昨晩、和歌山で春一番を体験。
当直先の南向きの窓に吹付ける強風は、
しばしば建物全体まで揺らすように感じられ、
正直、かなり怖かった。
一夜明けて戻った亀岡で、正午までの外来を済ませ
大急ぎで向かった先は、京都コンサートホール。
生まれて初めての、パイプオルガンの生演奏。
J.S.バッハ、ブルーンス、フランク、そしてメシアン。
バッハ週間 in 京都 2012 の中のひとつとして
京都出身の新進オルガン演奏家・橋本淳氏の演奏だ。
ホールいっぱいに響き渡る生の音響は、鳥肌モノ。
演奏の様子がじっくり観客に見えるようにと
ステージ上で披露してくれたのは素敵な配慮だった。
四肢をフルに使っての演奏だということが飲み込めた。
下肢の動きは、まるでダンスを踊っているよう。
けっこうな運動量だ。
夢見心地に誘う空気の振動を生み出すパイプは、
なんと8千本ほどにもなるのだとは、
演奏の合間の奏者による説明。
生の演奏がこんなに凄いのなら、ぜひとも、
スヴェーリンクやブクステフーデを聴いてみたい!
と、思わずにはいられなかったのだが、
アンコールに演奏されたのはパッヘルベルのカノンであった。
会場を後にしたのは16時過ぎだったので、
ちょっと当てがあり哲学の道に足を運んだ。
季節が後戻りしたような寒風のなか、
少なからぬ観光客が見受けられたが、
道沿いの桜は、ほんのり薄紅を帯びているとはいえ
まだつぼみのまま。
そんななか、足早に目当ての場所に向かった。
つづく。
当直先の南向きの窓に吹付ける強風は、
しばしば建物全体まで揺らすように感じられ、
正直、かなり怖かった。
一夜明けて戻った亀岡で、正午までの外来を済ませ
大急ぎで向かった先は、京都コンサートホール。
生まれて初めての、パイプオルガンの生演奏。
J.S.バッハ、ブルーンス、フランク、そしてメシアン。
バッハ週間 in 京都 2012 の中のひとつとして
京都出身の新進オルガン演奏家・橋本淳氏の演奏だ。
ホールいっぱいに響き渡る生の音響は、鳥肌モノ。
演奏の様子がじっくり観客に見えるようにと
ステージ上で披露してくれたのは素敵な配慮だった。
四肢をフルに使っての演奏だということが飲み込めた。
下肢の動きは、まるでダンスを踊っているよう。
けっこうな運動量だ。
夢見心地に誘う空気の振動を生み出すパイプは、
なんと8千本ほどにもなるのだとは、
演奏の合間の奏者による説明。
生の演奏がこんなに凄いのなら、ぜひとも、
スヴェーリンクやブクステフーデを聴いてみたい!
と、思わずにはいられなかったのだが、
アンコールに演奏されたのはパッヘルベルのカノンであった。
会場を後にしたのは16時過ぎだったので、
ちょっと当てがあり哲学の道に足を運んだ。
季節が後戻りしたような寒風のなか、
少なからぬ観光客が見受けられたが、
道沿いの桜は、ほんのり薄紅を帯びているとはいえ
まだつぼみのまま。
そんななか、足早に目当ての場所に向かった。
つづく。