まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 東京港下船

2023-08-30 00:42:04 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



帰り支度を整え、デッキから東京の眺望を楽しみます。
まるで東京が迫ってくるようです。







高層ビルの中、東京タワーは随分とスリム。
船はゆっくりと進んでいるはずですが、
私にはとても早く感じます。







東京国際クルーズターミナルです。







今回の航海距離

東京ー二見(小笠原) 567海里
二見ー東京      563海里
総航海距離 1130海里(約2093km)
 






タグボートの力を借りて無事に東京港入港。
下船の準備が整うと船内放送があり、
車椅子利用者、スィートルーム、
デラックスルームという順で下船します。

クルーズターミナルからは無料シャトルバスで、
東京テレポート駅に向かいました。







この日は、お蕎麦屋さんでランチタイム。
蕎麦とネギトロ丼のセットメニュー。
すぐに日常生活に戻るのでした。

2023.3.21


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 下船日の朝

2023-08-29 00:27:21 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



下船日の朝を迎えていました。
東京湾に入り、船の姿もあちらこちらに。







工業地帯では、雲を突き抜けるような
煙を吐き出しています。







乗船した時には、ワクワクする風景も
下船日は、物悲しい気持ちになるものです。
東京港到着まであとわずかです。







宅急便の集荷は、午前6時~6時半に
客室の前の通路に出しておきます。
外国船のように前日から出す必要はなく、
パジャマ類も宅急便で送れます。







スーツケースを出してから朝食です。
朝食は6時半~8時半、8時15分までに
ダイニングルームへ入る必要があります。







メインダイニング『瑞穂』にて和食の朝食。
洋食ビュッフェもいただけるので、
朝からしっかりと食べたい人向きです。







「海ほたる」が見えてきました。


2023.3.21


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 夜のイベントなど

2023-08-28 01:12:16 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



ディナーを終えた頃、八丈島近くを航海中。
飛行機で行ったことがありますが、
羽田から55分で到着できます。

面積は山手線の内側とほぼ同じの八丈島。
流人の島のイメージもありますが、
縄文時代から人が生活していたとか。
次は船で行ってみたいと思います。







この日も落語にコンサート、
世界の名曲を楽しむレイトナイトステージ、
その合間に徐々に片付けをします。







ナイトスナックに月見うどんを食べたことがなく、
食してみたい気持ちはあったものの断念。







船内新聞とは別にニュースが配布されました。







2024年末には2隻体制となる商船三井のクルーズ体制。
シーボンクルーズラインからクルーズ船を購入。

一度は乗船したいと憧れのクルーズ船でしたが、
あまりの豪華客船で手は出せそうになく、
商船三井のクルーズも二極化するのでしょうか

2023.3.20


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 4日目のディナー

2023-08-27 00:34:37 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



旅の楽しみのひとつが食事でしょう。
ドレスコードは全日カジュアルですが、
ディナーの前には着替えてダイニングへ。

冷やし桜茶碗蒸し

花びらに見立てたたのは、百合根です。
東京港に到着すれば、車窓に桜を楽しめるはず、
一足先に桜を思わせる料理をいただきました。







お造り 本鮪 縞鯵 イサキ

デパ地下もスーパーも刺身の切り身も
薄くなったと思うことが度々ありますが、
にっぽん丸では変わらないようです。
くせのない白身のイサキも







マナガツオ西京焼き

関東ではあまり流通しないマナガツオが、
我が家の食卓に並ぶことはありません。
こうしてマナガツオを食すと
旅に出ているという感じになります。

カツオの名がつきますが、
鰹の仲間ではなく漢字では鯧だとか。







海老真薯湯葉巻き揚げ

山椒塩を軽くつけていただきます。
口の中に美味しさがふわっと広がります。







若ごぼう煮浸し

若ごぼうは葉から根まで全てが食べられるごぼう。
早春の豊かな香りとシャキシャキとした歯ざわりが特徴、
ルチン、鉄分、食物繊維、カルシウム等の栄養素も
豊富に含まれている、栄養満点の野菜に紅ズワイガニ。

何とも贅沢な小鉢でした。







黒毛和牛サーロインのすき煮

すき煮には、牛蒡(ゴボウといえば、このイメージ)、
金時人参、平茸、絹さや、黒毛和牛の贅沢な煮物、
すき焼きのように玉子たれでいただきます。







ローストビーフ

最後の夜にもう一度食べておきたいと
1枚をハーフにして味わいます。

次回『春日』でディナーをいただくのは、
いつになることやら、クルーズ代金が
ステートルームのおよそ2倍です。







筍ご飯 香の物
青さ海苔の赤出汁仕立て


ローストビーフの後にいただいた茄子漬も
これも日本船ならではでしょう。
春を感じる筍ご飯に赤出汁でした。







抹茶モンブランシュークリーム
アールスメロン パパイヤ


お土産に持って帰りたいようなシュークリーム。
フルーツは別腹なのですが、私にとって
シュークリームは別腹とはなりません。







カプチーノ

デラックスルーム以上の客室だからこそ
オーシャンダイニング『春日』での食事を
堪能することができ、カプチーノも味わえます。







メインダイニング瑞穂のメニューはこちらでした。

2023.3.20


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 午後のひと時を

2023-08-25 00:25:16 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



食後のコーヒーを飲むべく、ラウンジ『海』へ。
ゲストバリスタの寺澤孝史氏が
淹れる至福の一杯をいただきましょう。

ラテアート 990円(税込)

