寝たふり

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

何年か前、ここがお店をされていた時にその番犬をしていた「シロ」君に偶然会いました。縁側でのんびり寝ているのかと思いきや、薄眼を開けてこちらを見ています。本当に安心できる時代が来るまでは、彼も働き続ける覚悟のようです。

いくらかこの58mmを理解できたように思います。これを選ぶにあたり、50mm付近の候補を3本に絞りました。一つはこのNikon 58mm、次にSigma 50mm art、最後の一本がCarlzeiss 50mmです。どれも開放F値は1.4です（マクロプラナー50mmは開放F値が2.0で、素晴らしいレンズでしたが今は使っていません）。Zeissは開放で使用するのに難があり、最初に断念。残る二本＿NikonかSIGMAか＿で判断に苦しみましたが、どちらが人の目の見え方に近いかで判断。Nikonに決めました。おかしな話と思われるかもしれませんが、私にはSIGMAは見えすぎ（解像しすぎ）て全体のバランスが不自然に見えます。妻に両方の撮影サンプルを見せたところ、ためらわずにNikonを選びました。理由は「やわらかくて自然」とのこと。
レンズは優秀さの点で人の目に遠く及びません。それでいて人間の目は案外アバウトです。Nikon AF-S 58mm F1.4Gにそれを感じます。

山桜

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.8　NikonD3X )
山桜は（多くの場合）葉芽と花を同時につけ、ソメイヨシノなどと比べると随分早く花を咲かせます。花の色も形も素朴、木の周辺に人々が集うこともなく、話題になることもほとんどありませんが、足を運びたくなる私の春のシンボルです。

（ホトケノザ・f/1.6）

いつもの時間

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

いつもの時間、いつもの場所、うちのワンコは散歩に出かけます。ただし雨の日は別で、外に出ようとしません。11年ほど前の大晦日、雨に濡れて倒れていた生後2～3ヶ月のこのワン子を拾ってきました。その時の記憶があるのかもしれません。西の空を見て明日の天気を考えるのは人だけかもしれませんが、ワン子は晴れればそれで幸せです。

（ f/6.3NikonD3X )

次の季節の始まり

Nikon AF-S NIKKOR 85mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

この二三日で季節が目に見えて動き出した、そんな気がします。父と息子は、今日、春の畑の用意をしたようです。何を植えるのか楽しみです。畑の向かい、道路端に椿があります。私のうちは山を背にし、市内よりいくらか海抜が高いため気温は低めなので、これから鮮やかな花を咲かせると思います。ラッパ水仙も咲きました。

一ノ坂川 橋の向こう

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

一ノ坂川が流れる県道203号線（旧国道9号線）と道場門前商店街の間が、しばらく見ないうちに景色が変わっていました（この橋は残っていましたが）。数年前、橋の正面は不思議な雰囲気につつまれた雑貨屋さんでした。もう営業されていないようですね。

梅そして菜の花

Nikon AF-S NIKKOR 85mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

85mmのテストのために、仕事を終え、そして出かけました。夕方のため色温度も下がっていますが、真上に太陽があるより穏やかな写真が撮れるこの時刻が好きです。
近くにある梅林では「枝垂れ梅」が満開です。帰り道、バス停がある近くの川土手で菜の花を見つけました。年齢とともに寒さがきつくなりました。温かな日差しが恋しいこの頃です。

白

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

前を通りかかっただけですが、どんな内容の店舗なのか気になる店構えです。（山口市）

３月10日＿私の家の周辺では未明から雪に。妻の「雪が＿」という声で目が覚めました。昨年の同じ頃ミニラッパ水仙が咲いていましたが、今年はその気配もありません。春は少し遅れているようです。

鴨居の鳩

Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/1.6　NikonD3X )

作られたものを見ると作者の特質を知ることができる＿という経験はありませんか。道路に面した玄関、木製の引き戸の鴨居の上に鳩のつがい＿？がいます。リアルな形、色とは言えませんが、見ていて微笑ましくなる、これを作られた方の優しい心に触れたような気になりました。

三月になって

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

三月、渓流が解禁になると季節は一気に走り出し、野山に色が見え始めます。我が家では花には殆ど関心を持ちませんが、梅酒や梅ぼしと、梅の実は欠かせません。とはいえこの時期、花の赤は貴重な色です。
ニコンの58mmを試し始めました。画角はNokton 58mmで経験があるものの慣れが求めらますが、開放で距離をある程度おけば、いい遠近感を表現してくれます。

一の坂川の柳（ f/1.6　NikonD3X )

花屋には桜が届いていました。（ f/1.4　NikonD3X )
このレンズ、近距離で開放を使う場合被写体を選びます。小さなものの集合体ではなく＿ひとかたまりのもの＿の方がいいようです。