今年の12月頃に出版される予定の
「糖化」に関する書籍があります。
総勢26名が分担執筆しているのですが、
加齢に伴う骨へのAGEsの蓄積と骨折リスク
という第6章なら、
執筆は、あの先生が最適任者とすぐ判ります。
そう、AGEsと骨粗鬆症の研究ではよく知られた方ですから。
(このブログでも紹介しましたね。)
その他の章も、執筆者はそれぞれの分野の著名な方々です。
ところが、
まったくもって 分不相応 ながら、
筆者も先週末に、著者初校を返送しました。
5月に執筆の依頼を受けた時は、まさに仰天でした。
読者対象が主として、医療関係者・企業・大学・研究機関のため
その価格にも仰天でしたが・・・・・。
その書籍名(仮題)と内容は以下のとおり。
『糖化による疾患と抗糖化食品・素材』(仮題)
■ 発行予定:2010年12月頃
■ 体裁:B5判 約250頁
■ 価格:65,000円+消費税
予定目次
序編 総論
第1章 加齢関連疾患におけるAGEsの意義
-生活習慣における抗糖化の重要性―
第2章 糖尿病における糖化反応の位置づけ
第3章 アンチエイジングを目指したAGE阻害剤の開発
第1編 糖化による疾患
第4章 糖化と糖尿病
第5章 アルツハイマー病におけるesRAGEの役割
第6章 加齢に伴う骨へのAGEsの蓄積と骨折リスク
第7章 動脈硬化における、糖化が及ぼす脂質代謝への影響
第8章 腎疾患におけるアンチエイジングのパラダイムシフトとAGEの役割
第9章 加齢黄斑変性症の発症における蛋白糖化最終産物
第10章 糖化と皮膚の老化
第11章 脂質グリケーション産物のLC-UV/MSとLC-MS/MS分析
第12章 AGE受容体RAGEの役割
第2編 抗糖化素材と応用
第13章 抗糖化素材
1.アルギニン
2.アミノグアニジン
3.α-リポ酸
4.ビタミン
5.サポニン
6.天然物質
第14章 抗糖化食品素材と応用
1.カモミール
2.ドクダミ
3.西洋サンザシ
4.ヤマブドウ
5.アセロラ
6.西洋オオバコ
7.オリーブ
8.茶
9.ハーブ