ミルクの甘味が感じられフルーティーな
味わいのカフェラテです。
“ru”の部分が残念なのですが。







エスプレッソトニック 880円(税込)

エスプレッソとトニックウォーターの
爽やかな出会い、ライムの香りがアクセント。





コーヒーを楽しんだ後は、映画『グリーンブック』を。
アカデミー賞作品などを受賞した2018年公開の映画。
公開当時も映画館で鑑賞していますが、
マーメイドシアターで再鑑賞です。







念願の小笠原訪問でしたが、
滞在時間が短かく、物足りなさもあり、
それで再訪することに決めました。







片道1000㎞、ほぼ同じコースを航海します。







しかも、海しか見えるものはなく、
行き交う船の姿を見ることもありません。

船内のイベントが次から次へとあり、
読んでおきたい本や雑誌のページを捲るなど
退屈することはありません。







映画鑑賞の後のアフタヌーンティー、
カフェインの取り過ぎが気になるところです。

2023.3.20


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 4日目のランチ

2023-08-24 00:33:40 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



昼食 メインダイニング『瑞穂』

桜海老掻揚そうめん 青ヒラス菜種焼き
春菊白和え 鶏肉と大根の大和煮
白ご飯 香の物 日本茶(玄米茶)

ランチは少し軽めになりますが、
アフタヌーンティーなども控えており、
程良いボリュームとメニューです。







最後に、はちみつ葛スープ
ひとつひとつの素材も美味しいデザート。

コーヒー、紅茶、エスプレッソの用意もありますが、
バリスタの淹れるコーヒーを楽しむつもりです。







ちなみに『春日』のメニューはこちらでした。
2択になるわけですが、味噌カツが苦手、
普通のカツサンドであれば、
『春日』へ向かいました。







メインダイニングへは、階段を下りて直行し、
入口で手指の消毒をします。

並んで待つことはしないので、
こちらに手洗いスタンドがあるのを
今まで気付かずにいたのでした。

2023.3.20


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 午前中のイベント

2023-08-23 01:00:52 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



午前9時からはドルフィンホールにて
「ギャレーツアー&シェフのデモンストレーション」
シェフが体験したワールドツアーの話を聞くと
憧れのワールドツアーへの思いも募りますが、
スタッフにとっても貴重な経験なのですね。







そのイベントが終わった頃に鳥島が見えてきました。
行きは鳥島を一周、説明もありました。







帰りは、皆さん思い思いに
鳥島を眺めたり、写真撮影もゆったり、
天候に恵まれ、楽しむことができました。







アホウドリの姿も確認。







10時半には、お楽しみのビンゴゲーム。
客室に用意されたビンゴカードを持って
再度ドルフィンホールへ向かいます。







ビンゴとなってゲットしたのはこちらです。







山本山の海苔を使用したのりせんべい、
船内ショップでも購入できます。







海苔を味わう海苔が主役のおせんべい。
封を開けた瞬間から豊かな海苔の香りが広がる、
このようなのりせんべいは食べたことがない
さすが日本橋の老舗・山本山の逸品です。

2023.3.20


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 4日目の『春日』朝食

2023-08-22 00:24:34 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



終日航海の4日目は、優雅にゆっくりと
オーシャンダイニング『春日』で
朝食をいただくことにします。

セルフサービスコーナーから
サラダやヨーグルトなどを取り、
テーブルに戻ってくる頃には、
スープがテーブルに運ばれます。







鶏肉とリークのスープ

リークは長ネギに似たヨーロッパ原産の野菜、
鶏肉は、玉葱や長ネギと相性が良いですが、
リークとも合い、美味しく頂きました。







ジュースやミルクはサラダと同様に
セルフサービスコーナーから。







玉子料理は、フライドエッグを選択。
トッピングにオニオンとパパイヤ、
どのような形で出されるのかしらと思えば・・・
玉子料理のレシピが増えました。







ツレは今日もオムレツを選択し、
グリルドミートはソーセージとベーコン。
ボリュームアップ!







