外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

ぶっとび! 洩れ聴こえた糖尿病食事指導

2011-05-30 11:41:22 | ひとりごと 医療系

かれこれ3週間ほど前の話です。

興奮のあまり、すぐには書けなかった話です。

少し冷静になってきましたし

糖尿病学会専門医の江部先生の名誉のためにも

書いてみることにしました。



ある病院で、洩れ聴こえてきた糖尿病患者への医師の食事指導内容。



  内科医 「あまり数値、下がってないねぇ。」


患者さん 「ご飯はお茶わんに半分ほどにしてるんですけど。」


  内科医 「ご飯なんか減らしたところで、大したことないの

        普通に食べて、しっかり薬を飲みなさい。」


患者さん 「・・・そうですかぁ。」


  内科医 「昔に比べると、お米の消費量が減った分

        主食以外の分量が増えているんだからねぇ。」


患者さん 「はぁ・・・そうですなぁ・・・。」


  内科医 「糖尿を食事でコントロールする時代は終わったんです!

        今は 薬で治す時代なんですよぉ。

        ご飯は食べて、薬しっかり飲まないと、

        数値は下がりませんよ!」




耳を疑うばかりの内容・・・。

開いた口が塞がらないというか、二の句がつけないというか・・・。



こういう事態を

 「医者の巡り(医者との巡り合わせ)も寿命のうち

というのです。



もしこの医者が 「糖質制限食事療法」を知っている医者なら

この患者さんには明るい未来が拓けたこと間違いないのだが・・・。


まさか 診察室を出たこの患者さんを待合室で掴まえて

 「今の先生の話は、とんでもありませんよ!

  主食を抜けば、糖尿病は改善しますよ!!」

なんてこと、できるわけもなく・・・




じゃぁ、せめて、その医者に「あんたは間違っている!」って

文句のひとつでも言ってやれば ですって?


それは簡単なようだけれど

  いやいや、実はこれも難しい・・・。



そもそも食事に対して、そんな認識しかない医者には

残念ながら 所詮 馬の耳に念仏!

かえって感情的になってしまって、意固地になるだけ。


誰に言われるでもなく、自分から勉強して気付かなければ

この手の医者は、救いようなし!



こういう医者が 宗旨を改めるまでは

可哀相なのは ほんとうなら良くなるはずの患者さん達ということ。


自分の健康は まともな情報をきちんと収集して護りましょう!

医者の巡りも寿命のうち です!

不妊危険因子としてのAGEs

2011-05-29 21:28:54 | ひとりごと 学会

第11回日本抗加齢医学会総会は、雨の中に閉会を迎えた。


最終日の今朝9時から行われたのが

老化危険因子としてのAGEsおよびRAGE

というシンポジウム。


4名の演者のなかで、体外受精の専門家の先生は

生殖医療と終末糖化産物 (AGE)

と題して、非常に興味深い話をしてくださった。


かなり以前から、生殖医療の現場では

卵巣から採卵した卵子が「茶色」の場合は

人工授精させてもうまくいかないことが

経験的に知られていたという。


AGEsが「茶色褐色)」であることを知った時、

この先生 「茶色の卵子」はAGEsのせいだと閃いたと。


それ以来、卵胞液中のAGEs濃度と人工授精の成否

関連があることを調べてこられたという話。


ここから見えてくること・・・・・


 たとえば、2006年全出生児に占める

 生殖医療(ART)による出生児の割合は1.8%で

 55.4人に1人は生殖医療(ART)による出生となっている。


 妊娠例に占める生殖医療(ART)の割合が年々増加しつつある。


という事実も考慮するならば


妊娠適応年齢の女性におけるAGEsの蓄積は

もしかすると 深刻なのではないか?
 ということ。


年齢とともに高くなるのがAGEs蓄積であるところに

昨今の晩婚と高齢出産という傾向。


そういえば・・・

山瀬まみチャン も 皮膚AGEs蓄積高かった!

たしか 実年齢よりも25歳分余計にAGEsが溜まっていた!


だれか教えてあげて~ 抗糖化ドクターズ・サプリ!

