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ニホンミツバチ顛末記 後半

2024年06月30日 17時58分04秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

ハチたちの引っ越しが終わり、手元に蜜をいっぱい含んだ巣が残りました。そこから蜜を集めていきます。

遠心分離機など有りませんので、集める方法はいたって原始的、重力を利用します。

こんな装置を六つ作りました。そうするとこうなります。

 

 

これをビンに集めます。

 

 

 

その結果約3リットルの蜜を集めることができました。

小さなハチたちが集まり組織され、その働きがこんなに大きな成果をもたらすことに本当に驚きました。

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ニホンミツバチ顛末記

2024年06月22日 19時55分48秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

怪我で入院中、ニホンミツバチに関し色々なことがありました。その一つが「分蜂(ぶんぽう)」です。

聞いた話を簡単にまとめると、「分蜂」は女王バチが働きバチを伴い、新たな巣を作るため出ていくことです。

屋根裏に住む蜂たちは四月後半、二度(長女と次女の女王蜂が働きバチを伴い)「分蜂」をおこないました。

これを確認し、巣の撤去(引越し)を六月半ばと決めました。さて、その当日です。

 

巣のおおよその位置は私が事前に調べていました。

奈良と山口を行き来されている養蜂家の力を借り、天井を開口していきます。

懸念はしていましたが、天井を開けてみるとやはり蜜の重さで巣が落ちていました。

でも見上げると蜂たちは新たな巣の層を、元の場所に作っています。

冒頭の写真はまさに進行中のものです。測ると一つの部屋の開口部はすべて5mmです。

ハチがなぜこのように正確で幾何学的な構造物を作ることができるのか、不思議に思われるはずです 。

 

時間をかけ、新旧の巣を屋根裏から撤去。

そして生涯初めての体験、巣に溜まる蜜を直接味わいました。(次回に続く)

 

 

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万年筆

2024年03月31日 15時56分07秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

以前この記事で万年筆のことを取り上げたことがあります。書くこと、手の技は飽きることはありませんが、

「書く楽しさ」に関して、当時万年筆に強い愛着を持っていたわけではありません。

思いが「古き良き筆記具」で止まってしまい、その先へ行くには何かきっかけが必要でした。

私の場合、万年筆のインクは「青」か「黒」だと思い込んでいましたが、その見方が変わった・・、

それがきっかけです。

いま、書くことを楽しくさせてくれる一番お気に入りのインクが、「アース・カラー」・茶・です。

キーボードをいくら打っても楽しいと思ったことはこれまでありませんが、

インク(もっといえばペン先・ニブ)を選ぶことで万年筆は書く楽しみが無限に広がること発見しました。

手前のインクがプラチナの「アースカラー」、奥がペリカンの「ジェード」・緑・です。

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椿

2024年03月23日 17時25分13秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

雨や寒さ強風と不安定な天気が続き、道端にある椿が花を落とし、足元が赤く染まっています。

これはこれで風情があります。

先日母のいる施設の方から連絡があり、体調の変化を知らせてくださいました。

「高齢故に、いつどんなことがあるかわからないので、そのことを知っておいてください」という内容でした。

「老化と死」という、人にはどうすることもできない問題が私たちを支配し、隷属状態においています。

悲しみしか生まない、絶対に有ってはいけないこの隷属状況がいつまでも続くわけではありません。

明日の日没後、そのことを考える集まりが一年に一度、世界各地で開かれます。

陽当たりのいい竹林にタケノコが出始めました。

竹の種類はよくわかりませんがまだ小ぶり。いつものように初物は天ぷらで、旬の味を楽しみました。

 

 

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春の足音

2024年03月16日 22時16分10秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

寒い季節が過ぎ、春の訪れを身近に感じる、暖かな一日でした。

先週は本当に多忙で、モクレンの花が散り始めたことにも気づきませんでした。

陽当たりの良い竹林にタケノコが頭を出しはじめています。

午後六時過ぎ、陽が落ちようとしている黄昏時、久々ゴン太とベランダでビールを飲みました。

「お疲れさま、首に疲れ、出ないといいですね」

 

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父の覚書

2024年03月11日 17時53分37秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2、iPhone14

 

1967年にジョン・ハートフォードが書き、グレン・キャンベルのカバーで有名な "Gentle on my mind"。

経験してきた大切な瞬間を思い起こす時、穏やかな気持ちで心が満たされることを歌っています。

いま長男と家の塗装を続けていますが、そこで見つけたのが壁に残された父の覚書です。

家のどの部分をいつ修理し、設備のメンテナンスをどうしたか、父は細かく壁に記録していました。

穏やかな父の記憶が蘇ってきます。

消さずに、いつまでもこの家の一部として、ここに残そうと思います。

 

