おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

ソラマメのバンカークロップ 麦

2013年06月13日 06時53分35秒 | 農業

写真1 ビール麦の間にソラマメ 2013/04/14


写真2 ビール麦の茎丈(稈高)はソラマメより高い 2013/04/14


写真3 06月、ビール麦は枯れ、ソラマメにも枯れ葉。 2013/06/02


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 農村歩きの定路に有機農業者・秋山幸男氏のビニールハウスや田畑がある。
 その畑の一つに、2013年04月、ソラマメを護るように麦が生えている(写真1・写真2)。
 麦を見てバンカークロップを連想。
 具体的には、有機農業者・金子美登(かねこよしのり)氏の霜里農園で見た、教わった麦と、
 寄生蜂、アブラムシ、イチゴ との関係を思い出す(当ブログ2012年05月30日)。
 すなわち、麦に寄生蜂の餌となるアブラムシが集まり、
 寄生蜂はイチゴにつくアブラムシに卵を産みつけ、アブラムシの繁殖を抑制する。
 寄生蜂にとって、麦は餌場。
 我々にとって、麦はイチゴへの農薬散布を抑える作物、安全安心を保障する作物。
 このようなバンカークロップ、天敵利用の有機農業であろうと、2013年06月02日、確認すると次のよう。
   ナスの間にビール麦を敷いていたら、芽が出た。
   麦は害虫忌避の効果があり、また風避けにもなるので、そのままにしていた。
   麦はビール麦。
 予想どおり、麦はバンカークロップであった。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影地:栃木県下野市






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