受容体を活性化する物質=オスモチン。

ポテト・トマト・ピーマン・唐辛子などに含まれる。


フルクトースには要注意!

フルクトースとは、清涼飲料水などのブドウ糖果糖液糖と表記される

果糖のことなのだが、

脂肪蓄積性であるため、その摂取にはよくよく注意せよ!

と、最後に付け加えられました。


次に、

高血圧・脳卒中にならない食生活
  -日本の疫学データからみた最適の栄養-


(演者:上島 弘嗣 滋賀医科大学名誉教授)


1950年代、東北地方での塩分摂取量は世界的にダントツであった。

それと平行して、東北では高血圧・脳卒中の罹患率が高かった。


これを予防する要点は以下のこと。

 1.減塩

 2.野菜・果物を充分に摂る(カリウム含有の多い食品を)

 3.植物性タンパク質を充分に摂る(穀類・野菜・豆類から)

 4.エネルギー摂取の適正化


減塩に関しては、

厚労省の国民栄養調査で低下しているというが、

実際は、まだまだ充分でない印象を持っているといわれる。


健康日本21では、1日10g以下というが、

6g以下に減塩することが、健康維持には必要だ。


減塩・禁煙・血糖値正常化・節酒・運動 これらが秘訣と。



最後は、

世界調査からみた健康長寿の食生活

  -アボリジニから学ぶ-


(演者:京都大学名誉教授 家森 幸男)


人類は、本質的に、何を食べればよいか?

倹約遺伝子の存在を、充分に理解せねばならない。

これは最初の門脇教授が言われたことと同じ。


現在、オーストラリア先住民であるアボリジニは

肥満・高血圧が日本人より20~30年も早く現れ、

平均寿命も30年も短命という状況にある。

その原因は、食生活の変化!


150年前までのアボリジニは、

多数のナッツと魚介類を食べる貝塚のある暮らしであった。

(縄文時代から一昔前の日本でも、同様であった。)



24時間蓄尿によるナトリウム・マグネシウム・タウリンなど

の解析より、以下のことが明らかに。


 1.タウリンは魚食の多さと比例すること

   タウリンは高血圧を抑制する

 
 2.マグネシウムの摂取も高血圧を抑制に働く

   生体内補酵素としても多くの反応で必要


両方を摂取することが肝要。

具体的には、

 魚介類からタウリンを

 大豆・野菜・海草からマグネシウムを。



ピンボケで恐縮ですが・・・・・

写真右は検診前のメタボ バリバリのアボリジニのおじさん

家森教授の指導による食事を1年続けた結果

写真左のようにナイスバディになった。

マァ!なんということでしょう!

というビフォー・アフター的証拠写真でした。









あなたの知らない血糖値の罠! にペントシジン登場!

2010-06-08 20:51:25 | 骨粗鬆症と糖化

ただいま放送中の

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

で、紹介された物質は


ペントシジン でしたねぇ。


ペントシジンAGEsのひとつですね。


どうしてAGEsとして、紹介されないのかな?!


実は、抗糖化ドクターズ・サプリメントの成分には

このペントシジンの生成を抑制する作用が知られています。



下の図の、CMLとペントシジンがAGEs。

3DGというのは、AGEsになる中間活性物質です。

アミノグアニジンというのは、AGEs生成抑制薬として期待されながら、

その副作用によってポシャッタ有名な物質です。

 そのあたりの話は、

新刊書「老化を止める7つの科学―エンド・エイジング宣言」に記載しています。


この図でみると、アミノグアニジンには

ペントシジンの生成抑制効果のないことがわかりますね。

しかし AGハーブMIX ™55.3%の生成抑制 を示しています。


 
                          アークレイ株式会社HPより引用


このAGハーブMIX ™ を1日量 600mg 含有しているのが、

抗糖化ドクターズ・サプリメントです。


なぜ、メーカー推奨1日量の最高値に設定しているかといえば、

文字通り 筆者自身のための処方だからです。


そのあたりのいきさつは、

 抗糖化ドクターズ・サプリメント誕生の由来に詳しく書いています。 → こちら


ペントシジンの説明は、こちら → 老化原因としての糖化(グリケーション)

高血糖での骨折に関しては、こちら → AGEsと骨質劣化について


こちらはおまけ → AGEs・・・まだ知ってる人少ないよね




番組で紹介されている食事法

 1.一口30回噛みましょう!