 

 

 

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パンランチ

2024年01月28日 14時05分05秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2、iPhone14

 

週の半ば、強い寒気に山口は震えました。この周辺は日中でも三度まで気温が上がりませんでした。

週末はいくらか気温があがると考えていましたが、日曜(先ほど)空に雲が広がり、みぞれ混じりの雨に。

あとふた月近くは寒さを我慢・・と思うのですが、植物たちはすでに季節の変化を感じているようです。

 

土曜日、友人たちが集まりパンランチで午後のひと時を過ごしました。

昨年同様、今年もなんだかんだと理由をつけては友人たちを集め、食事をする機会が増えそうです。

人との関わりを築くのが苦手な私ですが、長く訓練され、やっと人並み程度までこぎつけました。

とはいえいつも「お手柔らかに」と祈りつつ臨む、友人たちとのひと時です。

 

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ゴン太のハンバーグ

2024年01月20日 22時52分39秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

週の半ば、毎年受けている「人間ドッグ」へ行ってきました。

胃カメラ検診の人数枠に今年も入ることができず、バリウムを飲むことに。

バリウムって、飲むときも出す時も気持ちのいいものではありません。次は考えなくては・・。

検診で一番気落ちしたのは、身長が3mm縮んだことです。朝早く計測したから・・と思うようにしていますが、

牛乳を飲んで次の検診までに取り戻そう・・と目論んでいます。

今日はハンバーグです。レシピも固まり、焼き方のコツもつかめてきたので楽勝です。

ひき肉とパン粉そして卵を加え(タマネギや調味料を入れる前に)ゴン太の分を取り分けます。

ここに来て7年、彼も人柄(ワン柄)が随分変わりました。家族を信頼し、色んな自分を出してきます。

仕事中表情にスキを見せることはありませんが、ゴン太はみんなの人気者です。

 

 

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どんな年、2024年

2024年01月07日 12時32分46秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

蝶番が錆び、表ばりのめくれ_など、傷んでいたフラットマンドリンのケースを修理しています。

六ヶ所ある蝶番の錆びた木ネジ外し、蝶番の錆を落とし再取り付けするのですが、これがが大変す。

内張を全て外せば木ねじでいけますが素材が手に入らないため、真鍮のナットを埋め込むことにしました。

手抜きが嫌で大変な思いばかりする、損な性分です。

「地震」の知らせで始まった2024年、明日はもっといい日になるのか、気になります。

穏やかで心を広く保っていれば、あるとき必ず、意外なところからその答えがやって来るかもしれません。

 

 

 

 

 

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フラットマンドリン:其の二

2023年12月17日 17時53分07秒 | Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

Carl Zeiss Makro Planar T*50 ZF.2

 

身体のこと、家の事、仕事や他のことが重なってしまい、なかなかフラットマンドリンまで手が回りません。

でも少しずつ手を入れています。

指板が均一ではなく、フレットも痛んでいたのでその交換と指板の平面出しをおこないました。

そしてひどくはありませんでしたが、ネックの順反りをトラスロッドで調整。

「これぐらいかな」と思っていたのですが、時間とともに気にかかることが、塗装です。

これが作られた年代、木部に着色した後のクリア仕上げはおそらくニスかラッカーです。

工房ではひとつひとつ丁寧に仕上げられますが、この個体はそこまで丁寧に作られていません。

仕上げの塗装の厚さにムラがあり、クリア塗装が黄変しています。

それで普通は絶対にしないのですが、吹付で塗装された塗膜を下地が痛まないギリギリまで落とし、

再塗装することにしました。音に影響が出る可能性も覚悟の上ですが、目をつぶれない、悪い癖です。

普通フレットはニカワのような、熱を加えると柔らかくなるノリで指板の溝に取り付けられています。

指板は固い木材が用いられているため、外す時は割れないようにハンダコテで熱を加え引き抜きます。

しげぴさんへ

「気遣ってくださり、本当にありがとうございます。

今月初旬、それまでに仕事で体を冷やしたのが悪かったのか、背中から腰を痛めてしまいました。

その時点で年内仕事がないと知らされていたので休養できると思っていましたが、

急ぐ仕事が入りそうもできず、今日まで来ました。身体は大事にしようと思います。

ラリー・キャンベルという名前をお聞きになったことはあるでしょうか。

カントリー、フォーク、ブルース、などのジャンルで多くの弦楽器を演奏するマルチ音楽家です。

フラットマンドリンは彼に影響を受け始めたのですが、

普段はブルーグラス、今は " Harvest Moon "(ニール・ヤング) に取り組んでいます。

上手くはできませんが、日常から離れたい時の気分転換です。

しげぴさん、コメントありがとうございました。前を向いて頑張ります。」

 

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