外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

寿命決定は環境因子が75% アンチエイジング・ミニ講座 3

2010-01-17 21:13:59 | アンチエイジング・ミニ講座

長生きの記録としてギネスに認定されているのは、

1875年に生まれ、1997年に亡くなった

フランス人女性ジャンヌ・カルマンさんの122歳164日。


なんと、85歳でフェンシングを始めたそうだ。


長生きの秘訣を訊ねられて、

健康なこと、病気にならないことよ

と答えたといいます。



若々しくエイジングした結果。

それが、サクセスフル・エイジング。


生命ある者には『生老病死』は必定だが、

カルマンさんは『生老死』というプロセスで

122年を生きたわけだ。




一卵性双生児と二卵性双生児の研究から、

寿命の決定に遺伝要因が関わる割合は25%。


つまり寿命の75%は後天的な環境要因で決まる。


一方が喫煙者、他方が非喫煙者の一卵性双生児では、

皮膚老化の具合は全く異なるし、寿命も全く違ってくる。


寿命決定に関わる環境要因は、3つ。


 食事 運動 生きがい


食事に関しては、

アメリカのウィスコンシン大学が

1989年から行っているアカゲザルに対する

『カロリーリストリクション』

つまり『カロリー制限』の結果が興味深い。


栄養素は確保し、

カロリーだけを70%に制限した食事を

17年前から与えたアカゲザルは、

普通の餌を与えたアカゲザルに比べ、

明らかに髪の毛に艶があり、皮膚も若々しい。


  

 つづく




アンチエイジング・ミニ講座 1  ヒトは血管とともに老いる

アンチエイジング・ミニ講座 2  AGEsは血管平滑筋細胞に石灰化を誘導する



創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


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