東京スカイツリー

Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21mm ZF （ f/8　NikonD3X )

ここは防府市にある、標高631mの大平山山頂です。比べるのもおかしなものですが、東京スカイツリーは標高634m。同じような高さまで来ています。正面に見えるのは周南市の大津島、その左、山肌が削られているのが御影石で知られる黒髪島。さらにその奥は下松市です。

トレニア

Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/1.4　NikonD3X )

大きさは1円玉ほど、色合いがツユクサに似ています。こちらを窺う、長い首のロボットのように見える滑稽な植物です。

彼岸花

Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/1.4　NikonD3X )

今年お米は豊作だと聞きました。晴れた日が少なく心配していましたが、（この周辺では）現実はそうではなかったようです。稲刈りが終わらない田の畦には彼岸花が咲いています。遠くからもはっきりわかるその色は＿M100+Y100＿の金赤（きんあか）に幾らか黒を加えたものでしょうか。黄金に輝く稲穂と競う、この季節特有の色彩です。

ツメ切り

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD3X )

ワンコのツメが伸びていることは気付いていました。フローリングの床を歩くとき、氷の上で滑るのが怖く前にも後ろにも進めなくなって困っている人＿のような仕草を見せていたからです。その様子をみかねて、妻が犬の爪切りを友人から借りてきました。みんな初めての経験でしたが思いのほか簡単に済んでしまいました。でもその顔は、「まだ何かするの」、と言わんばかりです。

土手の上

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD3X )

土手の上を自転車に乗った子どもが通ってゆきます。ここは高津川の土手の下、高低差は10mほどです。河口付近は度重なる大水とそれに対する防災工事のために様子が変わり、昔の面影は年ごとに消えています。あと何年この川に通えるかわかりませんが、星を見、ウキをみて過ごすひとりの時間、それに替わるものはないかもしれません。

belong

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD80 )

日本海に注ぐ高津川にスズキを釣りに行き、日が落ちるまで時間があるので土手を歩いていると、年配のご主人と散歩するワンコに会いました。
話を聴くと二週間前、捨てられて保健所にいたのを引き取ってこられたとか。まだ半月しか経っていませんが、ワンコは子どもの時からいたかのように、家族の一員として暮らしている様子を話してくださいました。残る命の日々の間、自分はもう一人ではないこと、決して見捨てられることもないことを、このワンコは確信しているようです。引き取られた時、このワンコは親切なこの方に＿属したのです。
スズキですが、家族は待っていましたが、残念なことに出会えませんでした。

50mm f2 & 35mm f1.4

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD3X )

食卓の隅で芽をのばす不思議なものを目にしたのが3週間ほど前。伸びてくるので邪魔になり、他のデスクに移したものの最近気になりよく見ると、それは水耕栽培のサツマイモでした。料理の後、妻が残った芋のかけらをグラスに入れ育てていたものと思われます。
ところで、以前からZeissの50mmと35mm、画角もさることながら開放値の違いがどう出るか試そうと考えていましたが、概要をつかむことができました。好みもありますが、違和感がなく自然に見えるのはf2のマクロプラナーでしょうか。35mmとの絶対的な比較はできませんが、マクロプラナーがよくできたレンズであることの証拠だと思います。



Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/1.4　NikonD3X )

九月の声

Carl Zeiss Planeer T*85mmF1.4 FZ.2　（f1.4 Nikon D3X)

アブラゼミの鳴き声ががツクツクボウシに代わり、日が落ちると、スズムシが鳴き始めています。季節が折り返したようです。