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まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

門司港レトロ展望室

2025-06-02 01:13:26 | お出かけ 九州・沖縄



日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計した
高層マンション「レトロハイマート」







最上階の31階に展望室があるので、
直通エレベーターで一気に地上103mの
高みまで登ってみましょう。







民間の開発する高層住宅棟の最上階を利用して
市の展望室を設けるという、
民活方式のユニークな建築です。







門司港レトロ展望室からの夜景は
「日本夜景遺産」に認定されており、
デートスポットとしても人気のようです。

2022年には北九州市が「日本新三大夜景都市」に
全国1位に認定されました。







ガラス越しに関門海峡、門司港レトロや
関門橋、唐戸市場や下関の街並みまで
一望することができます。

関門海峡を行き交う大小の船や港町を
眺めていると時の経つのを忘れてしまいそう。







真っ赤な夕日が落ちていくのを見た後は、
夜景を楽しむまでクリームソーダを
味わうことにしました。







あたりが少しずつ暗くなるとオレンジの
灯りがともり始めます。
日没時には門司港の歴史的な建造物や
海の色が刻一刻と変わっていきます。







関門海峡は、九州の北端と本州の西端の間に位置し、
西の日本海と東の瀬戸内海を結ぶ海峡で、
S字型に屈曲した最小幅が約650mの狭水道。







二つの海の潮位さが海峡内に急潮流を発生させます。
関門海峡の一番狭い場所、早瀬瀬戸では
10ノット(時速18㎞)の潮流が生まれます。

満潮時は西流れ、干潮時には東流れとなり、
1日に4回、約6時間ごとに流れの向きが変わります。







この眺望を楽しみながら食事をしたいですが、
そのような場所はありません。
売店で飲み物やお土産は購入できます。
全方位を見ることができる展望室ではないです。

福岡県北九州市門司区東港町1-32

2024.5.18


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ジョイフル 北九州沼店

2024-12-22 00:13:25 | お出かけ 九州・沖縄



東京九州フェリーに乗船する時には、
「ジョイフル 北九州沼店」で夕食を兼ね、
時間調整をしてターミナルへ向かいます。

以前も登場した大人お子様ランチ878円、
彩りサラダ218円
ドリンクバーにポテトをつまみながら
時間調整をして店を出ます。

何しろターミナル周辺は、埋立地でもあり、
真っ暗でレストランなどはありません。
この「ジョイフル」を逃すと
Uターンして店を探すことになります。







塩辛揚げ定食548円

価格の割には美味しくいただけるので、
マイカーの旅には欠かせない「ジョイフル」
1階が駐車場になっているので、
雨が降っても濡れずに店に入れます。

福岡県北九州市小倉南区沼本町2-885-1

2024.2.20


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関門屈指のビュースポット 火の山公園

2024-12-21 00:12:10 | お出かけ 九州・沖縄



関門海峡や関門橋が眼下に見下ろせ、
北九州も一望できる関門屈指の
ビュースポット火の山公園。







フェリーの乗船時間まで時間はたっぷりあり、
関門トンネルを走り山口県下関市へ。







標高268mの火の山山頂へは、
自動車専用道路の火の山パークウェイか
ロープウェイを利用します。







火の山パークウェイは、無料、
通行時間は8時~23時30分。

山頂には、立体駐車場がありますが、
1台も駐車している車がなく、
写真だけを撮って退散しました。







雄大な眺望で火の山公園として整備されており、
次の機会に公園を散策しようと思います。







日本の歴史が動くとき、
舞台はいつもこの関門海峡。

山口県下関市みもすそ川町

2024.2.20


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ライオンズ応援団も演奏する「炭坑節」発祥の地

2024-12-20 00:14:22 | お出かけ 九州・沖縄



「月が出た出た月が出た、ヨイヨイ」の一節、
私もよく口ずさんでしまう「炭坑節」
田川市石炭記念公園内に記念碑、
歌碑があり、炭坑節が流ています。







選炭作業中の労働歌として歌われたのが
発祥だそうですが、私が歌ってしまうのは、
ライオンズ 試合開始前の選手紹介時や、
試合中にチームが勝っている場面で流れるから。