パンケーキは、プレーンがチョコレート、
フレーバーを選択できます。
15分ほど時間がかかる場合もあるので、
時間のある朝にいただきましょう。







フルーツとヨーグルト
体調を万全にするためにも欠かせません。







ツレはブレンド、私はカプチーノ。
さあ、今日も楽しい一日でありますように。

2023.3.20


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 3日目夜のイベント&ナイトスナック

2023-08-20 01:07:06 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



小笠原を出港後は、落語にディナー、カジノ、
ピアノ&ヴァイオリンのMelodyTimeを。

カラダも動かさず椅子に座っていただけですが、
「あんかけシーフードスパゲッティー」が気になり、
ナイトスナックの時間にはメインダイニングへ。







おまけにフルーツまでいただきました。







23時からは「☆の部屋」
星座の話ではありませんが、歌やレコードなど、
クルーズディレクター☆の氏の好きなものを紹介。
ラジオの深夜放送を聞いているような心地良さ。

客室にバスルームがあるので、
グランドバスの混み具合を気にする必要もなく、
最後まで「☆の部屋」を楽しみ、
好きな入浴剤を入れてのバスタイム。



2023.3.19


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ にっぽん丸でのカジノ初体験

2023-08-19 00:53:11 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



ヨーロッパ起源とされるカジノ。
ルーレットやブラックジャックなどの
ゲームで金銭を賭ける場所。

海外の大型クルーズ客船には、
カジノが設置されている場合が多いですが、
『カジノと称する施設』とも言い難い
カードルームにあるにっぽん丸のカジノ。







事前受付が必要で、各回定員が12名。
カードルームに長蛇の列ができているのを
度々目撃しており、一度も体験していません。

今回は、カードルームに一番近い客室におり、
様子を見にいくと数人待ちくらいなので、
整理券をいただいておきました。







ルールは分かっているつもりでしたが、
大胆にできずにマイナスでしたが、
ツレはプラスになりました。

玩具の銀行券のようなものをチップに替え、
そのチップを1枚しか置けない小心者でした。
しかも、数字は好きな野球選手の背番号。







にっぽん丸の場合は、景品に替えられるのですが、
2012年の初乗船以来、クイズやゲームで賞金を
コツコツと貯めて4万ドル以上あり、
景品に替えることにました。

2023.3.19


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 3日目ディナー

2023-08-18 00:49:55 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



ディナーの前にドルフィンホールでの
45分間の三笑亭夢丸さんの落語独演会を楽しみ、
オーシャンダイニング春日には遅れて到着。

『春日』の乗船客は、2回ある好きな回に
ドルフィンホールでのショーを楽しめます。







ソムリエ田崎真也氏監修のにっぽん丸
オリジナルハウスワイン ボルドー
赤&白(税込660円)

バランスの良いワインですし、
迷った時にはハウスワインが価格も
控え目でよろしいかと思います。







北海道産 桜鱒と筍のクリーム セロリソース

私は野菜が全般的に好きなので、
多種多様な野菜をいただけることに大満足。

家庭では食材を揃えるのも作るのも大変ですが、
座っていれば美味なる料理が次々と
運ばれてくる贅沢で夢のような時間です。







鮑と雲丹のエスカルゴバター焼き

生でいただきたい食材ですが、
ワカメや青さ海苔を使う
日本人ならではの料理でしょうか。








よもぎ入りライ麦パン&プール(ハード系)

