外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

抗糖化を認識することが必要なわけ

2008-07-27 06:46:14 | 抗糖化
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

食物中AGEsの危険性に関しては:食物中のAGEsは糖尿病性血管症の主要な危険因子



昨夕から病院での勤務。
院外に出ると、今日も暑くなるんだなと感じます。

2時半に外傷の縫合をしてから仮眠を取ろうとしましたが、
眠りにつくことができませんでした。

それで、ちょっと調べてみました。

まず、糖尿病が腎臓や眼に合併症を引き起こす原因は、
「細小血管症」だということ。

高血糖状態が続くと、腎糸球体と網膜の細い血管が影響を受け、
糖尿病性腎症や糖尿病性網膜を引き起こします。
もちろんAGEsが蓄積するのですが、これらは「細小血管症」と呼ばれています。


次に、日本透析医学会のHPから慢性透析患者数の推移を見つけました。

昨年末で、27万人超。恐るべき右肩上がりのグラフ。
日常生活に多大な負担となる透析を必要とする方々の増加に唖然とします。
国民464.4人に1人が透析患者という計算になります。

そして、透析が必要となる腎障害の原因がいったい何であるか?

それは、年末患者の主要原疾患の割合推移によって明らかになります。

このグラフで、着実な右肩上がりの増加をみせているのが糖尿病性腎症です。


厚生労働省が平成9年に実施した糖尿病実態調査では、
糖尿病が強く疑われる人は690万人。
糖尿病の可能性を否定できない人を合わせると1370万人。


平成14年に実施した糖尿病実態調査では、
糖尿病が強く疑われる人は約740万人。
糖尿病の可能性を否定できない人を合わせると約1,620万人。

5年間で実に250万人の増加です。

抗糖化に対する認識がさらに広まることの必要性を改めて痛感するとともに、
少々背筋が寒くなる真夏の早朝です。


食物中AGEsの危険性に関しては
食物中のAGEsは糖尿病性血管症の主要な危険因子


当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

AGE READERが測定するのは

2008-07-23 01:01:40 | AGE Readerで測定
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AGEsを測定するAGE READERという機器に表示されるのは、AGEs年齢ではありません。

AGE READERで実際に表示されるグラフは次のようなものです。







縦軸はAFと呼ばれる値で、皮膚内の蛍光性AGEsに対応する数値です。

このグラフでは、AFの値は約2.2(正確には2.1658)です。

横軸は年齢で、このグラフでは49歳、抗糖化サプリメント24週継続摂取でのAGEs測定結果の2/14のものです。

年齢49歳でAF2.1658が赤丸で示されています。

その赤丸は、MEANと書かれた右上がりの線の上に位置します。

それは、49歳に相当する量より多くのAGEsが溜まっていることを意味します。

そのAGEsの溜まり具合が相当するのは何歳かというと、

AF2.1658とMEANの線との交点の年齢だということになります。

この例では、およそ54.3歳となります。






では、次はどうでしょうか?








実年齢が55歳なのに、赤丸はMEANの線を遥かに超えてしまっています。

AGEsの蓄積に相応しい年齢は、この場合80歳を超えてしまっています。

どのケースか分かりますか? ちなみに測定日は2/14です。


このように、AGE READERで測定したAFの値に相応しい年齢を、

MEANの線との交点から求めて、AGEs年齢の推移としてグラフにしたものを

これまで掲載してきたわけです。






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抗糖化サプリメント24週継続摂取でのAGEs測定結果 

2008-07-21 12:12:05 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメント12週の成果 その9 のケース。

24週間摂取継続してのAGEs測定結果です。





このケースは、他のケースよりも4週間早めに摂取を開始しています。

摂取開始時のAGEsは、機器の関係で測定できていませんが、

高血糖であることや4週目のAGEs年齢が54.3歳であることより、

摂取開始時でのAGEs年齢は、もっと高かった可能性があります。

16週でのAGEs年齢は、34.7歳。

摂取継続24週の時点では、36.6歳。

実年齢との差は、4週目で+5.3歳。

           16週で-14.3歳。

           24週で-12.4歳。


これこそ、DeAGEの事実ではないでしょうか。

モノクローナル抗体で染められる血管や腎臓のAGEs蓄積が、軽減されているんだという思いに、ふと顔がほころびます。






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抗糖化サプリメント12週間摂取、20週目の状態 その5

2008-07-20 11:13:00 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメント12週の成果 その11 の方。

12週間で摂取終了、8週間摂取せずの20週目のAGEs測定結果です。





12週の時点でのAGEs年齢が、38.3歳。
8週間摂取しなかった20週目で、59.8歳。

実年齢との差は、-16.7歳から+4.8歳に。






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DeAGEsがよろしいかと

2008-07-18 19:17:17 | 抗糖化
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advanced glycation end productsをYahooで検索してみたら6番目に

