外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

AGEsは上昇、FEV 1は低下

2008-09-28 23:22:50 | AGEs
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。



年齢とともに体内にAGEsが蓄積していくことは、これまでも述べてきました。

以下のグラフは、AGE READERで表示されるもの。

年齢に応じてAGEsの上昇が認められます。


   



AGEsとは逆に、年齢とともに低下するものが下図のFEV1(一秒量)です。



 
       -肺年齢普及推進事務局公式ホームページより転載-


一秒量は呼吸機能を示しており、20歳前後をピークに加齢とともに低下します。

そして、最近ではこれを用いて「肺年齢」という概念が生み出されました。



近年、喫煙が原因であるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)が増加しています。

これに対して、自分の肺の健康状態が同性・同年代の人と比べてどの程度なのかを

把握するために、「肺年齢」という考え方が日本呼吸器学会によって提唱されたのです。

そのため、「肺年齢」対応のスパイロメトリーを導入する医療機関も増えてきました。

肺年齢」対応のスパイロメトリーでは、呼吸機能検査結果のほかに

以下のような「肺年齢」の表示と結果に対応する“コメント”が表示されます。



   
       -肺年齢普及推進事務局公式ホームページより転載-



要するに、「肺年齢」とは、「肺の老化度」を示す指標なのです。

確かに、「一秒量が○○Lです」と言われるより「肺年齢が△△歳です」と言われるほうが

実年齢とどれだけ差があるかで、健康状態がより切実に理解できます。



このブログでも、AGE READERの測定値を「AGEs年齢」に置き換え掲載しました。

いずれアンチエイジング医療において、AGEs測定が一般的になれば、

AGEs年齢」という表現もよく知られることとなるのでしょう。



人間ドックなどで呼吸機能検査(スパイロメトリー)を受け、検査結果が分かっていると、

 こちらから あなたの肺年齢が計算できます


詳しくは 肺年齢普及推進事務局公式ホームページ へ。





当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

抗糖化についてのご質問 E.Wさんより

2008-09-25 17:39:14 | 抗糖化ドクターズ・サプリ
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。



昨日E .Wさんより以下のコメントを戴いておりました。

E .Wさん、ありがとうございました。

抗糖化について (E.W) 2008-09-24 17:33:09

初めてコメントさせて頂きます。
最近、アンチエイジングには抗酸化と同じく抗糖化も必要だということを知り、
色々検索していたところ、こちらのブログに辿り着きました。
抗糖化について一つお尋ねしたいのですが、
AGEsが少ない食品に、果物や砂糖がありますが、
これもやはり摂り過ぎては意味が無いのでしょうか。
また、現在特に健康に問題がなくても、
若いうちから抗糖化サプリメントを飲んだ方が良いのでしょうか。



まず、果物や砂糖ですが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。

果物には「果糖」が含まれ、砂糖は「ブドウ糖+果糖」ですよね。

よく問題になるのは、「ソフトドリンク」ですが、飲み過ぎると太ります。

「ソフトドリンク」に含まれているのは「果糖」ですね。

参考に果糖は肥満・2型糖尿病の真犯人? をご覧下さい。


また、それ自体が「低AGEs含有」であっても体内に入ってから、

AGEsの生成を亢進させることもあります。



2番目のご質問は、非常に重大な問題だと思います。

というのは、先日、10年来糖尿病薬服用中の方とお会いした時、

その方がこうおっしゃるのです。

「言われるままに薬を服用しているのに、HbA1Cは最初よりも上がってきている。

 ウォーキングもしてるし、ご飯の量も少なめにしてるのに・・・。

 それでも、まだ先生は、もうちょっとガンバレというだけ。

 これ以上、何をどうガンバレというのか・・・。

 近所の開業医で診て貰ってる人は、血糖値200位あるけど、何も薬はもらっていない。

 私も今、何の症状も合併症もないし、もう薬飲むの止めようかと思う。」


ほんとうは、主治医に言えればよいのですが、なかなかそうもいかないのですよね。


筆者が説明したことで、特に気に入ってもらったのは次のようなことでした。

(ちなみに面談したのは京丹波町でした)

「京丹波町の養鶏場の方が、これでもかと言うほどの予防策を講じていて、

 鶏にあの時、鳥インフルエンザが発生しなかったら、それはニュースにはならないんですよ。」




痛みなどの自覚症状がある病気は、なんとかしようと思うものです。

ですが、自覚症状がない場合、どうやってモチベーションを持続させるか。

具体的な事もアドバイスはしましたが、養鶏場の話は身近で起こった話だったので、

実感を伴って、わが身に置き換え易かったようです。




さて、次のグラフをご覧頂きましょう。





実年齢63歳の健康な男性ですが、サプリ摂取前からAGEs年齢は若いままです。

抗糖化サプリメント12週の成果 その12として掲載した方なのですが、さて、職業は?

