おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

黒部川扇状地湧水群 いくじ・生地地区を歩く

2016年02月27日 00時00分00秒 | 農村の水



写真1・写真2 尽きることなく地下60mから湧き出るショウズ・清水。ちょっと一杯の女性。「あいの風とやま鉄道」生地(いくじ)駅前、徒歩10秒。常時約11℃。飲料用具2個






写真3・写真4・写真5 県道2号線に沿う民家の庭に湧き出る水、湧水量豊富

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 北アルプス・鷲羽岳を源流とする急流黒部川
 昔むかし、峡谷を抜ける宇奈月温泉辺りから扇状に広がった
 その名は黒部川扇状地、扇端部は富山湾
 黒部川流水の一部は扇状地の伏流水となり、扇端部で湧き出る
 扇状地を掘ると清澄水が自噴
 黒部市域には約750ヵ所の自噴井戸が掘られている(注1)
 当地では、湧水や自噴水をショウズ・清水と呼ぶ
 清水は飲料水、炊事、洗濯など生活用水や農業用水に使われてきた

 筆者は、2007年08月02日、黒部市の農家を訪ねた
 その際、田んぼの向こうに「名水の里 黒部」の看板(弊ブログ2011年08月02日写真1
 いつの日か「名水の里」再訪を期す

 ついに、今月02月11日誕生の初孫がチャンスをプレゼント
 13日に孫と対面
 翌14日、春一番吹く風雨のなか、妻と二人、「名水の里 黒部」を歩く
 具体的には、扇端部のいくじ・生地地区
 JR北陸線から移行した「あいの風とやま鉄道」生地駅で下車
 「魚の駅 生地」をめざし、強風ゆえ傘を閉じ、県道2号の歩道を歩く
 観光マップに掲載された「魚の駅」近くの清水が目的地
 途中行き会った人は一人
 県道を走る車中人は、物好きなおじさん、おばさんがいると我々を見る
 (帰宅後、妻は風邪1週間)
 
 さすがに、「名水の里」「清水の里」の生地
 駅から10秒足らずに清水(写真1・写真2)
 県道2号脇の住宅地に清水(写真3~写真5)

 さて、駅前清水の向こうに村椿公民館(海抜4m・海岸から820m・写真1の3階建て)
 筆者は「村椿」の文字を見て高校野球甲子園大会の魚津高校と徳島商業の延長18回、再試合を想起
 魚津高校投手の姓は「村椿」、元中日ドラゴンズの板東と投げ合った
 生地駅で確認すると、「村椿」投手は当地の中学校卒業

 さてさて、「村椿」地区の隣りは吉田地区
 YKKの創業地、工場や記念館等が立地

 注1 典拠:「越中黒部清水の里 黒部観光ガイド(生地まち歩き)」
    http://www.ikuji-machiaruki-guide.com/ikuji-kanko/syouzu-meguri/
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年02月14日 撮影地:富山県黒部市生地


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