糖尿病合併症関連製品:AGE(Advanced Glycation End Products)抗体と関連製品

というのがありました。クリックしてみると

 抗AGE抗体による解析の結果、(1)ヒト水晶体(加齢に伴う増加)、(2)糖尿病性腎症や慢性腎不全患者の腎近位尿細管、(3)糖尿病患者の網膜、(4)糖尿病性神経障害患者の末梢神経、(5)粥状動脈硬化病変部、(6)透析性アミロイド-シスのβ2-マイクログロブリン、(7)アルツハイマー病患者の老人斑,(8)CAPD患者の腹膜、(9)弾力線維症の皮膚のエラスチン、(10)セロイド/リポフスチン沈着部位などにAGEが蓄積することが分かってきました。
これらの知見は、老化自体や老化に伴う慢性疾患にAGEが深く関与していることを示唆し、数種のAGE構造体は糖尿病領域や脳疾患の分野においても重要視されております。

という解説とともに、蓄積したAGEsがモノクローナル抗体で染色された写真が掲載されていました。

その写真を実際に見ると、「やっぱAGEsって、溜まってくるんだ!」と実感させられます。

そして、AGEsを低下させる事が抗老化の基本だ!とますます強く感じました。

AGEsの低下は、身体年齢の若返り。

AGEsを下げれば、AGEが若くなる・・・そうだ!

「取り除く、下げる」という意味の接頭辞「de」を使って新語を作ろう!

DeAGEs = AGEsを取り除けばAGEも下がる。

以前アップした老化原因としての糖化(グリケーション)ももう一度参照して下さい。






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抗糖化サプリメント12週間摂取、20週目の状態 その4

2008-07-18 17:00:01 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメント12週の成果 その10 の方。

12週間で摂取終了、8週間摂取せずの20週目のAGEs測定結果です。





12週の時点でのAGEs年齢が、37.3歳。
8週間摂取しなかった20週目で、61.3歳。

実年齢との差は、-15.7歳から+8.3歳に。






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抗糖化サプリメント12週間摂取、20週目の状態 その3

2008-07-17 20:16:59 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメント12週の成果 その4 の方。

12週間で摂取終了、8週間摂取せずの20週目のAGEs測定結果です。





12週の時点でのAGEs年齢が、31.0歳。
8週間摂取しなかった20週目で、59.4歳。

実年齢との差は、-11.0歳から+17.4歳に。

便通には、変化ありません。






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抗糖化サプリメント12週間摂取、20週目の状態 その2

2008-07-16 22:53:02 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメント12週の成果 その2 の方。

12週間で摂取終了、8週間摂取せずの20週目のAGEs測定結果です。





12週の時点でのAGEs年齢が、24.3歳。
8週間摂取しなかった20週目で、56.7歳。

実年齢との差は、-15.7歳から+16.7歳に。

便通は、サプリ摂取以前の状態に戻ってしまいました。

肌のガサツキが気になるようになってきたとの事です。






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抗糖化サプリメント12週間摂取、20週目の状態 その1 

2008-07-15 12:07:20 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメント12週の成果 その1 の方。

12週間で摂取終了、8週間摂取せずの20週目のAGEs測定結果です。





12週の時点でのAGEs年齢が、22.5歳。
8週間摂取しなかった20週目で、23.4歳。

実年齢との差は、-7.5歳から-6.6歳に軽度縮小。

便通は、サプリ摂取以前の状態に戻ってしまいました。

サプリの摂取再開を希望するとのコメントを頂きました。






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12週間摂取のその後は、明日以降紹介します

2008-07-14 00:12:23 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメント摂取モニターに参加して頂いた方々には、12週間の摂取を行って頂きました。

摂取が終了して8週間が経った7月初め、AGE READERを貸し出して頂けたため、数名の方に急遽無理をお願いしAGEs値を測定させて頂きました。

協力頂けたのは、抗糖化サプリメント12週の成果 その11その10その4その2その1で紹介させて頂いた方々。

また、24週間摂取を継続している一例(その9)もあわせてご覧にいれます。






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抗糖化サプリメントを摂取しない場合 その2

2008-07-13 21:21:40 | 臨床試験後追跡調査
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抗糖化サプリメントを摂取されなかった31歳の健康男性の20週にわたるAGEs測定のグラフです。






測定開始時のAGEs年齢は19.4歳。
8週間後では27.8歳。
12週間後は33.2歳。
20週間後は27.6歳。

AGEs年齢の変化幅は、実年齢の-11.6歳~+2.2歳まででした。






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抗糖化サプリメントを摂取しない場合 その1

2008-07-13 08:56:52 | 臨床試験後追跡調査
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今回の臨床試験期間中、抗糖化サプリメントを摂取されていない方のAGEsも測定していました。
20週にわたっての測定値が以下のグラフです。



実年齢43歳の健康な女性。

測定開始時のAGEs年齢は37.8歳。
8週間後では50.2歳。
12週間後は47.9歳。
20週間後は43.2歳。

AGEs年齢の変化幅は、実年齢の-5.2歳~+7.2歳まででした。






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