シンガーソングライターのキャロル・キングの
16歳から30歳くらいまでの波乱万丈の半生を
数々の名曲と共に綴った
ブロードウェイミュージカル。
日本版では平原綾香&水樹奈々の
ダブルキャストでキャロルを演じています。
どちらも観たい(聴きたい)ですが、
平原綾香キャロルで鑑賞しました。
16歳のキャロルが、名プロデューサーに曲を売り込み、
作曲家への道を歩み出します。
恋人のジェリーが作詞、キャロルが作曲。
二人の間には子どもも生まれ、結婚。
必死で仕事と子育てに奮闘しながらも
数々のヒット曲を生み出していましたが・・・。
平原綾香さん、何を歌わせてもウットリする素晴らしい歌声。
歌唱力が作品の良さと直結する作品でもありますが、
ミュージカルではあまり聴けないレベルの歌唱力。
あぁ、もうずっと聴いていたい
華麗な衣裳や大掛かりな舞台装置があるわけではないけれど、
艶のある響きのある声、一人一人の歌唱力のレベルも高く、
楽しく感動的なミュージカルで、
幸せな時間を過ごすことができました。
脚本:ダクラス・マクグラス
演出:マーク・ブルーニ
演出リステージ:上田一豪
出演:平原綾香/中川晃教/伊礼彼方/ソニン/
武田真治/剣幸
帝国劇場
2020.11.17