(余計なお世話なら ゴメンナサイ です)


 関連記事 山瀬まみチャン 衝撃のAGE年齢
        http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/c953a070d87e8de618ca4b9ebd56b443




不妊危険因子としてのAGEs

2011-05-29 21:28:54 | AGEs

第11回日本抗加齢医学会総会は、雨の中に閉会を迎えた。


最終日の今朝9時から行われたのが

老化危険因子としてのAGEsおよびRAGE

というシンポジウム。


4名の演者のなかで、体外受精の専門家の先生は

生殖医療と終末糖化産物 (AGE)

と題して、非常に興味深い話をしてくださった。


かなり以前から、生殖医療の現場では

卵巣から採卵した卵子が「茶色」の場合は

人工授精させてもうまくいかないことが

経験的に知られていたという。


AGEsが「茶色褐色)」であることを知った時、

この先生 「茶色の卵子」はAGEsのせいだと閃いたと。


それ以来、卵胞液中のAGEs濃度と人工授精の成否

関連があることを調べてこられたという話。


ここから見えてくること・・・・・


 たとえば、2006年全出生児に占める

 生殖医療(ART)による出生児の割合は1.8%で

 55.4人に1人は生殖医療(ART)による出生となっている。


 妊娠例に占める生殖医療(ART)の割合が年々増加しつつある。


という事実も考慮するならば


妊娠適応年齢の女性におけるAGEsの蓄積は

もしかすると 深刻なのではないか?
 ということ。


年齢とともに高くなるのがAGEs蓄積であるところに

昨今の晩婚と高齢出産という傾向。


そういえば・・・

山瀬まみチャン も 皮膚AGEs蓄積高かった!

たしか 実年齢よりも25歳分余計にAGEsが溜まっていた!


だれか教えてあげて~ 抗糖化ドクターズ・サプリ!

(余計なお世話なら ゴメンナサイ です)


 関連記事 山瀬まみチャン 衝撃のAGE年齢
        http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/c953a070d87e8de618ca4b9ebd56b443




第11回日本抗加齢医学会総会 懇親会にて

2011-05-28 23:05:31 | ひとりごと 学会

雨の土曜日。

懇親会は京都国際会館の屋内でした。



同じ大学の出身の誼で

抗加齢医学会の理事長 吉川先生に訊ねてみました。



 「先生、糖化は今後、大きな流れになりますか?」


 「そうやなぁ、大きなテーマやなぁ。

  そやけど 最後は みな ラディカル* や。」

(*活性酸素のこと)


 「アッ はい。 わかりましたぁ。(汗)」



そんな会話の後に行われた余興は とても素敵なもので

   大きな歓声が上がりました。

            ↓



君の名は  明日から日本抗加齢医学会総会

2011-05-26 20:45:53 | ひとりごと 自然系

近頃、車で移動していると白い花が目に付きます。


     
     2011.5.26               紀の川市貴志川町丸栖



この時期の あの咲き振りは


 ♪ 卯の花の匂う垣根に

   ホトトギス 早やも来 鳴きて


と歌う 唱歌「夏は来ぬ」にある 卯の花。

卯の花 は ウツギ とも呼ばれます。




     
     2011.5.26               紀の川市貴志川町丸栖


     
     2011.5.26               紀の川市貴志川町丸栖



雨に濡れた緑に 楚々とした白い花が 良く映えます。


一口にウツギと言っても 実は多くの種類があります。


 ヒメウツギ マルバウツギ タニウツギ ハコネウツギ などなど。


で、これは 単純に ウツギ です。


もちろん 名前を知らなくても

その美しさ 可憐さには、変わりはないのですが

名前を知っていると

なぜかさらに親近感が増すように感じます。


それが 名前を知ることの大切さなのでしょう。


だからかな?


東京大空襲の夜に数寄屋橋で始まる物語が

「君の名は」

という題名なのは?


もちろん

名前を知っても

親しみを感じたくないモノもありますね。


近頃 ためしてガッテンで紹介された老化物質などは、

その類でしょう。


「君の名は?」

 「はい、AGEと申します。」


こればかりは、お近づきにはなりたくないものです。


さて 明日から 日本抗加齢医学会総会が京都で開催されます。

老化危険因子としてのAGEsおよびRAGE

というシンポジウムは29日朝に開催です。



山瀬まみチャン 衝撃のAGE年齢

2011-05-19 22:02:36 | AGEs

昨夜放送されたNHKためしてガッテンで、ついにAGEsが紹介されました。


これまでは 2010年5月19日に放送された

 死亡率8倍!? あなたを襲う新型骨粗しょう症

で 糖化 が紹介されていたのですが

その時には「AGE」という言葉は紹介されずじまいでした。


そのことは拙ブログでは

『新型骨粗鬆症 ためしてガッテン についにAGEs登場!』
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/31e825690f6677e471d86c1c7c822dce