実は、禅宗のお寺の住職さんなのです。

日頃からの食事がいかに大切かを示す良い例だと考えています。

この方のように食事に自信のある方には、サプリは必要ありません。



では、サプリを飲まなかった健康な31歳男性は5ヶ月間どうだったか、が次のグラフ。





サプリを摂取しなかったもう1人は、43歳の健康女性。





どちらも 服用後20週目のAGEs年齢 の

抗糖化サプリメントを摂取しない場合 その1 その2に掲載したもの。

いずれの場合も、AGEs年齢の変動が見られますが、

原因は恐らく、食事から摂取されるAGEsの影響だと考えています。



ということで、2番目のご質問に対するお答えとしては、

血糖値が正常で、食事内容に自信のある健康な方なら、

老若男女を問わず、サプリは必要なしです!



ただし、「起こらなかった事件は、ニュースにはならない」です。

これを、東洋医学的な概念で言い換えるなら、

 『未病を治す』

ということになるかと思います。


高血糖傾向が明らかな筆者などにとっては、

「必死で防疫に取り組む養鶏業者」であり続ける必要があります。

その努力は、ニュースにはならずとも、次のようなグラフとして現れるということです。





当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

AGEs・抗糖化・ドクターズサプリ

2008-09-19 16:03:49 | AGEs
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから



いつの記事を読んだらよいのか、分かりにくいとのご指摘を頂戴しました。

そこで、当ブログの要点を順番に並べてみましたので、

どうぞご覧になって下さい。



まず、AGEsや糖化とはいったい何なのかに関して、
老化原因としての糖化(グリケーション)をお読み下さい。


実際に大動脈や腎臓に蓄積したAGEsの画像は、
DeAGEがよろしいかと の引用部分でご覧下さい。


AGEs蓄積が発症の引き金となる糖尿病合併症のうち、
増加の一途を辿っている糖尿病性腎症の事実は、
抗糖化を認識することが必要なわけ でご確認下さい。


米国で開発されていたAGEs抑制薬に関しては、
糖尿病合併症治療薬における抗糖化について でお読み下さい。


米国でのその後の開発状況については、
新刊書「老化を止める7つの科学―エンド・エイジング宣言」 をご覧下さい。


今回のサプリメント臨床試験でAGEs測定に使用した
AGE Reader測定の様子は、
創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際 に動画があります。


