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こんなことは久しくありませんでしたが、
予報円の中心に山口を置き、我が家をめがけて勢いづく台風に恐怖を覚え、考えられる全ての備えをとりました。
母屋は新築当時雨戸が有りましたが、木の建具からアルミに交換した時、木製雨戸は消えてしまいました。
この家は軒が深く、周囲に頑丈なイブキの生垣があるため、父は「問題ない」と考えたようです。
しかし増築部分、縦横一間分の開口がありながら、雨戸が有りません。
予算の問題か、たとえ台風の時でも西から強く吹き込むことはない・・と、父は判断したのかもしれません。
とはいえ不安は募り、手元にあった残材や家具でバリケードを作りました(大きな隙間が目立ちますが・・)。
激しい雨、それなりの強い風は吹きましたが、幸い大きな被害はありませんでした。
でも全てを元に戻すのに、苦労しました・・。
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父が亡くなりひと月以上が経ちましたが、数十年かけ両親が手元に集めた荷物の整理をまだ続けています。
家電、陶磁器、ガラス、金属類、家具などその多くは行政に引き取りをお願いしました。
ここまで総重量700キロほど。
でも小さな残材は残ります。そこで裏庭で密かに焼却しました。久しぶりに楽しんだ火の番です。