に掲載したとおりです。



今回の番組で 評価される点は

皮膚に蓄積するAGEsを非侵襲的に測定できるAGE Readerを

登場させて実際に測定してみせたということです。


拙ブログを最初期よりお読み下さっている方々には

番組内容は すでに 百も承知 の事柄ばかりであったかも知れませんね。



さて AGEs は年齢と共に蓄積量が増加していきます。


そしてAGE Readerで実際に表示されるグラフは次のようなものです。







縦軸はAFと呼ばれる値で、皮膚内の蛍光性AGEsに対応する数値です。

このグラフでは、AFの値は約2.2(正確には2.1658)です。

横軸は年齢で、このグラフでは49歳。

年齢49歳でAF2.1658が赤丸で示されています。


3本ある右肩上がりの線の真ん中 MEANという線は

それぞれの年齢で蓄積するAGEsの平均値です。


この赤丸は、MEANと書かれた右上がりの線の上に位置します。

それは、49歳に相当する量より多くのAGEsが溜まっていることを意味します。


そのAGEsの溜まり具合が相当するのは何歳かというと、

AF2.1658とMEANの線との交点の年齢だということになります。

この例では、およそ54.3歳となります。


このAGEs蓄積量から出される年齢が AGE年齢というものです。





ゲストのお三方のAGE年齢は

 瀬川英子さん       + 7歳

 ガダルカナル・タカさん  +18歳

そして なんと!

 山瀬まみさん       +25歳 !


これはなかなか キツイ 事実でしたねぇ。


たとえば以前 測定した方では






という方がいらっしゃいました。

48歳なのに AGE年齢は 69.8歳という事実に 仰天でした。

 AGE Reader で測ってみましたシリーズ その7
 http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/7580ff46cfbf5b4b4d81a41c6e1dce3f


 で紹介した例です。


ゲストが全滅だったのに反して

小野アナウンサーは -16歳 ということでした。


普通に生活していても AGEs蓄積が低い方も確かにいらっしゃいます。


たとえば 次のような方です。


       


この方は 1年3ヶ月のあいだ AGEsは増加していません。





 抗糖化サプリメントなんか いりまへ~ん!その1 AGE Reader測定シリーズ
 http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/f6bc3fdf168a2076b479447716d6ec00
 
 で紹介した例です。

 

山瀬まみチャンには 抗糖化サプリメント 要りそうですが・・・。




来週のためしてガッテン 『アンチエイジングだ! 肌ホネ血管一挙に若く保つ方法 』

2011-05-11 21:02:24 | AGEs


番組内容は こちらを→クリックで



今日のNHKためしてガッテンは、

熱ショック蛋白(HSP=Heat Shock Protein)でした。


その昔、大学の研究でガンの温熱療法をやった頃を思い出しました。


治療の対象としたのは

術前の直腸ガンや乳ガンの皮膚転移や大腸ガンの肝転移でした。


抗ガン剤も併用して温熱療法を行うものでしたが

温熱療法を連日行っても、効果が認められない原因が


 HSP = 熱ショック蛋白 


の発生でした。


もう20年余りも昔の話です。



さぁ、そして、最後に次週の放送が紹介されました。


 アンチエイジングだ! 肌ホネ血管一挙に若く保つ方法

と いうものだそうです。


AGE Readerに腕を載せるゲストの瀬川英子さん。

測定が終わった瀬川英子さんの耳に、何事が囁く米井教授。


いやぁ!
     ついに!
          ほんとうに!



AGE Reader が 登場するのですねぇ!!!



ちなみに ガッテンのHPに書かれていた紹介文は以下のとおり。


 「いつまでも若くありたい」と願うすべての人に朗報! 「お肌のハリがなくなった・・・」「視力が衰えた・・・」「足腰が痛い・・・」あらゆる人に必ずやってくる全身の様々な老化を、ある“茶色い物質”が引き起こしていることが最新研究で明らかになった。この老化物質をコントロールできれば、なんと老化防止“アンチエイジング”ができるのだ!

例えば、20代を過ぎたら誰もが気になるのが「肌の老化」。紫外線や乾燥対策など、皮膚の外からお手入れをしても、やっぱり老け顔は進んでしまう。そこで肌の中を調べてみると、年齢を重ねるにつれて、肌の中にその“老化物質”が大量に生まれていることを発見! これが肌の弾力性を失わせ、シワやくすみを生む一因と考えられてるのだ。しかもこの茶色い物質は、骨、血管、内臓など、あらゆる場所で見つかり、骨を弱らせ、白内障や、動脈硬化、さらには認知症といったあらゆる老化現象を引き起こしていく・・・。

この全身を老化させる張本人「茶色い物質」を増やさない方法はあるのか・・・ガッテンが見つけたのが、なんと食事の食べ方。まったく同じものを食べても、その食べ方を少し変えるだけで、茶色い物質が増えるのを押さえられ、老化が予防できちゃうのだ! 科学が解き明かした超意外な老化のヒミツと、ちょっとした工夫で、外見だけじゃない“本当の若さを保てる”スゴ技をご紹介。



番組内容は こちらを→クリックで