 2.サラダから先に食べましょう!


いずれも、ここでもすでに紹介済みのものですね。


 糖尿病を予防するアンチエイジングな食べ方 その5

 会員記事要約 : 糖尿病を予防するアンチエイジングな食べ方 その3


もう一度、ご確認くださいませ。



 

第10回日本抗加齢医学会総会が11日金曜日から

2010-06-08 15:11:55 | サクセスフル・エイジング

いよいよ今週の金曜日から

第10回日本抗加齢医学会総会が

国立京都国際会館で開催されます。



本学会でのAGEsあるいは抗糖化に関するものを

紹介しておきます。


もっとも大掛かりなものは

6月12日(10:30~12:00)のシンポジウム13

加齢関連疾患におけるAGEsの意義 でして、

企業関係者をはじめ、かなり多くの参加者が見込まれます。
 
これは以前、紹介済みのものです。
加齢関連疾患におけるAGEsの意義 シンポジウム13
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/e47eebe899e153da4e244e134f429a50


6月11日(15:50~16:40)の一般口演(第7会場)では、 

Toxic AGEs(TAGE)-RAGE病因説とアンチエイジング

と題した、北陸大学竹内先生の口演があります。



6月12日(12:10~13:00)のランチョンセミナー12では、

光老化最近のトピックス -抗糖化を中心に- として


 光老化にも糖化が関与しているという内容の

 光老化と露光習慣


 AGEsによる生体蛋白質の不可逆的変性についての

 糖による無秩序な蛋白の変性と老化


 
同じく12日(12:10~13:00)のランチョンセミナー13では、

抗糖化食品としてのお茶の可能性 ということで

 ドクダミ茶とドクダミ後醗酵茶のAGEs生成抑制に関する 

 さまざまな種類のお茶の抗糖化作用の検証と
 後醗酵技術による抗糖化能力増強の可能性について



ドクダミは、抗糖化ドクターズ・サプリの成分でもあるので、

これは聞き逃せないもの。



で、筆者の発表は

6月11日(15:50~16:10)のポスター会場での

ポスターセッション サプリメント・機能性食品1 における

 アンチエイジングの観点から見た、
 混合ハーブエキスと漢方原料からなる
 カプセル型食品の有用性
-継続摂取による糖化抑制-


継続摂取で糖化抑制が継続されることが確認できたということ。

ポスター自体は金曜~日曜まで、3日間張りっ放し。


なお、AGE Readerの企業展示ブースにて

抗糖化ドクターズ・サプリメントを展示していただく予定です。




あなたの知らない血糖値の罠!

2010-06-06 21:27:36 | 骨粗鬆症と糖化
関連記事 → あなたの知らない血糖値の罠! にペントシジン登場!
         新型骨粗鬆症 ためしてガッテン についにAGEs登場!
         超悪玉コレステロールが登場 たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学
       
  


TV番組の宣伝です。

8日火曜日の たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学


 あなたの知らない血糖値の罠!徹底予防スペシャル

  血糖値が高い状態が続くと、足先の壊疽、失明、脳梗塞を引き起こすことも…。
  しかし、これだけではありません。あなたは知っていますか?
  高血糖がさらに恐ろしい【謎の合併症】を招いてしまうことを。


 日本人の6人に1人が高血糖

  高血糖が招く【謎の合併症】果たしてその病の正体は?



という、内容だと番組HPに書かれています。


で、そこにある予告動画では、


 高血糖を放っておいた女性

  なんと、背骨が曲がってしまったのです!



といわれています。


高血糖で背骨が曲がるとは、圧迫骨折でしょう?


これは ためしてガッテンで、やってたとおりです。
          ↓
 新型骨粗鬆症 ためしてガッテン についにAGEs登場!


ただし、ガッテンでは AGEsは紹介されませんでした。


さぁ、今度はどうかな?!


