おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

菜の花にトウミ・唐箕

2020年04月18日 08時21分31秒 | 農業






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 歩く前方にトウミ(写真1・注1)
 中国伝来の穀粒選別農具
 それゆえ冠に「唐」
 米、麦、大豆などを脱穀し
 円筒状胴に付くハンドル(写真2右)を手で回しつつ
 穀粒、不念実・秕、稈などを上部の漏斗状枠に入れる
 起風で穀粒は重い順に斜状出口に落ちる
 軽い秕、稈、ごみは落ちない
 端・写真2では左端から飛ばされる

 さて唐箕持ち主のMさんに伺う、次のよう
 米、麦、大豆、ゴマなどの選別に使った
 唐箕がないと農業は成り立たなかった
 種籾の選別にも使った
 今年は大豆に使った

 畑の唐箕は「サシナミ式」
 愛知県豊川市の「株式会社 指浪製作所」の製品
 現在も各種農具を製造販売
 
 注1 弊ブログ2015年12月21日2013年04月18日2012年02月10日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2020年4月16日
 撮影地:埼玉県久喜市
コメント (2)
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