届いてから結構な日にちが経つのに
目を通していなかった雑誌「医と食」の最新号。
丸々48時間の日・当直の合間に何ヶ所か読んで、驚いた!
新たに 書評 というコーナーが設けられていて
コメントは編集長・渡邊昌先生のものであろう。
同先生には、2010-07-18 の記事 さくらさんのコメントへのお返事 にも書いたように
昨年6月の抗加齢医学会総会でお話をさせて頂く機会があり、
たいへん誠実な先生だとの印象が残っている。
その書評に取り上げられている3冊の書籍。
書評1は、「桜沢如一。百年の夢。」
マクロビオティックを世界に広めた桜沢如一氏の伝記。
書評2は、「食べること、やめました」
21歳で難病・脊髄小脳変性症になり這って動くのがやっとの状態から
甲田光雄先生の絶食療法によって回復した森美千代氏の著作。
本格的な断食・生菜食療法を実施してからすでに24年になるという。
筆者の知り合いにも同じ病気で亡くなられた方がおり、
その頃は何もアドバイスできなかった己の無知を悔やむ次第。
そして、書評3は、「死の同心円」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/47/d81d99ddf71ebf252603f2ee76d64608.jpg)
原爆で被爆した長崎の病院の秋月辰一郎医師による被爆直後からの記録。
爆心地から1.4kmしか離れていなかったにも拘わらず、
病院地下に備蓄されていた玄米・味噌・塩を食べていた病院職員は
誰一人死亡することなく生き延びたという。
秋月医師の出身医局である京都大学の放射線科では
「レントゲン酔いには塩をなめろ」という伝承もあったという。
この本の書評は
「私たちは原子力の平和利用などと良い面ばかり告げられてきたが、
クローン人間のように人間が手をだしてはいけない分野が
あるのではないか。
人類滅亡につながる危険が高いものを排除するという生命倫理が
なによりも優先されなければならない。
自ら被爆した医師の目を通して私たちも追体験したい。」
と結ばれている。
さっそくネットでこの本を注文した。
目を通していなかった雑誌「医と食」の最新号。
丸々48時間の日・当直の合間に何ヶ所か読んで、驚いた!
新たに 書評 というコーナーが設けられていて
コメントは編集長・渡邊昌先生のものであろう。
同先生には、2010-07-18 の記事 さくらさんのコメントへのお返事 にも書いたように
昨年6月の抗加齢医学会総会でお話をさせて頂く機会があり、
たいへん誠実な先生だとの印象が残っている。
その書評に取り上げられている3冊の書籍。
書評1は、「桜沢如一。百年の夢。」
マクロビオティックを世界に広めた桜沢如一氏の伝記。
書評2は、「食べること、やめました」
21歳で難病・脊髄小脳変性症になり這って動くのがやっとの状態から
甲田光雄先生の絶食療法によって回復した森美千代氏の著作。
本格的な断食・生菜食療法を実施してからすでに24年になるという。
筆者の知り合いにも同じ病気で亡くなられた方がおり、
その頃は何もアドバイスできなかった己の無知を悔やむ次第。
そして、書評3は、「死の同心円」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/47/d81d99ddf71ebf252603f2ee76d64608.jpg)
原爆で被爆した長崎の病院の秋月辰一郎医師による被爆直後からの記録。
爆心地から1.4kmしか離れていなかったにも拘わらず、
病院地下に備蓄されていた玄米・味噌・塩を食べていた病院職員は
誰一人死亡することなく生き延びたという。
秋月医師の出身医局である京都大学の放射線科では
「レントゲン酔いには塩をなめろ」という伝承もあったという。
この本の書評は
「私たちは原子力の平和利用などと良い面ばかり告げられてきたが、
クローン人間のように人間が手をだしてはいけない分野が
あるのではないか。
人類滅亡につながる危険が高いものを排除するという生命倫理が
なによりも優先されなければならない。
自ら被爆した医師の目を通して私たちも追体験したい。」
と結ばれている。
さっそくネットでこの本を注文した。