紹介されたのはペントシジンでした → あなたの知らない血糖値の罠! にペントシジン登場!



当ブログでもお勧めした食事法の紹介もあるようです。
           ↓
 会員記事要約 : 糖尿病を予防するアンチエイジングな食べ方 その3
  


たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

あなたの知らない血糖値の罠!徹底予防スペシャル
            ↑
  番組HPは、 クリックを!



関連記事 → あなたの知らない血糖値の罠! にペントシジン登場!
         新型骨粗鬆症 ためしてガッテン についにAGEs登場!
         超悪玉コレステロールが登場 たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学


超悪玉コレステロールが登場 たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

2010-06-01 21:22:10 | ひとりごと 医療系

最近のTVの健康番組には

新型○○登場! というのが多いのかな?


今夜放送していた 

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

では、


心筋梗塞の発症率がなんと3倍!

という、超悪玉コレステロールが登場している。


で、

これについて、以下にまとめてみよう。


よく言われるのは

「悪玉コレステロールが高いと動脈硬化になりやすい」

ということだが、

この原因となる“悪玉コレステロール”

と呼ばれるのは「LDLコレステロール」。


ところが最近、このLDLの中に、

超悪玉”と呼ばれる小型のタイプがあり、

通常のサイズのLDLコレステロールよりも

動脈硬化の促進に強くかかわっていることが分かってきた。


米国での調査によると、この“超悪玉”(小型LDL)を多く持つタイプの人は、

通常のLDLを多く持つタイプの人に比べて、

心筋梗塞を起こす確率が約3倍高いことが分かっている。



あなたは“超悪玉”を持ちやすい人かどうか?

チェックしてみよう!





このリストで当てはまる項目があった人は、

超悪玉”を多く持っている可能性がある。 


超悪玉”が増える最大の要因は中性脂肪の増加であり、


超悪玉”を減らすには中性脂肪を減らすことが何より大切!


また、メタボリック・シンドロームと“超悪玉”には相関関係が存在する。


生活習慣病を複数持っている人は、

中性脂肪値が少し高いだけでも、LDLが小型化しやすいのだ。


実際に“超悪玉”を多く持っているかどうかは、

血液検査で調べることができる。

日本で一般的に行われているのは

リポたんぱく分画精密測定」という検査法で、

健康保険も適用される(もちろん健康診断的にはダメですよ!)。


中性脂肪が多くなるほど、“超悪玉”も多くなることが分かっている。

だから、超悪玉”を減らす最善の方策は、

中性脂肪を下げる努力に尽きる
のです。


中性脂肪が多くなる主原因は、次の2つ。

 1.食べすぎ

 2.運動不足


これによって余分なエネルギーが脂肪として体に蓄えられる。


逆に、中性脂肪を減らすには、

食事療法や運動療法によって体重を減らすことが基本
となる。


まずは、規則正しい食生活を心がけること。

1日3回の食事をきちんと摂り、

間食や夜食はとらないようにしましょう



これまでの、

「糖尿病を防ぐアンチエイジングな食べ方 シリーズ」をどうぞ!



また、中性脂肪値が高い人では、

 男性の場合は・・・・・アルコール

 女性の場合は・・・・・果物やお菓子


これを、減らしましょう!!


習慣的になっている人(筆者もアルコールが・・・)多いですよね。

これらに含まれる糖質や脂質(トランス脂肪酸とか)は、

いずれも中性脂肪を増やすため、LDLの小型化につながる。

缶コーヒーや炭酸飲料などの嗜好飲料も、糖分が多いので要注意だ。


特に、残業などで夜遅くに食べたり飲んだりすると、

肥満になるだけでなく、レプチン分泌など正常な身体リズムさえも乱してしまう。

せめて寝る2時間前以降は飲食しないように!


最後に重要なことですが、

ご飯や麺類に代表される炭水化物(糖質)の摂取が多い食生活は、

LDLの小型化につながります。

ぜひ、GI値の低い食品を食べるように心掛けましょう。


そうそう、来週の

たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

には、

どうやら、糖化による骨粗しょう症が登場するようですね。


さあ、今度は、AGEsって紹介されるかな?!