after you

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赤トンボ

2021年09月25日 17時02分49秒 | AF-S 105mm F1.4E ED

Nikon AF-S NIKKOR 105mm F1.4E ED( f/1.4〜2.8 NikonD850 )

 

最近この界隈であまり見かけなくなったトンボに、シオカラトンボがいます。

少年時代の夏の記憶を届けてくれていた、トンボです。一方、赤トンボはいまも健在で、群れをなしています。

彼らの姿を見ない_そんな時が来ないことを願います。

春、一株九十八円で買ったホテイアオイがどんどん増え、花をつけました。

メダカとの相性はとてもいいようで、水を吸い上げ浄化し、産卵場所を提供してくれます。

とは言っても、いまメダカ君は二匹。なかなか家族が増えません。

 

昨日高津に行きました。今の時期、つまり九月に釣れないのはあまり経験がありません。

毎年スズキをお持ちするのを楽しみにしてくださる方へ、早く届けることができるといいのですが・・・。

待っててくださいね。

 

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むかし話

2021年09月17日 22時53分15秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2( f/2.0 NikonD850 )、 105mm、58mm

 

台風がまともに山口県を駆け抜けようとしています。ここしばらくそんな事は有りませんでした。

いま、目の中にいるようです。雨も風も収まりまり、虫たちの声と夜の静けさが戻ってきました・・・。

私は山口市の一ノ坂川のほとり、後河原で生まれました。

当時の両親は貧しく、今はもう有りませんが、「公設市場」の魚屋で私に食べさせる白身魚を買うと、

その日の父と母のおかずは買えなかったとか。

でも両親の窮状を行きつけの魚屋さんは見ておられ、残った魚をいつも安く譲ってくださったそうです。

そして当時は内風呂などまだない時代。

赤子の私を毎日お風呂に入れると、自分たちは銭湯にも毎日行けなかったと笑いながら話してくれました。

積み重なった人生の苦難のひとつひとつを、いつか人は楽しい思い出のように話せる時が来るようです。

私もそうかもしれません。でもそれはずっと先のこと・・・そんな気がします。

彼岸花が野山で咲いています。鮮やかな色が秋の到来を強く知らせています。

飛べないスズメの家、頭に描いていたものと違う形になってしまいましたが、イブキの茂みに置きました。

でもあれ以来姿を見ていないのが気がかりです。

 

 

 

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飛べないスズメ

2021年09月10日 21時47分33秒 | その他

iPhone8+

 

随分歳を重ねた母が最近スズメを友達にしています。

窓の外に朝夕穀物を撒き、話しかけています。それを仕事場で聞きながら、ひとり微笑む時があります。

その母が「いつも来るズズメたちの中に飛べないズズメがいて、仲間が支えている」と話していました。

歳のせいで時々話が飛躍したり、びっくりすることを話すのであまり気にしていませんでしたが、

先日、その子を見ました。ゴン太が見つけました。

母が言うようにその子は飛べないようで、地面をぴょんぴょん走っています。

いつも敷地の端にあるイブキの垣根の中にいると母は言っていましたが、本当にそこにいました。

そして十四、五メートル離れたイヌマキの垣根の中にも移動して、地面に巻かれた穀類をついばんでいます。

(イヌマキの実には関心がないようですが・・)

 

それでこの子に雨風をしのぐ家を作ろうと思います。水と食事台も置く予定です。

スズメは長生きです。残る日々この子が健やかに暮らせますように・・・。

 

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リンゴそして高津

2021年09月03日 10時07分18秒 | その他

iPhone8+

 

九月、天候や諸々のスケジュールを考えながら、最初の週のどこかで高津に行くことを決めていました。

そして、九月一日、決行です。

普段は脇目も振らず高津へ向かうのですが、この日は家族の要望で津和野のリンゴ園に寄り道しました。

「加工用」のリンゴを買うためです。

まだシーズンには少し早く、獲れるリンゴの品種も限られているため休園しているところもありましたが、

今の時期は「津軽」という品種が中心のようです。

四〜五個入り千円前後が一般的ですが、形が悪かったりどこかに傷があるなどの加工用は1.7Kgで500円。

あるリンゴ園の冷蔵庫で保管されていた「加工用」を全て買い取りました。

(貪欲は良くないのですが、受けた指示がそうだったので・・・ここだけの話ですが)

予報では益田は日中曇り、深夜から雨の予報ですが、津和野を越えるあたりから厚い雲がかかり始めました。

 

車窓から:徳佐から津和野に入る峠の手前付近(Photoshopで彩度を最大に設定)

高津に到着:午後四時過ぎ、まだいくらか陽射しがあります。

 

五時を過ぎたあたりから厚い雲に覆われました。

天候はともかく、驚いたのは先日の大雨で川の様子が一変したことです。

どうしたものかと・・・頭を抱えていたとき、年配の釣り人が近づいて来られました。

昨年短い挨拶をしたことは覚えていますが、あれこれ話すのは今回が初めてです。

三週間前の豪雨の時、高津川河口付近には洪水警報による避難指示が出たこと・・・、

その時上昇した水位がまだ下がらないので河川敷がなくなったこと、川の中央に有った砂州の様子がわからず、

川の流れが読めないこと_など、熱心に話して下さいました。この近くにお住まいのようです。

話を合わせて差し上げたいのですが、私は人と会話することが本当に苦手。「口がとても重い」人間なのです。

でも「良い聞き手になること」は訓練の賜物なのか、幾らかできるようです。

この人よく話すな・・・と私は持参した夕食を食べながら、太陽が海に落ちるまで聞くことにしました。

日没後、川の流れが読めないまま時間だけが過ぎていき、稲妻も頻発するので怖くなり早々に切り上げる事に。

土手を上がると、車のそばでその方が待っておられました。私と友達になる機会を探しておられたようです。

奥さまを亡くし、長く一人暮らしのこの方に、良い知らせを聴く機会が開かれるといいのですが。

 

 

 

 

 

 

 

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