ここがルーツであったのかと感慨深いものが。
炭鉱の歴史がわかる場所へ行きたいと思い、
ナビをセットしたのですが、
呼ばれてしまうものがあったのかも

埼玉西武ライオンズの前身が福岡に本拠地を置く
西鉄ライオンズだったために
「炭坑節」が引き継がれているのです。







「あんまり煙突が高いので」は、
国登録文化財、経産省認定近代化産業遺産に
指定されているこの二本の煙突がモデル。

福岡県田川市大字伊田2734ー1

2024.2.20


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田川市石炭・歴史博物館 日本初ユネスコ世界記憶遺産 山本作兵衛コレクション

2024-12-19 00:08:28 | お出かけ 九州・沖縄



筑豊随一の規模を誇った
三井田川鉱業所伊田竪坑の跡地にある
石炭を主テーマとするユニークな
田川市石炭・歴史博物館。







「採炭現場のジオラマ」などで
石炭産業の歴史がわかるようになっています。

2011年、日本で初めてユネスコ世界記憶遺産に
登録された「山本作兵衛コレクション」
697点のうち、627点を所蔵。

炭鉱労働者として自ら体験のもと、
筑豊のヤマの仕事と生活を描いた記録画。
絵と共に書き込まれた解説文により、
筑豊のヤマの情景が蘇ります。







屋外には実際に炭坑で使用されていた
ロードヘッターや人車などの
大型機械類が展示されています。







石炭の輸送に活躍した蒸気機関車(9600型)
二本の煙突は、伊田竪坑の動力用として
設置された蒸気機関の排除用煙突。
1908年に築造された煉瓦造の煙突です。







復元の炭坑住宅も展示しています。
内部は明治・大正・昭和期の炭鉱の間取りが
再現されており、炭鉱王・伊藤伝右衛門の
本邸を見た後だけに興味深いものでした。







地下深部の石炭を採掘する竪坑の巻上機とともに
使用された竪坑櫓は、イギリス製の
バックステイ形で1909年に完成したもの。

竪坑櫓と二本煙突は国登録文化財、
経産省認定近代化産業遺産に指定されています。

福岡県田川市大字伊田2734ー1

2024.2.20


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いいづか雛のまつり 優美に光る平安物語 旧伊藤伝右衛門邸会場