ハード系のパンが好きですが、
よもぎ入りライ麦パンも美味しいです。







真鯛と海老ムースの桜葉蒸し アメリケーヌソース

ソースで隠れて素材が分かりにくいですが、
桜の香りが漂う魚料理にアメリケーヌソース。

エビの殻を炒めることで、甲殻類独特の甘味と
コクが堪能できる、オレンジ色のソースで、
フランス料理のソースの一種。







桜リキュールのソルベ

桜色のシャーベットでお口直し







黒毛和牛フィレ肉のステーキ エスパニョールソース

エスパニョールというとスペイン料理のようですが、
伝統的なフランス料理でのソース作りのベース、
スペイン料理とあまり関係ないとか。







グリーンサラダ オニオンマリネドレッシング

緑ミニトマトにグラバラリーフ、
見事に緑一色のグリーンサラダです。







フルーツタルト

マンゴー、りんご、苺、ブルーベリー、
私のデザートは迷わず決定しました。







アーモンドチェリーケーキ キャラメルアイスクリーム添え
パイナップルソース


ツレが選んだデザートがこちら、2種から選びます。







カプチーノ

今宵もにっぽん丸の味を堪能しました。

2023.3.19


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 小笠原父島 二見港沖出港

2023-08-16 00:39:37 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



目まぐるしく天候が変わる日でしたが、
にっぽん丸の出港時間も迫っていました。
予定時間は17時です。







通船としても協力してくださった
大漁旗を掲げて地元ボート(漁船)が、
にっぽん丸に近づいてきました。







手を振り続けるにっぽん丸の乗船客。







あちらこちらのデッキに立ち、
二見港沖からの出港シーンを見守ります。







「また来いよ」と、ボートから大きな声。







写真を見ていると「また来てね」の声が
聞こえてくるようです。







時間の経過とともに乗船客も集まり、
この出港シーンをカメラに収めています。







僅かな滞在でありながらもこのような
歓送ぶりには感激してしまいます。







離島ならではの歓送シーンといえるかも







亜熱帯気候に属する小笠原諸島は、
最も寒い2月でも最低気温の平均が15.3度とか。
年間を通して温かいとはいえ、まだ3月。
海の中に飛び込み手を振るのは寒いはずです。

いろいろとありがとうございました。







3月の定期船「おがさわら丸」の出港は、
卒業などで島を離れる若者たちが乗船するので、
それはそれは感動的なシーンになるでしょう。







次は、さらに南に行く母島にも行きたいなぁ。







次第に父島を離れるにっぽん丸ですが、
船内ではメロディータイム、落語も始まり、
最も楽しみなディナーも始まるなど
ちょっと慌ただしくなります。

2023.3.19


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ リドテラス

2023-08-15 00:09:22 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



荷物を置き、雨用コートを脱いで、
7階の「リドテラス」に向かいました。
私達を癒してくれるのは
GODIVAのショコリキサー。







ハンバーガーとにっぽん丸ボボティーサンド、
2個ぐらい食べられる程に空腹を感じていましたが、
18時からのディナーを考えるとシェアが無難。







日替わりで楽しめるスープもいただき
お腹も落ち着いたようです。
そろそろ出港時間も迫ってきました。

2023.3.19


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 通船にてにっぽん丸へ

2023-08-14 00:53:14 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



ネイチャーガイドさんの車で再び
二見港岸壁へと戻ってきました。
そして、順々に通船にてにっぽん丸へ。
岸壁発最終通船は16時でした。







1876年、正式に日本の領土になった小笠原諸島。
明治政府主導の入植が本格化すると、
父島・母島は瞬く間に開拓され、
以降20年間に小笠原の風景は一変したとか。







1944年、住民は本土へ強制疎開。
日本陸軍の要塞司令部が設置されていた父島、
そして、母島も激しい空襲を受けました。

その爪痕は、小笠原の森の中や海にも。
世界遺産の島に忘れてはいけない歴史があります。







敗戦後は米軍の統治下になり、
欧米人の住民だけが帰還を許されました。

1968年、小笠原諸島が日本に返還され、
小笠原村が発足、父島、母島の住民も
帰還することができたのです。







もっといろいろなことを知りたいですが、
通船はあっという間ににっぽん丸へ。







スタッフに見守られて乗船です。

東京都小笠原村

2023.3.19


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にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ 小笠原固有種ハイキング④

2023-08-13 01:03:16 | 2023 にっぽん丸 東京発着 春の小笠原クルーズ



雨が止んで、幻想的な小笠原の光景です。
小笠原諸島のうち人が住んでいるのは
父島と母島のみになり、
小笠原村の人口は2,592人(村のHPより)







主な産業は観光業、漁業、農業。
東京都なのでと都営住宅もありますが、
空きがでることはあまりなく、
単身用のアパートの家賃もお高いとか。

何しろ建築資材は、1000㎞も離れた
東京から船で運ばれてくるので、
家を一軒建てるのも大変なことです。







小笠原でしか見られないカラフルでありながら
可憐な花を見つけるとうれしくなります。







乾性低木林と湿生高木林に分かれる森林が
小笠原にのみ自生する固有の植物を育みます。







遠くにザトウクジラも肉眼で見えましたが、
カメラで捉えるには難しいです。







いつ水面に上がってくるのか予測できないので・・・。







「ボートでクジラ探し」のツアーと思われる
ボートが見えたので、ツアーは大成功でしょう。
ボートは約10名ほどの遊漁船で屋根のない船、
水しぶきがかかるのも覚悟しての乗船です。







小笠原では、人間の入植以前には多くの海鳥が
繁殖していましたが、外来種のネズミや
ノヤギによる生息地破壊のため、
海鳥の集団繁殖地が消滅してしまいました。

かつては四種の固有鳥類がいたそうですが、
現在生き残るのは「メグロ」のみです。
残念ながら写真の鳥とは違いますが・・・。







そろそろ「にっぽん丸」へ戻る時間でしょうか。
コロニアル様式を思わせるようなオシャレな
洋風建築が立ち並んでいますね。

父島の暮らしに息づく伝統文化も和洋混在、
様々な魅力を持つ唯一無二の小笠原。
年内にもう一度行く予定です。

東京都小笠原村

2023.3.19


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