天高く

Nikon AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED　（ f/5.6　NikonD3X )

家の北側、母や妻が家事で奔走するバックヤードがあります。そこに今年アシナガバチが巣を二つかけ、数にして数十、頭の上を出入りしています。ある時巣を取ってしまおうと考え、そばにいた母に怖くないかと尋ねたところ、ハチに言い聞かせてあると話します。よく聞くと「人に手出しをすると、ここにはいれなくなるからね」と言い聞かせたそうです。そのせいか今のところ、かれらは家人と程よい距離を保ちながら生活しています。
秋の空が高いように、昔の人の考えることには＿まだ手が届きそうにありません。

小銭

Nikon AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED　（ f/1.4　NikonD3X )

妻と二人、毎月500円積み立てています。半年で6,000円、二人が時間を取れる日を選び、それを持って食事に出かけます。今回は二度目の下関、帰りに下関美術館に寄ってみました。

首輪と茶碗と、小さなマット。

iPad で撮影

この子が持っているのは、鑑札が縫いこまれた首輪とステンレスの茶碗、そして体が半分しか入らない小さなマットです。わずかなものですが、こうして愛着を示しながら「今あるもので満足」しています。

カラス

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.6　NikonD3X )

ワンコと歩く散策コースに携帯の受信基地があります。山の中にあるため、毎年カラスが巣をかけます。地上では渋柿が色ずき始め、熟すと誰よりも早く彼らが収穫にやって来ます。

彼岸花が例年に比べわずかに早く咲き始めています。秋ですね。

再会 ソラちゃん

携帯で撮影

一年前、高津でお会いしたご老人とその元に引き取られたワンコにもう一度会えないかと、この日、高津で考えていました。願いは通じるもので、散歩途中の二人と再会することができました。名前も「ソラ」と付けてもらい、体重も増えとても元気そうです。二人の表情に、幸せが満ち溢れていました。
ソラに励まされ、西に消える太陽を見ながら日暮れを待ちます。

Nikon AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED　（ f/5.6　NikonD3X )

晴れた日の徳佐

ロータリーのキノコ

iPad で撮影

JR防府駅南口のロータリーに楠があります。駅が整備された時に植樹されたものですが、その根元にキノコが顔を出していました。キノコは未だ私には未知の分野です。
以前、仕事に関連し「キノコ博士」にその見分け方をて教えていただいたことがあります。山間に暮らし、キノコと共存する生活に憧れを感じますが、時間の観点から、今の私には無理です。でも諦めたわけではありません。いつかそんな暮らしを楽しめる時代が来ることを信じています。

夏水仙

Nikon AF-S NIKKOR 58mm F1.4G　（ f/1.6　NikonD3X )

九月の声を聞いたばかりですが「夏はどこへ」、そうした日々がしばらく続いています。山を下る夜風は冷たく、窓を閉め羽毛の寝具を使い始めました。庭先にはヒガンバナの仲間、美しいピンクの花を咲かせる「ナツズイセン」が花を咲かせました。

高津川

Nikon AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED　（ f/1.6　NikonD3X )

（高津川・後編）いまから1年前、この場所で長く外国航路で船員として働いておられたご主人と、その方が引き取られたワンコに会いました。二人はいまも元気にされているでしょうか。そんなことを考えながら日没を待つ間にも、ワクワク顔で散歩するワンコたちに会いました。川土手は彼らの格好の散歩コースです。
ところでその日は大潮でした。河口付近で釣りをするとき潮が大きいのは良し悪しで、刻々と変わる川の流れに毎回苦労します。この日魚が姿を見せたのは流れが大きく変化した、わずか10分ほどの間でした。

（正しい名称はわかりませんが）川土手にはアサガオが。

阿東町徳佐

Nikon AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED　（ f/1.4　NikonD3X )

8月最後の日曜日、午後から島根県の益田へ。週末から秋雨前線が発生し、いつ雨が降ってもおかしくない状況でした。
津和野の手前、周囲を山に囲まれた町＿徳佐があります。今ここでは収穫を待つ黄金色の稲が大地が覆っています。残念だったのは曇天で、望んでいた景色が撮れなかったこと。違った角度から見る青空のもとに広がる景色は壮大です。

津和野から約40分、今年初めて見る高津川です。河口付近は年ごとに様子が変わっています。スズキが顔を見せてくれるといいのですが。