2024-12-18 00:29:16 | お出かけ 九州・沖縄



紫式部の見た平安貴族の日常を伝右衛門邸で

訪れる人々を光り輝く平安時代の世界へと
誘う旧伊藤伝右衛門邸の座敷雛。

約300坪もの建物の中でも一番の広さを誇る
本座敷・次之間に飾られた眩いばかり、
優美極まる平安時代のシーンを
座敷いっぱいに再現しています。







紫式部は藤原宣孝に嫁ぐも3年で先立たれ、
『源氏物語』ではその悲しい気持ちや
平安貴族の生き様と誇り、異性に対する
憧れなどを写し込んだ世界観を描いています。







旧伊藤伝右衛門邸のここかしこに
人形やお道具などが展示されています。
こちらは吊るし飾りのコーナー。







柳川市の「さげもん」は見たことがなく、
ぜひ見ておきたいと思います。







「明治天皇パレード」
軍国主義へと向かって行く様子が
わかるように思います。







精巧に造られた人形のお道具の
数々に圧倒されました。







雛まつり期間中の旅は、歴史的建造物などに
雛人形が飾られ、華やかな雰囲気に包まれます。
まだまだ寒い季節ではあるものの
春を感じられて幸せな気分になります。

福岡県飯塚市幸袋300

2024.2.20


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国指定重要文化財・国指定名勝 旧伊藤伝右衛門邸

2024-12-17 00:06:57 | お出かけ 九州・沖縄



筑豊にその名を轟かせた
炭鉱王・伊藤伝右衛門の本邸の
敷地面積は約7,570㎡(約2,300坪)、
建物延床面積は約1,020㎡(約300坪)。







玄関だけを見るとそのような
豪邸には見えないかもしれませんが、
明治後期から昭和初期にかけて
増改築を重ね構造された近代和風住宅。







玄関を入り左側にある応接室。
1910年頃、食堂の2階に西洋館が建てられ、
1917年には解体され、現在の位置に
洋風の応接室が造られました。







建造物は、2020年国指定重要文化財に
庭園は、2011年国指定名勝に指定されました。
2006年に飯塚市の所有となり、
修復工事を経て2007年より一般公開。







本座敷・次之間

15畳の大広間、12畳の次之間が続いています。
北側に書院窓、南側に違棚を並べます。
襖絵は海を背景に帆掛け船の引手が
浮かぶように見せています。







畳廊下・矢羽根天井

約50mの畳廊下が配され、天井は矢羽根天井
(錯覚により天井に高低差を感じる)が
あしらわれています。







最初の妻を失った伊藤伝右衛門は1911年に
伯爵柳原前光の娘・燁子(歌人柳原白蓮)と再婚。
燁子は大正天皇の従妹にあたります。

50歳にして、25歳の若き花嫁を迎えることになり、
伝右衛門が、日本建築の粋を集めて改築、
この水洗トイレも白蓮のためとか。







和洋折衷の邸内は、どの部屋も細部にまで
こだわり華麗で贅を尽くした
屋敷に仕上げられています。







日本庭園に面して4つの棟と3つの土蔵からなる
御殿のような豪華さを放っていますが、
特に2階の白蓮の居室は、日本庭園を
一望できる見晴らしの良い部屋。







銀箔で作られた押入れや水上泰生が描いた蝶を
あしらった天袋など様々な意匠がこらされ、
白蓮の歓心を得るための細工さえあった、
豪華絢爛な造りとなっています。







2014年放送のNHK連続テレビ小説『花子とアン』
『赤毛のアン』の翻訳家として活躍した村岡花子の
半生をもとにしたドラマですが、腹心の友として
登場する柳原白蓮にもスポットをあてており、
こちらに来たいと思っていました。

福岡県飯塚市幸袋300

2024.2.20


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JR佐賀駅周辺を散策

2024-12-15 00:15:09 | お出かけ 九州・沖縄



佐賀県の県庁所在地・佐賀市の代表駅である
長崎本線のJR佐賀駅は、1891年に開業。
特急列車を含む全列車が停車します。







駅前広場はゆったりとしています。
通勤時間帯ではないためか、
人通りも少ないです。







佐賀県は九州の中でも一番人口が少なく、
面積が小さい県ですが、
移住ランキング全国8位になったことも。
私も九州なら佐賀県と思います。







日本の中では比較的気候が温暖で、
降雨量は多いですが、地震は少ないです。

県庁所在地の市ですが市内の
常設駅は4駅しかなく、
これは全国の県庁所在地では最少。







「佐賀城下ひなまつり」の期間中です。
前回、佐賀市を訪れたのは、
3月3日のひなまつり当日でした。







佐賀駅で私が訪れたかったのが「佐賀之書店」
永らく佐賀駅で姿を消していた書店が、
2023年12月に復活したというニュースを見て、
とても気になっていたのです。

100平方メートル弱の店内に1万5000冊が並び、
バランスの良い本のセレクトに感激。







こちらの書店のオーナーは、直木賞作家の今村翔吾氏。
「九州さが大衆文学賞」という文学賞受賞、
佐賀に恩返しをしたいという思いがあったとか。

講演を聞いてみたかったなぁ。

佐賀県佐賀市駅前中央

2024.2.19


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ジョイフル 佐賀牛津店

2024-12-13 00:25:58 | お出かけ 九州・沖縄



荒天の中、長崎市から一般道を北上、
佐賀県に入りました。
そろそろランチと入ったのが、
国道34号沿いの「ジョイフル 佐賀牛津店」

九州を車で旅しているとファミレスどころか、
飲食店も見つからないことがありますが、
そんな時に見かける救世主
「ジョイフル」と思っています。







プレートランチ 650円(税込) 

