apple

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD3X )

妻が一目惚れし、友人の分とともに買い求めた「りんご」の置物です。
最初にこれはりんごであると言われると、私たちの多くはおそらくそのように見てしまいますし、特にそのことに疑問も持ちません。
ここに言葉の怖さ＿言葉が人に与える影響の大きさ＿を感じます。一つの意見や片方からの見方で物事を判断しないように注意したいと思います。特に人間関係において。

ガラス越しの鞆の浦

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD3X )

鞆の浦に逆戻りです。
ガラス越しに捉えた風景は印象的で、その一枚はなぜか心に残ります。
鯛味噌の専門店「鞆 肥後屋」は、江戸初期から鯛網漁が盛んな小さな港町 鞆の浦に店を構える老舗です。

Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21mm ZF （ f/2.8　NikonD3X )　　「鞆の津ミュージアム」内部からエントランスを見たものです。

Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/1.4　NikonD3X )　　営業されていない店舗の前で。

アルミ缶風車

Nikon AF-S NIKKOR 85mm F1.4G　（ f/1.4　NikonD3X )

カメラとレンズの組み合わせは永遠の課題にも思えますが、状況の変化でレンズシステムを入れ替えることにしました。マニュアルフォーカスは　Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21mm ZF.2　だけ残し、（オートフォーカス）Nikon 58mmF1.4Gと85mmF1.4Gを加えました。これは85mmの最初のカットになります。
ある寒い日のこと、妻と１軒の家に伺い、初対面でしたが、軒先で軽やか回るアルミ缶風車の事でご主人と会話がはずみました。親切なご主人は奥に入りこの風車を持ってこられ、私たちにプレゼントしてくださいました。ゆずの木の下でいま、家人の往来を見つめています。

同じものを　58mm F1.4G _絞りF1.6 で最短距離から撮影したものです。

さよなら35mm

Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/2　NikonD3X )

2012年から使っていたレンズとお別れの時が来ました。オートフォーカス全盛の時代にあってCarl Zeiss は本当に素晴らしいレンズで、たくさんの記録を残してくれました。難点といえばシャッターを切るまでに時間がかかることですが、三脚に据え、多少の時間など気にせず対象と向き合うならZeissのレンズの右に出るものはないかもしれません。その楽しみを教えてくれたレンズでしたが、テンポを保ちながら撮影できないジレンマがあり、視界に近い画角をカバーするレンズをオートフォーカスに入れ替えることにしました。レンズは資産ですが、同じ画角を重複して持たない（持てない）のが私のスタイル。後ろ髪を引かれながら手放すことにしました。そうなりそうです。これが最後の記録です。

薬味成分入り サイダー

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD3X )

鞆の浦に酒造会社があることをgoogleマップで知り、家族に地酒でもと考えながら歩いていました。先に見つけたのは妻で、薬味成分が入った「保命酒」というお酒を扱う蔵元に入って行きました。勧められて試飲したようですが妻の目指すところと違っていたようで、息子たちにとサイダーを買って出てきました。「保命酒、はちみつ、シナモンを融合させた」わずかにアルコール分を含む炭酸水です。

鞆の津ミュージアム

Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/2　NikonD3X )

鞆の津ミュージアムの床です。蔵を再利用したモダンな造りで、床も個性的です。手斧ではなく機械による加工だと思いますが、足底に木の感触とぬくもりを伝えてきます。

どこにどの糸巻きを置いていくか、むかし色を決めるのに使っていた色見本帳を思い出しました。

どや、◯◯じゃろ！展 其の一

Carl Zeiss Distagon T*35mm F1.4　（ f/2　NikonD3X )

鞆の浦、その浦のいくらか北に「鞆の津ミュージアム」があります。初めての地でどこに何があるのかわからぬまま、路地の角で見つけた建物でした。何度か前を行き来したものの、妻と二人、惹かれるように入ってしまいました。
この日は「広島県知的障害福祉協会」による作品展が開かれていました。妻もかつてデザイン畑の片隅に席を置いていた一人。飾らない、心が語りかけるままに創作された作品に強い興味を覚えたようです。
印象的なエントランス、そこに作品展のポスターが貼ってあります。

古い蔵を利用したモダンな室内

フキノトウ

Carl Zeiss Makro Planar T*50mm F2 ZF.2 （ f/2　NikonD3X )

谷にそって山水が流れ落ちる小川の土手に顔を出したフキノトウ。目覚めた春の息づかいを身近に感じました。

フキノトウの側には、梅が咲き始めています。