AGEs蓄積を測定するAGE Readerという機器で
実際に表示されるグラフについて、
AGE Readerが測定するのは で説明を加えました。


抗糖化に関する書籍に関しては、
抗糖化をやさしく説明した米井先生の本、登場 で、
本の画像をクリックすると目次などが表示されます。


抗糖化以外の特徴については、
抗糖化ドクターズ・サプリメント、いよいよ に記載しました。




創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから

当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

新刊書「老化を止める7つの科学―エンド・エイジング宣言」

2008-09-13 16:37:57 | 抗糖化
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。




以前、糖尿病合併症治療薬における抗糖化について で、

AGE阻害薬としてアミノグアニジンが検討されていると

「今日の治療薬2007」という本に記載のあることを書きました。


ところが、今年の「今日の治療薬2008」にはAGE阻害薬の項目がなくなっていたのです。

なぜだろう? と長らく不思議に思っていました。



この度、NHK出版から出版された本『老化を止める7つの科学―エンド・エイジング宣言』で、

その謎が解けました。



本書の「第9章 AGEの拘束を断ち切る」には、主としてアメリカで行われてきた

老化を阻止するための糖化阻止薬開発の背景や経緯が45頁にわたって書かれています。

糖化反応のメカニズム、糖化が生体に及ぼす影響が語られるとともに、

開発に失敗した薬」という項では、アメリカのバイオテクノロジー大企業ジェネンテックと

アミノグアニジンの特許を持つ会社とが共同で行った大規模臨床研究が書かれています。

糖尿病性腎症患者約600人が参加して行われたこれらの研究結果で、アミノグアニジンの効果は、

よい面が疑わしい一方で、この薬の持つリスクは否定しようがなかった』というのです。

具体的には、肝機能障害とインフルエンザ様症状と自己免疫疾患の徴候が認められ、

腎不全にまで至る腎障害も認められたことが明らかにされています。


これが、「今日の治療薬2008」にAGE阻害薬の項目がなくなっていた理由だったのです。

現在アミノグアニジンはサプリメントとして販売されていますが、

頭痛や吐き気どころの副作用ではないということなのです。



しかし、アミノグアニジンの失敗以後もアメリカではAGEの問題を克服する研究は続けられ、

AGE分解剤「アラゲブリウム」が開発されたことが紹介されています。


この薬剤は動物実験においては硬くなった動脈を柔軟にし、見事に血管の若返りを実現させました。

もっとも、その効果持続のためには薬を飲み続ける必要のあることが指摘されています。

残念なことに、この「魔法の若返り薬」ともいえる「アラゲブリウム」にも大きな問題があります。

それは、人間に投与した場合には、

『他の動物のようにその恩恵を受けられずに、心臓や血管の健康状態を改善しない』

というものです。


結局、まだAGEsの問題を克服できる薬はないということです。


しかし、もっとも重要なことがこの本から明らかになります。

いまやアメリカを中心として「老化」や「糖尿病合併症」などを解決するためには、

AGEsを何とかしなければいけない」との考え方が最先端となっていることです。

AGEs蓄積を阻止することが老化を止める」と考えられるようになっているのです。

そして日々、新たな合成化学物がAGEsの問題を解決するために研究され続けているのです。



しかし、それは海の向こうでの事情です。

日本では、すでに副作用なしの天然からの贈り物で素晴らしい成果が得られています

しかもそれは、いつでも入手可能です

さあ、ひところ流行ったサントリーのCM音楽で歌ってみませんか!
(覚えてますかぁ?最近観ませんからねぇ・・・)

 ♪ そ ん な 研究 し~なくても

    ♪ 天然系 天然系

      ♪ ハーブ式
 




当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

研修医に人権はない・・・今は昔

2008-09-12 18:11:15 | ひとりごと 医療系
当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから



「内科の先生、だれか知らんやろか?」

今週の火曜、当直先の副院長から訊ねられた。

常勤の内科医が足らないのだという。

非常勤でもよいので、だれか来てくれる内科医を知らないかと。



「高血圧や糖尿病も、今は脳神経外科の外来でも診てるんや。」と

脳神経外科医の副院長。



「大学からの派遣なんか、まったく期待できへんしなぁ。」とも仰る。



これは、かつて勤務医人事権を一手に握っていた大学医局が、

もはや機能しないことを意味する。


筆者が大学の外科医局に入局した当時は、

どこかの大学医局に所属せずに勤務できる市中病院など、

ほとんど存在しなかった。


ほとんどすべての病院が、

どこかの大学医局の関連病院と位置づけられていたのである。


しかも、大学医局からの人事発令には絶対服従であった。


教授は、意のままに医局員をあちらこちらの病院へと異動させたのであった。



新しい臨床研修制度が始まる2004年以前は、新卒学生のほとんどが、

何科を目指すのであれ、出身大学の医局に入局するのが常であった。


毎年末には、翌年の春に入局する者を勧誘すべく

忘年会へのお誘いが各科で繰り広げられたものである。


新入局者を何名獲得できるかは、その科の前途を左右する重大事項であった。


なぜなら、医局員というのは教授の「手持ちの駒」だから。



「医師の派遣をお願いします」と頼まれて、

動かせる駒がなければ、自分の医局の勢力拡大もできないから。



新しい臨床研修制度で厚生労働省が目論んだのは、次の2点であったのだろう。


第1に、専門とする科に偏らず、

プライマリ・ケアの基本的な診療能力を備えた医師の養成。


第2に、大学医局制度の解体。



新しい制度においては、大学医局へ入局せずとも、

直接、市中病院での研修が可能となった。



研修を終了すれば、そのままその病院への就職も可能である。


しかも、

「君、今度、どこそこの病院に行ってくれないかね。」と

教授に言われる心配とも無縁で。



都会の有名病院での研修希望者が多くなるのは、そういう事情だ。


逆に、地方大学の医局への入局希望者は激減している。



研修医には人権はないからな!」と言われて、我々は育てられた。


手術の当日は、術後管理に大学病院に泊り込むのが当たり前。


重症の患者がいれば、何日も病院泊まりが続くこともあった。


自分の指導医の先生が大学病院内に居る間は、決して帰宅など許されなかった。


勤務時間などというものは、その概念さえ存在していなかった。


唯一存在したのは「完全なヒエラルキー」に支えられた「封建制度」であった。


その対価として大学から支払われるのは、

手取りで10万円あるかなしかの非常勤給与であった。



時代は変わったのですね。


今では、「時間なのでお先に帰りま~す。」という研修医君が存在すると聞く。

うらやましいことに「研修医の人権」は、確保されているのだろう。

手取りの給与も、我々の時代とは雲泥の差と聞く。


当然のことだが、今の研修医には「バイト当直」は禁止されている。



とにかく、大学医局に入局して大学病院で研修することに

魅力を感じない新卒生が増加した。


新たな人材の確保ができずに大学病院の業務に支障を来たし始めた大学医局は、

これまで市中病院に派遣していた医師を大学へと呼び戻し始めた。

これが、「派遣医師の引き揚げ」といわれるもの。


中小規模の病院は、大学医局だけが医師確保の生命線であった。

しかし、大学にだって人がいないのだから・・・。

もはや「無い袖は振れない」状態なのである。



かくして、厚労省の第2の目論見は、

「医療崩壊」という立派なオマケ付きで、見事に結実した。


第1の目論見はといえば、机上の空論となるのではないかな?

なぜなら、最後は専門の科の医者になるのだから、

いつまでも他所の科のことには付き合っていられないから。




「私らの世代が、一番ひどい扱いを経験したんやないかなぁ。」と副院長。


そして「難しいのは分かってるけど、だれか心当たりあったらよろしく!」と、

念押しを忘れなかった。


「いやぁ、うちは内科医は扱ってないんですよ。サプリなら扱ってますけど。

 なにせ、サプリ売りの外科医なもので。」

などと冗談は、深刻な顔の副院長にはとても言えなかった。






創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから

当ブログの重要点『抗糖化』等に関してはこちらにまとめてあります。
なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。


遅いお昼は、秋刀魚の塩焼き

2008-09-11 15:53:01 | You are what you eat
午前の外来を済ませて、猫の額ほどの菜園の手入れをして、

シシトウとピーマンとミニトマトを収穫して帰宅。

近くのスーパーにて秋刀魚を1匹。

包丁で少々切り目を入れ、焼く。

脂が良くのっているのか、パチパチと音をたて香りが立ち上る。

シシトウとピーマンも一緒に焼いてやろう。


遅めのお昼ご飯は、旬の魚と採れたての食材。

チョイとグラスに氷を入れて、日本酒を注ぎましょ。

やはり、旬のモノは美味しいなぁ。

食べ終わったら、東京市場は引けていた。ふんふん、244円安か。なになに、上海は2080割れとな・・・。そろそろ来ますかね?

From Kyoto with love・・・Do you know AGEs ?

2008-09-08 16:12:22 | AGEs

This article is for those who are very conscious of their health.

Do you know AGEs ?

AGEs” stands for “Advanced Glycation Endproducts”.

Even in a healthy person, AGEs accumulate with age.

But this process makes rapid progress in patients with conditions
like diabetes mellitus and renal failure.

Recent researches have revealed that the high accumulation of AGEs has
a pivotal role in the development of chronic complications of these conditions.

It has been reported that AGEs accumulate to a high level in patients
with diabetes mellitus, renal failure, atherosclerosis, cardiovascular disease,
Alzheimer’s disease and osteoarthritis.

Since 2006 in Europe, a medical device named AGE Reader has been used
to assess the accumulation of AGEs.

It is reported these clinical assessments of AGEs with AGE Reader are
useful to show the risk of patients.

It is obviously important to know the risk.

However, is there any effective drug or supplement
that can prevent or reduce the accumulation of AGEs ?

Aminoguanidine has been sold as an anti-AGEs supplement,
but it produces nausea and headache as ill effects.

Is there any other one ?

Yes ! Here is it !

Our supplement is perfectly made from natural materials.

It consists of mixture of herbal extracts.

The assessment with AGE Reader in our trial for 12 weeks clearly showed
it reduced the accumulation of AGEs in every volunteer without any ill effects.

You can see the results of our trial at another articles of this web page.
(sorry, those are in Japanese)

Our supplement will surely close the book on the problems of AGEs.

From Kyoto with love,
We declare the beginning of a new era of anti-aging and anti-AGEs.


AGEs・・・まだ知ってる人少ないよね

2008-09-07 15:48:38 | AGEs
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから


dvanced lycation nd-product

頭文字と最後のSを合せて、AGEs。最終糖化産物といわれる物質のこと。

現在、多くの疾患において体内での蓄積が認められてきた。

加齢によっても体内のAGEs量は増加するのだけれど、

糖尿病・腎臓病・アルツハイマー病などでの増加も知られている。

さらには、骨粗鬆症や変形性関節症でのAGEs増加も知られてきた。


へ~ぇ、そうなんですか!っと驚くような分野としては、産婦人科領域。

月経困難症や不妊症でもAGEs増加が関係していると、つい先日耳にした。


なんといっても、最先端の研究分野である。

一般には、まだまだ知られていなくても不思議はないのだろう。


少し前に聞いた話では、血液中のAGEs濃度を測定するために

検査会社に依頼すると、1項目につき5万円もかかるとのことであった。


筆者がモニター試験でAGEs蓄積を調べるのに用いたのは、

腕を乗せるだけで皮下に蓄積したAGEsを計測できる

オランダで開発されたAGE READERという測定機器であったが、

日本では、まだ一握りの研究機関でしか使用されていない貴重なシロモノである。


モニター試験の時に、その高価な機器を貸し出して下さった会社に、

パッケージ化された抗糖化ドクターズ・サプリをお持ちしたところ

AGE READERで測定したAGEs値が非常に高い大阪の医師から、

 「値を測定するだけでは意味がない。なんとか下げる方法がないのか?」

と前より言われていたので、早速その医師に試して貰うよ、と社長。


まさに、その医師の言うとおりである。


検査しても、それを改善する方法がなければ、不安を煽るだけだ。


ヨーロッパでは結構AGE READERが普及しているようだが、

あちらでは、AGEsを有効的に低減する方策は、簡単には手に入らない。


日本では、まったくその逆である。

AGEsの概念も、AGEs測定機器も、まだ一般には普及していない。

けれども、AGEsの低減は、いつでも手にすることができる!

モニター試験の結果のとおりである。


よ~し!こうなったら 京都発・世界初! も視野に入れるべきかな?!!


”Do you Kyoto?”「抗糖化してますかぁ?」

の意味に使われたら、面白いかも!




創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから

当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

抗糖化ドクターズ・サプリと「食べ合わせダイエット」の類似点

2008-09-04 22:25:15 | 抗糖化ドクターズ・サプリ
当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。

   創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから

   服用方法関連はこちら:抗糖化サプリメントの服用方法で見えてきたこと




先週だったか、夜のテレビ番組で「食べ合わせダイエット」なるものが紹介されていた。


具体的な話としては、


夜遅くにラーメンが食べたくなったら、ラーメンを食べる前に果物を食べなさい。

空腹でない時に焼肉に誘われたら、焼肉を食べる前にキムチをしっかり食べなさい。

お寿司を食べる時には、お寿司を食べる前にガリをしっかり食べなさい。


特定の食べ物を食べる前に、ある食べ物を食べておくことによって、

太ることが抑えられるということであった。


ラーメン食前、果物摂取。

焼肉食前、キムチ摂取。

お寿司食前、ガリ摂取。


ふんふん、食前の薬みたいな感じやネェ、と思ってテレビを観ていた。


食前に服用する薬といえば、

昨今、DMなら糖質の吸収を遅らせるためのベイスンとかグルコバイ。

FDなどでは消化管運動改善のためにプリンペランとかガナトンか。

そうそう、六君子湯なんかも効果あるよね。

漢方薬なんかは、ふつうは食前あるいは食間だし。

(胃の弱い方は、葛根湯などは食後服用がよろしいのですが。)



そんなこんなを思いながら番組を観ていて、思いを巡らした。



薬事法では、サプリメントの摂取方法は指定しちゃいけないんだよね。

薬じゃないから・・・。

「1日○○を目安に、お召し上がりください」

これなら問題ないんだってねぇ。



まぁ、しょうがないかな、決まり事なんだったら。



サプリメントのお召し上がり方は、「目安」を目安に、

各自がテキトーにお召し上がりになればいいってことか・・・。



そうであるならば、

たとえば筆者は、モニター試験の結果をもとに個人的判断で、

「抗糖化サプリメントは食べ物である」との認識のもとに、

朝食を食べる前に、抗糖化サプリメントを食べる。

昼食を食べる前に、抗糖化サプリメントを食べない。

夕食を食べる前に、抗糖化サプリメントを食べる。


この「食べ合わせダイエット」を生涯続けたいと思います。


ちなみに、モニター試験に参加して頂いた方々(2名を除いて)も、

12週間にわたり、各自の独自の判断で、

筆者と同様の少々面倒くさい「お召し上がり方」を続けて下さったのでした。

(特に朝は忙しいですからね。

 それでも、それができなかった時には、

 みなさん、胃袋が空になった頃に「お召し上がり」下さったそうです。

 筆者も、夜の食べ時を逃した時には、寝る前に食べていました。)

このような少々面倒くさい食べ方の足跡は、すでに紹介させていただいたとおりです。



服用方法関連はこちら:抗糖化サプリメントの服用方法で見えてきたこと

創立2周年記念、AGE Readerによる皮膚AGEs測定の実際は こちらから

当ブログの重要点はこちらにまとめてあります。なお、図表および内容の引用は固くお断りいたします。