朝食をしっかりといただき、
助手席に座っていただけなので、
量はちょうど良かったです。







日替わりランチ 500円(税込)
ランチドリンクをつけても658円です。

価格の割に満足のいくランチ。
自宅の近くにもあると良いのですが。







ランチアイスが各152円(税込)

この日、九州北部と九州南部・奄美地方で春一番。
国内200地点以上で2月の高温記録を更新。
暖かいので思わずアイスを追加。







道中、雨に煙る風景が広がっていました。

日常生活では見ない風景なので、
美しくもあり、怖くもあり、
そのうち「ジョイフル」を見かけ、
ホッとしたようなうれしくなりました。

佐賀県小城市牛津町上砥川242-2

2024.2.19


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世界新三大夜景の煌めき

2024-12-10 00:12:22 | お出かけ 九州・沖縄



古くから異国の文化を受け入れた長崎。
その歴史は街のそここに残り、
異国情緒と歴史ロマンにふれられる
旅する人を魅了する街。







度々長崎を旅していますが、
ここまで眺望の良いホテルに
宿泊するのは初めてです。







長崎港は、1571年に開港。
鎖国時代に出島にオランダ商館が置かれ、
日本唯一の外国との窓を開いて、
様々な文化を受け入れてきました。







2024年2月9日~2月25日まで、
長崎の冬を彩る冬の風物詩、
「長崎ランタンフェスティバル」が、
市内中心部で行われていました。







期間中、長崎新地中華街をはじめ、浜市、
観光通りなど市内中心部に
約1万5千個の中国ランタンなどが飾られ、
長崎の街は極彩色の灯で彩られます。







前日の土曜日には皇帝パレードが行われ、
皇帝に福山雅治 、皇后には仲里依紗が扮し、
旗隊など総勢約100名が豪華な中国衣裳に
身をまとって盛大に行われました。

長崎県長崎市風頭町2-1

2024.2.18


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外海の出津集落のその他のポイント

2024-12-07 00:22:20 | お出かけ 九州・沖縄



遠藤周作記念館

角力灘(すもうなだ)を見下ろす絶好の
ロケーションを楽しめる記念館。
遠藤周作の遺品、生原稿、蔵書などの
貴重な資料を展示しています。

「神様が僕のためにとっておいてくれた場所」
遠藤周作氏にとって外海はそのような場所でした。

「人間がこんなに哀しいのに
 主よ 海があまりに碧いのです」
外海に「沈黙の碑」が刻まれています。

島原の海も天草の海を見ても
同じように感じ、切なくなりました。







長崎市の北部に位置する市内で唯一の道の駅。
外海地区の農林水産物の特産品が
販売されている「道の駅 夕陽が丘そとめ」
遠藤周作文学館に隣接しています。







雄大な角力灘が一望できる夕陽スポット。
夕陽の眺めは長崎屈指の美しさといわれるほど。
晴れた日には五島列島を
遠望することもできるそうです。

雨の気配を濃厚に感じ、夕陽は諦め、
ホテルへ向かいます。

長崎県長崎市東出津町

2024.2.18


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世界遺産 出津教会堂

2024-12-06 00:21:45 | お出かけ 九州・沖縄



1882年に建設された出津教会堂は、
国指定重要文化財であり、
世界遺産の構成遺産の一つです。







ド・ロ神父が集落の中心部に建て、
信徒の増加に伴う2回の増改築を経て、
正面と背面の両方に鐘塔のある
現在の姿に1909年になりました。







内部の見学と説明を受けることができました。
貴重なお話を伺えたことが何よりです。

堂内の写真撮影はできません。
靴と帽子を脱ぎ、静かに拝観します。
見学の感謝の気持ちは、教会堂保存のための
寄付として設置されている献金箱へ。







集落を見下ろす高台に建てられた出津教会堂は、
住民の心のよりどころとなっています。

ド・ロ神父は、教会堂を建てる時にも
台風の害を避けるために屋根を低くしたり、
視線を祭壇に向けさせるために平天井にするなど
独自の工夫をされています。

ド・ロ神父の建築は、風土に密着した洋風建築で、
堅牢で実用的なところに特色があるそうです。

長崎県長崎市西出津町2633

2024.2.18


