まるみのあっちこっち巡り

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はとバス 江戸グルメ探訪記 江戸の握り寿司を味わう

2020-11-15 23:17:13 | お出かけ 東京


握り寿司は、文政(1818~1830)初期に
華屋与兵衛が考案したとされています。

現在の墨田区両国に屋台を構えて、
江戸前で獲れた魚を下処理し、
赤酢のすし飯にのせ、
わさびを挟んで握ったのが始まりとか。







食文化史研究家の永山久夫先生 企画協力の
江戸時代の握り寿司を食べてみたいと
はとバスのツアーに参加しました。

東京駅を10時10分に出発し、築地の自由行動、
ランチは銀座キャピタルホテルです。

バスツアーもまだ不安でしたが、
乗車時間は短いし、江戸グルメに興味があり、
大好きなはとバスの応援にもなると申し込みました。







予想通り、「こはだ」に「穴子」、
普段は避けているネタですが、仕方がありません。
江戸時代に人気のネタですからね。

脂がのった魚よりも淡泊な味が当時の嗜好。
新鮮な近海魚の「こはだ」や「あじ」が定番の寿司ネタ。
まぐろは高級品ではなく「猫またぎ」と
言われるほど嫌われ、トロは処分されたとか。

保存技術がなく傷みやすかったので、
マグロは脂身の少ない赤身を醤油漬けにした
「づけまぐろ」にしています。

さて、握り寿司は一貫が握りこぶし程もあり、
一口で食すスタイルで、その手軽さが
近くの米蔵で仕事をする人に人気だったといいます。

江戸時代の握りず寿司を再現したのは、
「づけまぐろ」と「こはだ」です。
大きくて一口というわけにはきませんが、味は

後に食べにくいと半分に切って提供したことが
「一皿二貫」のルーツともいわれています。







他に小鉢と味噌汁がつきました。







銀座キャピタルホテルは、はとバス直営です。
東京駅までの送りバスもあり、
一部コースの発着拠点ともなっています。

3館合わせて687室は、銀座随一の客室数、
都内各観光地へのアクセスも便利です。







日本橋、浅草・雷門を車窓から楽しんで向島へ。
10月から東京も「GoToトラベル」の対象になり、
初めて利用することができました。

東京都中央区築地3-1-5
銀座キャピタルホテル 茜

2020.10.11

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