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世界遺産 外海の出津集落を歩く

2024-12-05 00:10:18 | お出かけ 九州・沖縄



「外海の出津集落」は、潜伏キリシタンが
何を拝みながら信仰を実践したのかを示す
4つの集落のうちの一つです。

外海歴史民俗資料館前の駐車場に停めて、
ド・ロ神父記念館、旧出津救助院、
出津教会堂などを見学するため、
坂を上って行きます。







旧出津救助院は、ド・ロ神父が村人の
窮状を救うために建設した授産・福祉施設。

潜伏キリシタンがカトリックに復帰し、
ド・ロ神父がもたらした新たな技術を学び、
「潜伏」が終焉に向かう移行期について
解説しています。







遠藤周作が17世紀の日本の史実・歴史文書に
基づいて創作した歴史小説「沈黙」の
舞台ともなっている外海地区。
映画化やオペラ化もされています。







国内で最後の宣教師が殉教したのは1644年、
潜伏キリシタンが密かに拝むことにより
信仰を実践し、共同体を維持してきました。

1865年の信徒発見後、宣教師と接触して
カトリックへ復帰、「仮の聖堂」を建てました。
ド・ロ神父が長崎へ渡来したのは1868年、
外海地区に赴任したのが1879年です。







出津集落の潜伏キリシタンは、
解禁後に段階的にカトリックへ復帰。

1882年にド・ロ神父が集落の中心部に
出津教会堂を建てたことで、
彼らの「潜伏」が終わりを迎えました。







マーティン・スコセッシ監督『沈黙 -サイレンス-』は、
遠藤周作著「沈黙」が原作です。

涙なしには読めない小説ですが、
隠れキリシタンらに対する激しい迫害や
拷問・処刑のシーンの多い映画は、
映像がフラッシュバックするようで、
足取りも重くなります。







外海の石積集落景観は、国選定重要文化的景観。
近世から続く畑作を中心とした集落景観で、
結晶片岩を主とする独特の地質によって
形成された石積みを特徴としています。

生活生業に関連した多種多様な
石積構造物がみられます。

長崎県長崎市西出津町

2024.2.18


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ド・ロ神父記念館

2024-12-04 00:10:03 | お出かけ 九州・沖縄



1968年11月に開館した「ド・ロ神父記念館」
この建物は、鰯網工場として用いるために
1885年に神父自ら設計・施工したもので、
翌年からは保育所として使用されたものです。







ド・ロ神父(1840-1914)

外海地方の産業・社会福祉・土木・建築・医療・
移住開拓・教育文化などに奉仕したフランス人宣教師。
46年間日本で過ごし、そのうち33年間を
神と外海の人々に仕えようと意をつくしました。

貧しく厳しい生活を強いられている人々の
魂や肉体を救うため、社会福祉や
産業開発などに力をつくし、
今なお多くの人々に敬愛されています。







写真は、今でも美しい音色を奏でる
「ド・ロ神父のオルガン」

宗教関係の展示品だけではなく、
薬箱、手術用機材、人体模型、大工・左官道具、
設計工学書・染料・指導書、産業関係や
日常用品なども展示されています。

長崎県長崎市西出津町2633

2024.2.18


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長崎市外海歴史民俗資料館

2024-12-03 00:07:57 | お出かけ 九州・沖縄



長崎市外海(そとめ)地区には、約1万年前から
大野岳の周辺でヒトが生活をしていました。
先史時代の遺跡や中世~近世にかけて、
新しい文化と伝統文化の発展を見ることができます。

大村・佐賀両藩の領地として厳しい
封建制下に支配された長く暗い
谷間生活を余儀なくされたのです。

1571年、外海地方に南蛮文化がもたされて、
キリシタンが広く伝わっていきました。
キリシタンの特異な歴史・文化など、
貴重な資料が豊富にみられる施設です。







「外海の出津(しつ)集落」として、
世界文化遺産 長崎と天草地方の
潜伏キリシタン関連遺産の
構成遺産の一つとなっています。

入館料:一般310円/小・中・高100円
(資料館とド・ロ神父記念館)

長崎県長崎市西出津町2800

2024.2.18


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